松岡正剛は何者だったのか? 「知の巨人」「香具師」……探求続けた“編集者”としての「強さ」と「弱さ」
■さまざまな意見が飛び交う、松岡正剛という存在 「ユリイカ」11月号は、「特集 松岡正剛 1944-2024」である。今年8月…
ちくま新書・橋本陽介編集長インタビュー「テーマが問いの形になっていた方が読者は受けとめやすいのではないか」
筑摩書房のちくま新書は、1994年の創刊から今年9月で30周年を迎えた。10月発売の新刊6点で総刊行点数は1838点となり、累計…
劇作家・唐十郎さん、小説家としての「顔」虚実の境界を弄ぶ“創作術”と迷宮へ誘う“物語”
■芥川賞を受賞、小説家としても評価 唐十郎が、急性硬膜下血腫のため5月4日に亡くなった。84歳だった。1960年…
『ガリレオ』『新参者』『マスカレード・ホテル』 東野圭吾作品の映像化、なぜ人気?
『容疑者Xの献身』が、3月23日にフジテレビ系で放送される。同映画は、福山雅治主演で人気を博したドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系…
『SF超大作「三体」』をより楽しむために! 物語を追いやすくなる6つのポイントを解説
WOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信中のドラマ『SF超大作「三体」』が面白い。各国の優秀な物理学者が、「物理学…
「狂う」「原罪」「孤独」……BUCK-TICK櫻井敦司が多用した言葉 三島由紀夫、京極夏彦、小説家からの影響
10月19日のライブ中の体調不良で救急搬送され、脳幹出血により57歳で急死した櫻井敦司。BUCK-TICKのボーカルであり多くの…
速水健朗「90年代は馬鹿みたいに浮かれていた時代」 『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』インタビュー
速水健朗『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(東京書籍)は、副題になった世代の50年間の出来事を追った年代記である…
砂村かいり × モモコグミカンパニーが語る、アイドル活動を終えた後の人生 「カメラをむけられないけれど、生活は続く」
環は、デザイン事務所に転職した。上司でデザイナーの菜里子は、かつて憧れた地元のアイドルだった。環自身も過去にアイドルを…
浅田彰や柄谷行人との交流も 坂本龍一の出版界における歩みを振り返る
2023年3月28日に71歳で亡くなった音楽家の坂本龍一は、イエロー·マジック·オーケストラ(YMO)の世界的な成功や、映画『ラ…