日向坂46・佐々木久美「言葉で伝わらない時は痛いくらい抱きしめたい」卒業するグループへの熱い想い

4月6日開催のライブをもって、アイドルグループ・日向坂46を卒業することを発表した、佐々木久美。キャプテンとしてグループを支え続けた彼女の1st写真集『めくる日々』(DONUTS/主婦の友社)が、3月25日に発売される。

身長168.3cmの抜群のスタイルを活かし、『Ray』専属モデルとしても活躍する一方で、日向坂46の一期生としてグループを牽引してきた佐々木。アイドル、モデル、そして枠にとらわれない彼女自身の魅力が詰まった一冊となっている。
今回のインタビューでは、卒業を控えた今の心境、ファンへの想いとともに写真集に込めたメッセージを語ってもらった。
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全力でキャッチボールも 自然体の写真集
ーーソロ写真集が発売されることが決定した時の心境を教えてください。佐々木久美:グループを卒業する前に写真集を出すことが夢だったので、発売が決まったときは本当に嬉しかったです。以前にもグループで写真集を出させていただきましたが、自分だけしか写っていないソロ写真集はやはり特別に感じます。グループの活動では制服や衣装が多いですし、こんなに色んな姿の自分が丸々一冊にまとめられるのは写真集ならでは。私はファンの方々が喜んでくれることに達成感を感じるのですが、以前からファンの方から「写真集が見たい」と言われることが多かったので、その期待に応えられたのが何より嬉しかったです。
ーー写真集の収録カットが公開されるたびにファンの反応も熱かったですね。
佐々木:発売が発表されてからファンの方々とお話しするイベントがあったのですが、表紙やポストカード、先行カットが解禁されるたびに「このカットが好き!」と教えてくれて、想像以上に喜んでくれているのが伝わってきました。卒業を発表した後なので、ファンの皆さんも色んな想いを抱えてくれているのを感じるのですが、最終的に「卒業も写真集も全部ひっくるめて、おめでとう!」と伝えてくれるので、その温かさが嬉しいです。

ーー撮影に向けて特別な準備はされましたか?
佐々木:姿勢を綺麗に見せたかったので、ピラティスに通いました。南国での撮影ということからノースリーブの衣装を着用することが多かったので、肩のラインをきれいに見せたかったんです。首からまっすぐ落ちるラインが理想だったのですが、ストレッチを続けていくと、理想の肩に近づけたので写真集ではぜひ注目してほしいです。

ーー野球のグローブをはめているカットも収録されているように、この写真集には佐々木さんのパーソナリティも表れていますね。
佐々木:私といえば野球、というイメージを持ってくださる方もいると思うので、キャッチボールしているところは写真集に入れたいとお願いしました。ユニフォームっぽい可愛い衣装を用意していただいて、実際にスタッフさんとキャッチボールをしているところを撮っていただきました。周りに人もいなかったので、表情の映りとかは全く気にせず、全力でキャッチボールを純粋に楽しみました(笑)。そんな姿も私らしいのかなと思います。
この写真集を撮影するにあたって、改めて色んな方々の写真集を読んだのですが、私は自然体な姿にキュンとすることが多かったので、自分の写真集でも自然な感じでいたいと思ったんです。写真集を一緒に作ったスタッフの皆さんも『Ray』でいつもお世話になっている方々だったので、私も無理せず自然体でいることができました。

ーー写真集には佐々木さんが飼われている愛猫とのカットも掲載されていますね。
佐々木:プロのカメラマンさんにうちの猫を撮影していただける機会なんて、写真集くらいでないとできないことなので、私が「(猫と)いっしょに撮影したい!」とお願いしたんです。実はファンの方々の中には、私よりも私の猫のほうが好きという方もいて(笑)。私としても「だよね!うちの息子、可愛いよね」と思いますし、母として誇らしいです。そんな我が家の猫ファンの方々の希望も叶えられたことも嬉しいです(笑)。