現役裁判官が描く、新人離れしたハイ・レベルな事件簿 ドイツ産ミステリ『暗黒の瞬間』を読む
『暗黒の瞬間』は、ドイツの法学者が弁護士を主人公に法と正義の葛藤を描いた連作ミステリ。強烈な事件を通じて、人間の心の闇や「暗黒の…
四十五歳・主婦の過去にある複雑な事情とは? 寺地はるな『ぬすびと』は静かに心に沁みこんでいく物語
どうして寺地はるなの小説は、静かに心に沁みこんでいくのだろう。寺地作品を読むたびに、そんなことを考えてしまう。本書もそうだ。ペー…
2034年、宇宙人との“ファーストコンタクト”が起こったら……『地球壮年期の終わり』が描く、あり得るかもしれない人類の未来
ファーストコンタクトの林譲治。そういいたくなるほど作者は、ファーストコンタクトを題材にしたSFを書き続けてきた。本書はその最新の…
ナポレオンから福沢諭吉まで……チェス × 歴史奇譚集『コンフィデンシャル・ゲーム』
海外チェス小説のアンソロジー『モーフィー時計の午前零時』の編者である若島正は、「編者あとがき」の冒頭で「古今東西を問わず、チェス…
『りゅうおうのおしごと!』ついに完結へ 将棋界からも高く評価された、棋士たちの熱い人間ドラマを振り返る
白鳥士郎の人気ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』の正編が、20巻で完結した。『このライトノベルがすごい!2017』の文庫部門…
『ルパン三世』新作映画は宮崎駿×高畑勲版のイメージをどう変える? 三つの異なる『ルパン三世』を再考
『ルパン三世』が好きといわれたら、すかさずどの『ルパン三世』と聞き返す。それほど『ルパン三世』関連の作品が多く、一大コンテンツ…
凝った設定と予測不能なストーリーで脚光! 潮谷験の新作『名探偵再び』はまさかの学園ミステリー
潮谷験はデビュー作から一貫して、凝りに凝った設定と、予測不能なストーリーで読者を翻弄している。その作者の最新刊は、なんと〝学園ミ…
『コミケへの聖歌』本や雑誌がない時代を描くポストアポカリプスSF 文明が滅びた後〈コミケ〉はどう象徴化されたのか
タイトルは大切。本当に大切。なぜならタイトルこそ本の第一印象であり、興味を惹かれて手に取るということがよくあるからだ。最近の…








































