小説の記事一覧

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GA文庫大賞から早くも年間ベスト級登場

早くも2021年ベスト級のラノベ登場? 『ダンまち』輩出のGA文庫大賞、金賞作品がすごい

大森藤ノによる『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を送り出したライトノベルの新人賞「GA文庫大賞」は、スニーカ…

累計160万部「神様の御用人」人気の理由

神様だって悩みがある!? 累計160万部「神様の御用人」シリーズが支持される理由

本 ライトノベル 週間ランキング(2021年1月11日~17日・Rakutenブックス調べ) 1位『薬屋のひとりごと10(ヒー…

“陰陽師もの”がたくさん書かれる理由とは?

安倍晴明がバリスタや隣人に? “陰陽師”がフィクションの世界で人気者になったワケ

陰陽師を“おんみょうじ”と読めるくらい、今の世の中は陰陽師という存在が一般的なものになっている。神主や僧侶ほどリアルな存在ではな…

『炎の蜃気楼』特異なファンダムの理由

『炎の蜃気楼』が30年間、熱狂的に支持された理由とは? 特異なファンダムを生んだ“中毒性”に迫る

長い歴史を有し、これまで数々のヒット作を送り出してきた集英社コバルト文庫。2020年にシリーズ30周年を迎えた桑原水菜の『炎の蜃…

2021年に注目のライトノベルはこれだ!

『スパイ教室』『蜘蛛ですが、なにか?』『裏世界ピクニック』……2021年のライトノベル界を予想する

ライトノベルと言えば、誰もが思い浮かべる谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズが、9年半ぶりとなる新刊『涼宮ハルヒの直観』を出して、大いに…

『ようこそ実力至上主義の教室へ』人気の理由

『ようこそ実力至上主義の教室へ』が圧倒的に支持されるワケ ハイパー・メリトクラシー化した学校空間を描く巧みさ

衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ』(MF文庫J)は2015年5月から刊行されてシリーズ累計430万部以上を突破、TVアニメ…

「とりかえばや物語」は進化する

氷室冴子『ざ・ちぇんじ!』の革新性とは? 受け継がれる「とりかえばや物語」の魅力

コバルト文庫の看板作家として活躍し、かつては少女の読書の定番だった氷室冴子。そんな氷室受容に“断絶”が生まれ、若年層のなかで氷室…

作家が浮き彫りにするアメリカの現実

1960年代、黒人少年が更生施設で受けた暴力とは? 全米で話題『ニッケル・ボーイズ』が突きつけるアメリカの現実

2020年5月。アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで黒人のジョージ・フロイド氏が白人警官に膝で首を押さえられ死亡した。続いて7月と…

『このラノ!2021』作品から人気ラノベ分析

『千歳くんラムネ瓶のなか』『異修羅』『スパイ教室』……『このライトノベルがすごい!2021』ランクイン作品を分析

今、熱く読まれているライトノベルを投票によって選ぶ宝島社の『このライトノベルがすごい!2021』が11月24日に刊行。文庫部門で…

異例尽くし『シャンフロ』急発進の理由

主人公は半裸で鳥頭!? 異例尽くしの『シャンフロ』が急発進した理由

小説投稿サイトの「小説家になろう」発で、ゲームの世界に飛び込み現実とは違うバトルや冒険、そして新しい出会いをもたらしてくれるスト…

船橋市はなぜ小説の舞台として描かれ続けるのか?

ふなっしーでお馴染みの船橋市、小説の舞台としての魅力とは? 下町とも郊外とも違う"普通さ"が生み出すリアル

太宰治といえば東京の西、三鷹にゆかりの深い作家といったイメージが強くある。三鷹で暮らして『走れメロス』や『人間失格』などを書き、…

『野性の呼び声』に見る理想のリーダー像

不運の大型犬は、いかにして橇犬チームをまとめた? 名著『野性の呼び声』から見えてくる理想のリーダー像

「叩き上げの苦労人」。このフレーズを聞いて今真っ先に思い浮かぶのはそう、自伝的小説『マーティン・イーデン』が昨年ヨーロッパで映画…

『キム・ジヨン』で描かれる絶望と希望

これは私たちの物語だーー『82年生まれ、キム・ジヨン』で描かれる「絶望」と「希望」

現在日本でも絶賛上映中のチョン・ユミとユン・ユ共演の同名映画の原作である『82年生まれ、キム・ジヨン』は、1982年生まれのキム…

人気声優が表紙に? 現役医師が描く名探偵

声優・浪川大輔が演じる医師は“変人で名探偵”? 現役医師が書く医療ミステリーの面白さ

アニメの『ハイキュー!!』で、大王様こと天才セッターの及川徹を演じ、『ヴァイオレット・エヴァガーデン』のアニメで、ヴァイオレット…

明治時代から変わらない人間の業

すべてから見放された少女、悲惨な物語の結末は? 『明治深刻悲惨小説集』が伝える、変わらない人間の業

国内外の古典から絶版品切れによって埋もれてしまった名作まで、優れた文学作品を刊行する文庫として知られる講談社文芸文庫。このレーベ…

『罪の声』作者が描くアニメ業界の現在地

アニメの“作画崩壊”はなぜ起こる? 『罪の声』作者が描くアニメ業界の現在地

 グリコ・森永事件を題材にした小説『罪の声』が映画化され、10月30日に公開となる塩田武士。綿密な取材で定評のある作者が…

将棋の世界に女性のプロ棋士はなぜいない?

なぜ将棋の世界に女性プロ棋士はいない? 綾崎隼『盤上に君はもういない』の問いかけ

藤井聡太二冠の歴史に残る大活躍で、最高潮に沸き立つ将棋界にあって、次の歴史的な"事件"となりそうなのが、女性プロ棋士四段の誕生だ…