「トクマの特選!」が面白い

小松左京、かんべむさし、笹沢左保……SFミステリーの復刊続々! 「トクマの特選!」が仕掛ける、名作のアップデート

ひと握りの例外を除き、人気のあった本もいつかは絶版になる。当然だろう。出版社の倉庫も、書店の棚も有限だ。電子書籍は別にして、次々…

『SFマンガ傑作選』が面白い

手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都……まさに70年代SFマンガの豊穣! 『SFマンガ傑作選』が面白い

福井健太編の『SFマンガ傑作選』は、1970年代の作品を中心にした、SFマンガのアンソロジーだ。表紙に“THE BEST OF …

2021年は“時代ミステリー”の当たり年

2021年は“時代ミステリー”の当たり年 文芸評論家が教える注目の作品とジャンルの傾向

今年は時代ミステリーの当たり年である。  とにかく次々と、時代ミステリーの秀作が出版されている。ちなみにミステリーの世界では、…

“ヤクザ”は新たなコンテンツに?

“ヤクザ”主人公の漫画、描かれ方に変化アリ? 『極主夫道』『珈琲いかがでしょう』が人気のワケ

元ヤクザを主人公にした漫画が、相次いでテレビドラマ化されている。おおのこうすけの『極主夫道』と、コナリミサトの『珈琲いかがでしょ…

少女漫画の変遷を辿る作品が続々

BLの原点は“美少年漫画”にアリ? 『リボンの騎士』から70年、少女漫画の変遷

ここ数年、少女漫画を回顧する内容の本が増えている。まず注目したいのが自伝(もしくは自伝的)漫画だ。松苗あけみの『松苗あけみの少女…

日本でミリタリーSFが生まれづらかった訳

なぜ日本でも“ミリタリーSF”は成立するようになった? 「星系出雲の兵站」シリーズ誕生の背景を探る

SFのサブジャンルのひとつに、ミリタリーSFがある。ミリタリーSFの定義は、なかなか難しい。大雑把に書くと、軍人が主人公、戦争や…