カーネーションの記事・ニュース・画像一覧

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83年に直枝政太郎(現・政広/vo&g)を中心として結成。翌年、インディーズの<ナゴムレコード>から「夜の煙突」をリリースし、デビューを果たした。この当時の彼らは、ムーンライダーズの弟分的なバンドとしての認識が強かったようだ。そして86年にはカーネーション&政風会(ムーンライダーズの鈴木博文とのユニット)名義で『DUCK BOAT』という作品を発表したりしている。その後、メンバー・チェンジをかさね、直枝、棚谷祐一(key)、矢部浩志(dr)、そして元モスキートの鳥羽修(g)、元グランドファーザースの大田譲(b)という強力な布陣が揃う。ロック、テクノ、ヒップホップ、ソウル、そしてフランク・ザッパに代表されるビザール系や、はっぴいえんど調のフォーク・ロックまでを貪欲に吸収して、独自の解釈を試みる彼らの音楽性をひと言で表すのは難しい。だが近年の作風には、強いメロディを配した比較的ストレートなポップ/ロックも目立ち、オーヴァーグラウンドな人気を獲得し始めている。
02年に棚谷と鳥羽が脱退し、3人編成となったカーネーション。今後の活躍に期待したい。

朝ドラ“カウンターヒロイン”の15年史

「朝ドラヒロインらしいヒロイン」なんてどこにもいない “カウンターヒロイン”の15年史

9月30日から「連続テレビ小説」第111作『おむすび』(NHK総合)が放送を開始した。本作は、元号が平成に変わるその日に生まれた…

『舞いあがれ!』榎田貴斗が込める人間らしさ

『舞いあがれ!』『まんぷく』など朝ドラ常連俳優 榎田貴斗が藤沢役に込める人間らしさ

NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』第16週から、舞(福原遥)の新たな挑戦が始まった。めぐみ(永作博美)と共に、浩太(高橋克典)…

朝ドラ“相手役”知らない方が面白い?

朝ドラ“相手役”知らない方が面白い? 『ちむどんどん』など恋の行方を追うカラクリ

神木隆之介が主演を務める2023年度前期のNHK連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)『らんまん』の妻役として、浜辺美波が発表されたこ…

朝ドラヒロイン、3パターンの系譜を分析

黒島結菜、清原果耶、杉咲花は“経験者”組 朝ドラヒロイン、3パターンの系譜を分析

NHK連続テレビ小説、通称・朝ドラ。日本でもっとも多くの視聴者が観ているお化け枠である。民放制作のドラマが視聴率2桁=10%を超…

朝ドラで描かれる戦争はどう変化した?

“過去の追体験”から“震災以降の未来を読み解く手段”へ 朝ドラで描かれる“戦争”の変遷を辿る

NHKの連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『まんぷく』が放送されて1カ月が過ぎた。インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・…

『半分、青い。』なぜ“新しい”と呼ばれた?

『半分、青い。』はなぜ“新しい”と呼ばれた? 恋愛ドラマの名手・北川悦吏子がもたらした革新

連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『半分、青い。』(NHK)が完結した。左耳が聞こえない楡野鈴愛(永野芽郁)の半生を描いた本作は、大…

『わろてんか』折り返し地点に

『わろてんか』折り返し地点でさらに面白く てんたちの奮闘が描く、近代芸能史の輪郭

新年を迎え、折り返し地点となった連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『わろてんか』(NHK)が、みるみる面白くなってきている。  本…

綾野剛、ストイックな演技を考察

綾野剛、ストイックな役作りのすごみ 『フランケンシュタインの恋』『武曲 MUKOKU』の演技を読む

現在放送中の連続ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ)で、山奥にひっそりと暮らしている怪物・フランケンシュタインを演じ…

速水健朗が語る、1995年の音楽シーン

速水健朗が語る"1995年”の音楽シーン「中間的な領域に面白い音楽がたくさんあった」

2007年に『タイアップの歌謡史』で単著デビューを果たし、専門のメディア論や都市論のみならず音楽や文学、格闘技など幅広い領域を独…