田幸和歌子の「2023年 年間ベストドラマ」

田幸和歌子の「2023年 年間ベストドラマTOP10」 秀逸な脚本と若い才能に感じた希望

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2023年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

イ・ミナ×小田玲奈、日韓ドラマP対談

イ・ミナ×小田玲奈が考える、名作ドラマを生み出す秘訣とは? 日韓の“違い”と“共通点”

Hulu初のオリジナル韓国ドラマ『プレイ・プリ』は、世界的ヒットを記録した『梨泰院クラス』と『愛の不時着』それぞれのプロデューサ…

『王様に捧ぐ薬指』は“裏切られた”一作に

『王様に捧ぐ薬指』は最も“裏切られた”春ドラマに 秀逸だった作り手たちの“楽しむ力”

春ドラマも軒並み最終回を迎え、「正直、期待ほど盛り上がらなかった」「途中で離脱した」と思う作品もそれぞれいろいろあったろう。 …

『怪物』の違和感を考える

『怪物』を観た後に残った違和感を考える “わかりやすさ”と引き換えに手放したのもの

流れてくるエンドロールの文字を見て、「なるほど」「やっぱり」と妙に腑に落ちる思いがした。これは、第76回カンヌ国際映画祭の最優秀…

ドラマ評論家は『silent』をどう観た?

『silent』は“古くて新しい”作品だった 2022年の話題作を軸に近年のドラマシーンを総括

第41回向田邦子賞や第31回橋田賞が続々と発表され、2022年度放送のドラマの総決算がされている。今回、リアルサウンド映画部にて…

『舞いあがれ!』朝ドラが肯定する“遠回り”

『舞いあがれ!』『ちむどんどん』『スカーレット』 朝ドラが肯定する人生の“遠回り”

残り1カ月となり、いよいよ着陸態勢に入った感のある福原遥主演のNHK連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)『舞いあがれ!』。  父の…

広瀬すず×永瀬廉に感じる、北川悦吏子の悲哀

『夕暮れに、手をつなぐ』に滲む北川悦吏子の悲哀と自責の念 空豆、音ら若者に漂う空虚感

北川悦吏子脚本×広瀬すず・永瀬廉出演のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)の第1話を観て、「結局またロンバケをやりたいのか…

田幸和歌子の「2022年ベストドラマ」

田幸和歌子の「2022年 年間ベストドラマTOP10」 ドラマ界に起きた大きな地殻変動

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2022年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

朝ドラ“相手役”知らない方が面白い?

朝ドラ“相手役”知らない方が面白い? 『ちむどんどん』など恋の行方を追うカラクリ

神木隆之介が主演を務める2023年度前期のNHK連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)『らんまん』の妻役として、浜辺美波が発表されたこ…

2000年代TVドラマプロデューサー名鑑

TBS 新井順子、カンテレ 佐野亜裕美など、脚本家や役者を輝かせる各局プロデューサーの存在

数字・評価共に、やや不作の印象があった春ドラマ。いまだにそうした不調の結果を主演俳優に求める記事も量産される一方で、ドラマ好きの…

『カムカム』不可逆的な構成に大きな意味

『カムカムエヴリバディ』がオーソドックスな“生き別れの母探しの物語”にならなかった理由

全ての謎を解き明かし、人や場所・時間を結びつける超絶技巧で大団円を迎えた、藤本有紀脚本のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバデ…

『もう別れてもいいですか』レビュー

58歳のベテラン主婦はモラハラ夫と離婚できるのか? イライラするのに読んでしまう『もう別れてもいいですか』がおもしろい

郵便受けを開けると喪中はがきが入っていて、58歳の主人公は「また?」と独り言ちる。しかし、改めて目を通した喪中はがきにあったのは…

評論家が現代のドラマ脚本家を語り尽くす

ドラマ脚本家にとっての“作家性”と“商業性”とは 『脚本家・野木亜紀子の時代』著者座談会

医療、刑事、家族、恋愛、ミステリー……そしてジャンルに収まらない、先鋭的なテーマの作品や心を動かす作品が多数生まれた2021年。…

田幸和歌子の「2021年ベストドラマ10」

田幸和歌子の「2021年 年間ベストドラマTOP10」 “人と人を分断させない”様々な視点の秀作

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

急増の社長ヒロインはドラマ界の鉱脈に?

『最愛』吉高由里子に『すぱっち』江口のりこも 急増の社長ヒロインはドラマ界の鉱脈に?

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)や『リコカツ』(TBS系)、『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)や『レン…

安達奈緒子の“スローな恋愛劇”にハマる理由

『おかえりモネ』百音×菅波、なぜ釘付けに? 安達奈緒子脚本のスローな恋愛劇を紐解く

シリアスかつ重い展開が多いNHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』の中で、視聴者にキュンとくるときめきや癒しを与え、“#俺たちの菅…

野木亜紀子のドラマは何を描いた?

脚本家・野木亜紀子のドラマは何を描き出したのか? 7人の評論家の視点から見えてきたもの

2016年に放送され、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(以下『逃げ恥』)。新垣結衣主演、星野源が相手…

評論集『脚本家・野木亜紀子の時代』刊行決定

『重版出来!』『逃げ恥』『MIU404』……ドラマ評論家7名が考察した書籍『脚本家・野木亜紀子の時代』刊行へ

脚本家・野木亜紀子が手掛けた大ヒットTVドラマ7作品を、気鋭のドラマ評論家7名が考察する評論集『脚本家・野木亜紀子の時代』が、7…

『花子とアン』に浮かび上がる光と影の濃淡

『花子とアン』はチャレンジングな朝ドラだった 『エール』に継承された“戦争への加担”の視点

『赤毛のアン』の翻訳家・村岡花子の明治・大正・昭和にわたる波乱万丈の半世記を描くNHK連続テレビ小説『花子とアン』が夕方に再放送…