宮台真司らが読み解く『ベルセルク』

『ベルセルク』はかくも愛された作品だったーー宮台真司ら、識者9人それぞれの視点

興奮と恐怖。三浦建太郎の漫画『ベルセルク』を読むと、いつも相反するかのような、ふたつの感情がせめぎ合う。当然だろう。いつもズタボ…

鈴木涼美×島田雅彦×宮台真司 鼎談【前篇】

鈴木涼美×島田雅彦×宮台真司『ギフテッド』鼎談【前篇】「娘を使って自己実現を図ろうとする行為は毒親的でありつつ私小説的」

第167回芥川賞候補になった鈴木涼美の初中編小説『ギフテッド』(文藝春秋)の刊行を記念して、本人、社会学者・宮台真司、さらに芥川…

『ベルセルク精読』刊行へ

宮台真司、鈴木涼美ら9人が『ベルセルク』を徹底読解 評論集『ベルセルク精読』発売へ

世界中で愛読されるダークファンタジーの傑作漫画『ベルセルク』は、後世に何を伝えたのか? 9人の論者が独自の視点から『ベルセルク』…

『進撃の巨人という神話』発売へ

宮台真司、斎藤環、藤本由香里ら8人が『進撃の巨人』を徹底読解 評論集『進撃の巨人という神話』発売へ

稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのか。2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8人…

千葉雅也×宮台真司トークショー開催へ

千葉雅也×宮台真司トークイベント「個として生きる勇気」開催へ 『オーバーヒート』刊行記念

哲学者・千葉雅也の第二小説集『オーバーヒート』(新潮社)が発売されたことを記念して、社会学者・宮台真司とのトークイベントが、10…

綿野恵太が選ぶ「宮台真司の3冊」

綿野恵太が選ぶ「宮台真司の3冊」 「屋上」なき世代から見た宮台真司

社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書…

宮台真司の『ジーマ・ブルー』評

宮台真司の『ジーマ・ブルー』評:『崩壊を加速させよ』で論じた奇蹟がそこにある

芸術の不可能性を、なぜ芸術するのかという視座から読み解く。 やがて「世界の不可能性」と「愛の不可能性」が浮かび上がる。 目…

宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評

<特別編・後編>宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評:人間より優れた倫理を持つ存在と戦う必要があるのか?

リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…

宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評

<特別編・前編>宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評:サラダボウルの中にいた「見たいものしか見ない」主人公が「倫理」に気づく

リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…

宮台真司の『呪怨:呪いの家』評

宮台真司の『呪怨:呪いの家』評:「場所の呪い」を描くJホラーVer.2、あるいは「人間主義の非人間性=脱人間主義の人間性」

【90年代に「場所の呪い」が出現】   7月からNetflixのドラマ『呪怨:呪いの家』(以下、『呪いの家』)が配信中だ。三宅…

宮台真司『ア・ゴースト・ストーリー』評後編

宮台真司の『A GHOST STORY』評(後編):「存在」から「存在の記憶」へ、さらには「存在したという事実は消えないこと」へ

この社会は既に終わっているとはどういうことか  前々回と前回を通じて『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』を…

宮台真司『ア・ゴースト・ストーリー』評中編

宮台真司の『A GHOST STORY』評(中編):<森>の思考が思い描く<世界>を『トロピカル・マラディ』に見る

『アンチクライスト』が範型だったのはなぜか  前回はデヴィッド・ロウリー監督『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストー…