文藝春秋の記事一覧
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腐女子が開催する“恋人がいそうなクリスマス選手権”とは? 『まるごと 腐女子のつづ井さん』の爆笑必至エピソード
偶然、手に取った本が面白かったとき、なんだか凄く得した気分になる。最近だと、つづ井の『まるごと 腐女子のつづ井さん』だ。かつて出…
村上春樹が描く「異界」のルーツを辿る ノンフィクション『猫を棄てる』の読み方
本書『猫を棄てる 父親について語るとき』でまず注目したいのが、その成り立ちだ。『文藝春秋』2019年6月号が初出であるノンフィク…
野球小説の名手、本城雅人が電子書籍で自作を3週間限定無料配信 「皆で開幕する日を喜び合えたら」
元スポーツ紙記者で小説家の本城雅人は、度重なるプロ野球開幕の延期のニュースを受けて、自らの小説(電子書籍)を期間限定で無料配信す…
阿部和重『オーガ(ニ)ズム』は2010年代の終幕にふさわしい傑作だーー「擬似ドキュメンタリー的」転回を考察
『Orga(ni)sm』における「語り」の変質 9月に刊行された『Orga(ni)sm オーガ(ニ)ズム』(文藝春秋)は、阿…
宇多田ヒカルと又吉直樹、『文學界』でロング対談 「深淵から生み出されるもの」テーマに語りあう
宇多田ヒカルと又吉直樹の対談が、12月7日発売の『文學界』1月号に掲載される。 2人はNHK『SONGS スペシャル「宇多田…
限界集落を巡る、悲劇と喜劇のミステリー 米澤穂信『Iの悲劇』が問いかけるもの
Iの悲劇。「I」とは「愛」と思いきや、「Iターン」、つまり都市部から出身地とは別の地方に移り住もうとする人々のことを意味する。そ…
是枝裕和にとって『真実』はどんな映画なのか? 書籍『こんな雨の日に』が示す、もう一つの物語
是枝裕和監督の映画『真実』は、これまでの是枝作品のなかでも、ひときわ異彩を放つ一本となっている。というのも、本作の舞台となるのは…