吉田羊主演『コールドケース』いぶし銀の魅力が滲み出る ドキュメンタリーのような緊張感
現在、シーズン3まで作られているWOWOW制作のドラマ『連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~』は、神奈川県警察捜査一課の警…
『ちむどんどん』いつ観てる? 朝ドラが国民的コンテンツとして復活した背景
朝ドラ(連続テレビ小説)は、日本でもっとも盛り上がっているドラマ枠だが、人気の大きな理由に、圧倒的な“観やすさ”があることは間違…
NHKがエンタメ界に投じた一石 脚本開発プロジェクトWDRの狙いをプロデューサーに聞く
NHKが立ち上げたWDR(Writers' Development Room)プロジェクトは、ドラマの脚本開発スキームそのものを…
マクロな視点から日本社会を切り取る WOWOWドラマの豊かさに触れる5選
細部までこだわり抜いた映像美と重厚なストーリーがWOWOWドラマの魅力だが、その最前線と言えるのが、4月から配信中の『TOKYO…
『悪女(わる)』が映す日本社会30年間の停滞 令和版の問題は平成版よりも深刻に
『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』が最終回を迎える。水曜ドラマ(日本テレビ系)で放送されている本作は、株式…
少年に訪れるのは呪いか、祝福か? ジャンプ+『エクソシストを堕とせない』の恋の重要性
少年ジャンプ+で配信されている『エクソシストを堕とせない』(集英社)の第1巻が好評発売中だ。有馬あるま(原作)とフカヤマますく(…
三谷幸喜×WOWOWならではの試みも 瀧本智行、廣木隆一ら映画監督の名作ドラマ6選
三谷幸喜のワンシーン・ワンカット ドラマ 映画監督を起用したドラマが多数作られているWOWOWだが、中でも最もユ…
吉田羊×大泉洋、加瀬亮主演作など 国内外の受賞歴を誇るWOWOWドラマ
WOWOWでは「連続ドラマW」を中心に多くの連続ドラマが作られ、高い評価を受けている。だが、連続ドラマだけでなく単発ドラマにも傑…
歴代映画との繋がりも彷彿とさせる? 黒沢清、犬童一心、瀬々敬久が手がけたドラマ6選
WOWOWには、映画監督が手がけた傑作ドラマが数多く存在する。 例えば、『CURE』や『スパイの妻<劇場版>』などの映画で知…
『僕のヒーローアカデミア』いよいよ大詰め! 自己犠牲を否定するヒーロー観を考察
『僕のヒーローアカデミア』(集英社、以下『ヒロアカ』)の連載が、いよいよ大詰めを迎えている。 堀越耕平が週刊少年ジャンプで連…
雪衣は視聴者の分身? 『カムカムエヴリバディ』で感じる朝ドラが持つフィクションの力
終わりが迫りつつある『カムカムエヴリバディ』(NHK総合、以下『カムカム』)だが、筆者にとって本作は、時間の手触りが感じられる連…
NHK「よるドラ」はいかにして生み出されてきたか プロデューサー3人に聞くこれまでの歩み
2018年からスタートしたNHK「よるドラ」は、先鋭的な作品を制作するドラマ枠として大きな注目を集めてきた。4月からは「夜ドラ」…
西島秀俊、鈴木亮平らの名演が刻まれる 日本アカデミー賞受賞俳優のWOWOW名作ドラマ
第45回日本アカデミー賞の授賞式が3月11日に日本テレビ系にて放送される。 その年を代表する日本映画や優れた監督、脚本家を決…
日本のドラマ・映画はどこに進むのか 成馬零一×西森路代が語り合う、コロナ禍で起きた変化
コロナ禍が続く2022年現在。コロナ禍となってから約2年の月日が流れる中、日本のエンタメ界にもさまざまな変化が訪れている。配信プ…
巨人によって滅びる世界を眺める快楽ーー成馬零一が紐解く『進撃の巨人』の特殊性
稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのかーー2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8…
『カムカム』と『おかえりモネ』は正反対の作品? “視聴者と物語”に発明的な仕掛け
『カムカムエヴリバディ』(以下『カムカム』、NHK総合)は時間の見せ方が上手いドラマだ。 藤本有紀が脚本を手掛ける『カムカム…
NHK名古屋ドラマ制作撤退を惜しむ 『中学生日記』『のほほん』など名作を生んだ独自性
NHK名古屋放送局が、ドラマ制作から撤退するという。2022年の新年度からNHKは夜の時間帯の大幅改革を行う方針で、報道番組を強…
「週刊少年ジャンプ」ネクストブレイク必至? 『SAKAMOTO DAYS』は今、一番カッコいいアクション漫画だ
『SAKAMOTO DAYS』(集英社)は今、一番カッコいいアクションを描いている漫画だ。鈴木祐斗が「週刊少年ジャンプ」で連載し…