『おかえりモネ』の真面目なスタンス 安達奈緒子のメッセージは10年前よりも響く?
新しいNHKの連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『おかえりモネ』がはじまった。 本作の主人公は、宮城県気仙沼市の離島・亀島で生ま…
“安西先生”にそっくりな殺し屋!? 『SAKAMOTO DAYS』圧倒的な画力が冴えるアクションシーンを堪能せよ
『SAKAMOTO DAYS』(集英社)は、鈴木祐斗が「週刊少年ジャンプ」で連載している漫画だが、異彩を放っているのは主人公の坂…
『大豆田とわ子と三人の元夫』はなぜ“女社長”が主人公? 市川実日子の台詞から紐解く
当初は、どういう話になるのか想像がつかなかったが、いよいよ話が動き出したかのように見える『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・…
原作モノ実写化は“ネットの話題性”重視? 『ゆるキャン△』など成功例から考える
漫画や小説を原作とするテレビドラマが定着して久しいが、原作モノが重宝されるのは、評価が定まっている物語を用いることでレベルの高い…
『僕のヒーローアカデミア』が鬱展開&神作画の連続に 混迷の物語はどこにたどり着く?
第30巻で大きな節目を向かえた『僕のヒーローアカデミア』(集英社、以下『ヒロアカ』)。堀越耕平が「週刊少年ジャンプ」で連載してい…
『進撃の巨人』『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』 アニメの残虐描写、なぜ“食べる"に?
『進撃の巨人』(講談社)、『鬼滅の刃』(集英社)、『約束のネバーランド』(集英社)など、近年の少年漫画をアニメ化した作品を観てい…
まるで『ジョジョ』の岸辺露伴? 「ジャンプ」ネクストブレイク作品『アンデッドアンラック』が衝撃のメタ展開
戸塚慶文のSF異能バトル漫画『アンデッドアンラック』(集英社)の第5巻が発売された。「週刊少年ジャンプ」で連載されている本作は、…
若手がいない? 森下佳子、宮藤官九郎らベテラン勢の活躍の裏にあるドラマ界の脚本家事情
先日、最終回を迎えた『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系、以下『書けないッ!?』)は、連続ドラ…
新劇場版は映像表現における壮大な実験場だった 『シン・エヴァ』冒頭12分に見たその真髄
庵野秀明が総監督を務める映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、『シン・エヴァ』)が公開された。 本作は庵野秀明が199…
『九龍ジェネリックロマンス』ラブストーリーの背後にある謎とは? SF漫画としての魅力に迫る
2010年代後半頃から、韓国や台湾といったアジア圏で、シティ・ポップブームが起きていて、山下達郎や竹内まりやといったミュージシャ…
『HUNTER×HUNTER』ゾルディック家の影響も? 『夜桜さんちの大作戦』の“異能バトル”を考える
権平ひつじが「週刊少年ジャンプ」で連載中の『夜桜さんちの大作戦』(集英社)は、事故で家族を亡くした少年・朝野太陽が、忍者の血を引…
今期もっとも観るべきドラマは? 評論家が選ぶ、2021年冬の注目作ベスト5
2021年最初のクールとして現在放送されている冬ドラマ。撮影現場は新型コロナウイルスの影響を受けながらも、各局力を入れた様々なジ…
『チェンソーマン』マキマは理想のヒロインか、ラスボスか? 最新10巻を徹底考察
昨年、「週刊少年ジャンプ」での連載が終了した藤本タツキの『チェンソーマン』(集英社)は嵐のように現れ、嵐のように去っていった漫画…
『僕のヒーローアカデミア』デクを助けるために戦う爆豪の心情 ヒーローとヴィランの思想戦、その結末は?
堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』(集英社、以下『ヒロアカ』)の第29巻が発売された。「週刊少年ジャンプ」で連載されている本作…