『リブート』永瀬廉が冬橋を演じる大きな意味 制作陣が心がけた“同時代性”とは?

新章に入り、怒涛の展開を見せる日曜劇場『リブート』(TBS系)。第7話では、マチ(上野鈴華)の死が描かれ、早瀬(鈴木亮平)が冬橋(永瀬廉)とともに一香(戸田恵梨香)の行方を追う。
脚本を担当する黒岩勉は、今作について3年越しの構想だったと明かす。「打ち合わせから含めると3年くらいかかっていると思います。全体構成はある程度決めていましたけど、役者さんが(鈴木)亮平さんと戸田恵梨香さんに決まってからは早かったですね」。東仲恵吾プロデューサーも「打ち合わせでは、監督陣やプロデューサー、APも含めて読ませていただき、フィードバックさせてもらっています」と言い、綿密なキャッチボールを経て台本ができ上がった。
「正義と悪」の境界線で揺れ動くキャラクターたち

『リブート』の登場人物について、黒岩は「いまの世の中は、どっちが正義でどっちが悪か曖昧な世界になっていますよね、と東仲さんと話していて。今作では、悪い人も含めて全員に信念があるんです。それは自分の中の正義なんですけど、観る人の視点によって正義と悪は変わってしまうことを描きたかったんです。その中で、それぞれが信念を持っていることがわかる人物像にしました」とキャラクターに込めた意図を解説した。
その中で彼が特に気に入っているのは冬橋だ。「冬橋なんかは面白いですよね。彼はトー横の世界観をリサーチする中で生まれたキャラクターです。法律上はワルなんだけど、見方によっては正義でもあったりするという、グレーのところで生きている象徴的な存在」と分析。東仲も「冬橋の正義みたいなことで言うと、やっぱり彼自身はNPO法人『しぇるたー』のメンバーで、身寄りがなくて行き場を失った子どもたちを守っている。そのためにお金が必要なんです」と補足した。
さらに東仲は「いまってお金で大変な人が多いじゃないですか。その中で、稼ぐために身を粉にしているのが冬橋だと思うんです。一方で正義感もあって、自分がやっていることをいいことだとは思っていないんですよ。早瀬みたいに、家族のために命を捧げる主人公と接することで、現実と理想の狭間で冬橋の心が揺れ動きます。冬橋自身が最後にどういう結論を出すかが、今後の大きな見どころになります」と注目ポイントを挙げた。






















