原作モノ実写化は“ネットの話題性”重視? 『ゆるキャン△』など成功例から考える
漫画や小説を原作とするテレビドラマが定着して久しいが、原作モノが重宝されるのは、評価が定まっている物語を用いることでレベルの高い…
『僕のヒーローアカデミア』が鬱展開&神作画の連続に 混迷の物語はどこにたどり着く?
第30巻で大きな節目を向かえた『僕のヒーローアカデミア』(集英社、以下『ヒロアカ』)。堀越耕平が「週刊少年ジャンプ」で連載してい…
『進撃の巨人』『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』 アニメの残虐描写、なぜ“食べる"に?
『進撃の巨人』(講談社)、『鬼滅の刃』(集英社)、『約束のネバーランド』(集英社)など、近年の少年漫画をアニメ化した作品を観てい…
まるで『ジョジョ』の岸辺露伴? 「ジャンプ」ネクストブレイク作品『アンデッドアンラック』が衝撃のメタ展開
戸塚慶文のSF異能バトル漫画『アンデッドアンラック』(集英社)の第5巻が発売された。「週刊少年ジャンプ」で連載されている本作は、…
若手がいない? 森下佳子、宮藤官九郎らベテラン勢の活躍の裏にあるドラマ界の脚本家事情
先日、最終回を迎えた『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系、以下『書けないッ!?』)は、連続ドラ…
新劇場版は映像表現における壮大な実験場だった 『シン・エヴァ』冒頭12分に見たその真髄
庵野秀明が総監督を務める映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、『シン・エヴァ』)が公開された。 本作は庵野秀明が199…
『九龍ジェネリックロマンス』ラブストーリーの背後にある謎とは? SF漫画としての魅力に迫る
2010年代後半頃から、韓国や台湾といったアジア圏で、シティ・ポップブームが起きていて、山下達郎や竹内まりやといったミュージシャ…
『HUNTER×HUNTER』ゾルディック家の影響も? 『夜桜さんちの大作戦』の“異能バトル”を考える
権平ひつじが「週刊少年ジャンプ」で連載中の『夜桜さんちの大作戦』(集英社)は、事故で家族を亡くした少年・朝野太陽が、忍者の血を引…
今期もっとも観るべきドラマは? 評論家が選ぶ、2021年冬の注目作ベスト5
2021年最初のクールとして現在放送されている冬ドラマ。撮影現場は新型コロナウイルスの影響を受けながらも、各局力を入れた様々なジ…
『チェンソーマン』マキマは理想のヒロインか、ラスボスか? 最新10巻を徹底考察
昨年、「週刊少年ジャンプ」での連載が終了した藤本タツキの『チェンソーマン』(集英社)は嵐のように現れ、嵐のように去っていった漫画…
『僕のヒーローアカデミア』デクを助けるために戦う爆豪の心情 ヒーローとヴィランの思想戦、その結末は?
堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』(集英社、以下『ヒロアカ』)の第29巻が発売された。「週刊少年ジャンプ」で連載されている本作…
『SPY×FAMILY』、なぜ「ジャンプ+」の看板作品に? 異色のホームコメディに溢れる幸福感
昨年末、遠藤達哉の漫画『SPY×FAMILY』(集英社)の第6巻が発売された。本作は漫画アプリ「ジャンプ+」で配信されている人気…
ドラマの本質は長さにあり!? 『きみセカ』『監察医 朝顔』など2クールドラマ増加の背景
最近のテレビドラマを観ていると、放送形態に対する意識が変わりつつあるように感じる。 基本的にテレビドラマの放送は、冬クール(…
『アンデッドアンラック』ハイテンションな展開で物語は未知の領域へ 否定の力の“可能性”とは?
『アンデッドアンラック』(以下、『アンデラ』)の魅力は、とにかく展開が早いということに尽きる。まだ4巻だが、15巻分くらいの物語…
『呪術廻戦』アニメ化で人気爆発!? 原作の魅力を大きく膨らませた、“死”をめぐる問いかけの強調
アニメ化された『呪術廻戦』が好調だ。『週刊少年ジャンプ』で好評連載中の『呪術廻戦』は、芥見下々によるオカルトバトル漫画。 呪…
『ボス恋』上白石萌音、『モコミ』小芝風花 “同枠”再起用の流れはドラマにどう影響する?
上白石萌音主演のTBS新火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』が、1月12日より放送開始となる。2020年1月クールに放送さ…
新春ドラマを盛り上げるフジテレビとTBS 『逃げ恥』SPと『教場Ⅱ』への期待
2021年のお正月は、話題のスペシャルドラマが目白押し。TBSでは1月2日に、新垣結衣と星野源が主演を努めるスペシャルドラマ『逃…
『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『約ネバ』『チェンソーマン』……2020年の“ジャンプ一人勝ち”を振り返る
2020年は「少年ジャンプ」一人勝ちと言える年だった。 まず何より吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』の大ヒット。昨年のアニメ化によ…