『ウチカレ』賛否両論の理由を考える オタクの捉え方への問題と“低迷”の描き方の凄み
北川悦吏子脚本、菅野美穂×浜辺美波が「友達親子」を演じる『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)が、予想以上に賛否両論…
『ひぐらしのなく頃に 業』はリメイクにも見えた“完全新作” プロデューサーが語る制作背景
アニメ『ひぐらしのなく頃に 業』(TOKYO MXなど)が現在、第18話まで放送され、順調に、いや、想像以上に絶望的な展開となっ…
上白石萌音の需要はますます高まる? 圧倒的な強さは“同性の支持”の厚さにあり
上白石萌音が今、凄まじい大旋風を巻き起こしている。 ちょっと前まで「どっちが姉で、どっちが妹?」「『ぎぼむす』や『いだてん』…
上野樹里が伝えたいと語る、“生きることの尊さ” 「朝顔を通してできることは全部やりたい」
2020年最後の放送となったフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』第9話(12月28日放送分)は、圧巻だった。 21歳の…
二階堂ふみ、『紅白歌合戦』司会への頼もしさ 朝ドラ『エール』を引っ張ったエネルギー
二階堂ふみが、『第71回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)で紅組の司会を務める。 4月から11月という異例の長さでの放送となっ…
年末企画:田幸和歌子の「2020年 年間ベストドラマTOP10」 今は戻れないビフォーコロナの熱狂
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2020年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
前田旺志郎は“普通の青年”をフラットに演じる逸材だ ドラマ『猫』にみる“若さと確かさ”
あいみょん作詞作曲&DISH//が歌う「猫」を原案にした小西桜子・前田旺志郎のW主演ドラマ『猫』が、静かに、瑞々しく、しみじみ良…
木村拓哉、『教場』の“最恐の教官”と一体化? 事務所の枠を超え、俳優たちを育成
前作から1年の時を経て、2021年1月3日、4日に続編が放送される木村拓哉主演のSPドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)。木村が演じ…
エンタメと政治の距離が急速に近づく? 社会派ドラマとドキュメンタリー映画の盛り上がり
ドラマや映画、エンタメの世界でいま、大きな変化が起こっている。 一つは、「新型コロナウイルス」が存在する世界を描くか、あるい…
上野樹里が語る、『監察医 朝顔』のライブ感 「自分が最後のトッピングみたいなもの」
上野樹里主演、法医学×刑事という異色の父娘を描くドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)が、約1年の時を経て帰ってきた。しかも、第…
『半沢直樹』と『梨泰院クラス』、日本/韓国のヒットドラマで“土下座”を描く背景とは?
この夏、「土下座」を大きな特徴とする作品が日本中を大いに沸かせた。『半沢直樹』続編(TBS系)と、韓国ドラマの『梨泰院クラス』だ…
松下洸平&渡辺大知、『東京タラレバ娘』に新風? “自然体”演技がもたらすリアリティに期待
10月7日21時から日本テレビ系で放送されるスペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』に、松下洸平と渡辺大知が出演する。 『…
横浜流星による想定外の化学変化? 『私たちはどうかしている』原作とは異なる味わい
浜辺美波と横浜流星がW主演を務める『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)が9月23日放送分から第2章として新たなスタートを切…
白石聖の主演抜擢は大正解の人選! 『恐怖新聞』をナチュラルに“真実”にさせる実力
つのだじろうの1970年代の名作ホラー漫画『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系)が、ジャパニーズホラーの巨匠・中田秀夫監督×小…
綾野剛×星野源『MIU404』が“初動”を描くワケ 野木亜紀子脚本作にみる“分岐点”のあり方
野木亜紀子脚本、綾野剛×星野源のW主演作『MIU404』(TBS系)が、9月4日に最終回を迎える。24時間というタイムリミットの…
『親バカ青春白書』は意外とリアルな“日常系”ドラマ? “父と娘”ドラマの変遷から考察
「娘が大好きすぎて、娘と同じ大学の同級生になっちゃった」父をムロツヨシ、娘を永野芽郁が演じる福田雄一脚本統括・演出のドラマ『親バ…
バイプレイヤーたちにとって脅威の存在に? 視聴者を瞬時に釘付けにする“役者”岡崎体育
『MIU404』(TBS系)の第3話に出演し、話題になったシンガーソングライターの岡崎体育。演じた役どころは、女子高生を監禁しよ…
『ちりとてちん』『平清盛』熱狂を生む藤本有紀脚本のすごさ 『カムカムエヴリバディ』への期待
新型コロナウイルスの感染拡大により、放送が休止中の連続テレビ小説『エール』。出演者たちの副音声によって新たな視点で2回目の物語を…
本郷奏多、30代に向けて見せる新たな魅力 突出した存在感と“普通の男”としての味わい
高橋一生、田中圭、中村倫也、賀来賢人、千葉雄大などなど……。これまで数多のドラマ・映画などに脇で出演し、知名度もあった実力派俳優…
『野ブタ』の先駆性、“ベスト再放送”の『アシガール』……コロナ禍を振り返るドラマ評論家座談会【前編】
2020年4月クールのドラマは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、多くの作品が撮影の休止を余儀なくされ、放送も延期される…
『もののけ姫』のアシタカはなぜ永遠の憧れなのか? 男女問わず人の心を打つ“言葉”の力
6月26日より全国372館の映画館でジブリ4作品が上映されている。その中でも、性別問わず絶大な人気を誇るキャラが、『もののけ姫』…
コロナ禍に考える『MOTHER マザー』と『二人ノ世界』 “今”を象徴する2作から見えた光
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、劇場公開が延期され続けていた新作映画が、6月から7月に入って次々に公開されてきている。こん…
90~00年代の恋愛ドラマになぜ魅了されるのか? ヒットメーカー北川悦吏子と中園ミホの脚本論
コロナ禍の不安や、ひとと会えない寂しさ・人恋しさから、近年は停滞していた恋愛ドラマのニーズが高まっていると言われる。そんなコロナ…