年末企画:田幸和歌子の「2019年 年間ベストドラマTOP10」 作り手が“数字”から解放されたかのような意欲作
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
中川大志、俳優面でも“細杉くん”力を発揮!? 『G線上のあなたと私』で見せるリアルな変化
いくえみ綾の同名コミックをドラマ化した、波瑠主演の『G線上のあなたと私』(TBS系)が、しみじみと刺さる。 物語の中心となる…
イケメン枠とお笑い枠とマスコット枠? 『スカーレット』林遣都の汎用性の高さ
新シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)では舞台を「空」に変え、キャストも一新。牧凌太が出演しないこ…
『なつぞら』ヒロイン・なつの埋まらない孤独 視聴者の話題に上がった言動を振り返る
歴代朝ドラヒロインやイケメンが多数登場したり、ついには大泉洋の出演も発表されたことで「TEAM NACS」がコンプリートされたり…
多部未華子が本当に輝くのは30代から? 『これは経費で落ちません!』の“森若さん”が大評判
今期は上野樹里、黒木華、石原さとみ、深キョンなどのドラマがよく記事で取り上げられているように、近年はアラサー女優の主演ドラマが話…
桜井ユキの「感情の暴発」を見逃すな 連ドラ初主演『だから私は推しました』で見せる力量
いろんな方面からの「そうきたか」が詰まっているドラマ『だから私は推しました』(NHK総合)。 今年に入ってから『ゾンビが来た…
ドラマのトレンドは「医療」×「刑事」の複合技? “命”や“人生”を深掘りする作品の厚み
民放ドラマは「医療ドラマ」や「刑事ドラマ」ばかり……そんな指摘がちょっと前までは、しばしばなされていた。理由には「群像劇」が描け…
前田敦子はなぜ「作り手」に愛される? 『町田くんの世界』『旅のおわり世界のはじまり』に寄せて
「私のことは嫌いでもっ!! AKB48のことはっ、嫌いにならないでください!!」 言葉選びの強さや、涙まじりに震える声、泣き…
黒島結菜が、また走るーー『アシガール』から『いだてん』で見せた颯爽と駆け抜ける姿
黒島結菜が、また走っている――その凛々しく爽やかな姿に、ワクワクし、一瞬にして引き込まれてしまった視聴者は多数いただろう。 …
吉高由里子と新垣結衣、現代人に寄り添えるのはどっち? 『わた定』と『けもなれ』の決定的な違い
吉高由里子が「定時で帰る」ことをモットーにしたヒロインを演じるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系、以下『わた定』)。放…
新鮮な笑いと優しさをもたらす「古田新太マジック」 『俺スカ』のぶおの原動力は“快・不快”?
古田新太が、私立高校に赴任してくる「超ヤバい」教師役で主演する『俺のスカート、どこ行った?』(土曜22時~/日本テレビ系)。古田…
夕見子目線のもう一つの『なつぞら』 “2人目のヒロイン”に注目が集まる理由
広瀬すず主演の第100作目NHK連続テレビ小説『なつぞら』。明るく健気でみんなに愛される「いかにもな王道朝ドラヒロイン」なつ(広…
泉澤祐希、『わたし、定時で帰ります。』でも「ベテラン」感を発揮 現代の若者役で新たな扉を開く
働き方改革が掲げられるなか、「会社」を舞台に、労働問題や女性差別、世代間ギャップなどの問題をリアルに描く、吉高由里子主演のドラマ…
『まんぷく』は時代が求めた朝ドラだったーー「天才」を支える仕事に込められた大きなロマン
3月30日放送分で、好評のうちに幕を閉じたNHK連続テレビ小説『まんぷく』。 ヒロイン・福子役の安藤サクラ、夫・萬平役の長谷…
北村匠海、中川大志、赤楚衛二ら若手俳優が重宝 ドラマにおける“最年少ポジション”が担う役割
刑事ドラマや弁護士ドラマが豊富に揃った1月クール。こうしたドラマの特徴の一つに、主人公至上主義の物語ではなく、様々な世代の個性豊…
光石研と渋川清彦が連ドラ初主演! “おっさんバイプレイヤー”ブームの成熟が、ドラマの新分野を生む
『バイプレイヤーズ』シリーズのヒットだけでなく、『湯けむりスナイパー』シリーズ(ともにテレビ東京系)の主演を経て、『民王』(テレ…
永野芽郁が『半分、青い。』で見せた10代ヒロインの根性 視聴者を巻き込んだ鈴愛のエネルギー
永野芽郁が『半分、青い。』(NHK)での朝ドラヒロインを務め上げてから、3カ月が経過した。現在は『まんぷく』で安藤サクラがヒロイ…
『僕らは奇跡でできている』高橋一生は主役ではなく“鏡”の存在? 一風変わった作風の意図を読む
高橋一生初主演の民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ『僕らは奇跡でできている』(火曜21時~/カンテレ・フジテレビ系)が、視聴率…