作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
宮台真司の『TENET テネット』評(後編):ノーランは不可解で根拠のない倫理に納得して描いている
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライ…
“おジャ魔女世代”の問題を描いた本来の続編に? 『魔女見習いをさがして』に仕掛けられた“魔法”
日曜朝の枠で、1999年から2003年までテレビ朝日系で放送していた、魔法少女アニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズ。当時の3歳から…
宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライ…
A・キュアロン監督の抜擢がテーマと合致 転換期となった『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
世界中の幅広い層で支持を集めた超ベストセラーのファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズが日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』…
横浜流星の見事な進化ぶりで胸がいっぱいに 『きみの瞳が問いかけている』の息をのむ美しさ
『きみの瞳が問いかけている』 は美しい映画だ。まじりっけなしのラブストーリー。BTSが歌うエモーショナルな主題歌。そして、映像の…
SF&ホラーの古典を批判的に愛すること 『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』の新しさを宇野維正が読み解く
『ゲット・アウト』と『アス』の連続大ヒットで時の人となったジョーダン・ピール監督と、『LOST』や『ウエストワールド』といった大…
自分の人生を振り返らずにいられない 『PLAY 25年分のラストシーン』ビデオ映像の演出が生む効果
携帯が一台あれば写真も動画も簡単に撮れる現在。インターネットを開くと様々な映像が溢れているが、90年代にホームビデオが普及して、…
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は“2回目”が楽しい 振り返ると気づく魅力的なシーンの数々
今年もまた、ハロウィンの時期がきた。ジブリ特集が夏の訪れを教えてくれたなら、ハリポタは秋の訪れを教えてくれる。三週にわたって『金…
黒沢清監督が『スパイの妻』で達した新境地 “とてつもなさ”を秘めた、新しいメロドラマの完成形
ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門において、日本人としては北野武以来17年ぶりとなる、最優秀監督賞にあたる“銀獅子賞”を獲…
『鬼滅の刃』大ヒットの理由は原作とスタジオの相性にあり? TVシリーズと劇場版の表現から探る
日本での初公開から10日で107億円という記録的な興行収入を獲得し、コロナ禍という特殊な状況とはいえ、同期間の日本を除く世界全て…
『もう終わりにしよう。』に絶えず寄り添う“死のにおい” リンチ映画にも通じる不気味さを探る
『マルコヴィッチの穴』(1999年)、『アダプテーション』(2002年)の脚本や、『脳内ニューヨーク』(2008年)、『アノマリ…
Netflix『アグレッシブ烈子』の真価はヒロイン像にあり 新シーズンでも描かれる20代のリアルな現実
サンリオ出身とは思えない異色のキャラクター、烈子。レッサーパンダ、25歳の蠍座A型。彼女の日常が描かれるNetflixシリーズ『…
『ハリー・ポッターと賢者の石』が夢想させる“ここではないどこか” 当時の熱狂を振り返る
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開間もなくとんでもない観客動員数、興行収入を叩き出しているが、今から約20年前、同じように小…
Netflix『もう終わりにしよう。』が本当に終わらせたかったこと 話題を呼んだ謎の数々を読み解く
もう終わりにしよう。 例えば夜更かし、次の日に二日酔いになるような深酒、食事制限のみの万年ダイエッター、うまくいかないとわか…
“映画”から“一つの事態”へ 寄せられた論点と作品の先進性から、実写版『ムーラン』の価値を探る
『美女と野獣』(2017年)や『ライオン・キング』(2019年)、『アラジン』(2019年)など、ディズニーのアニメーション映画…
【ネタバレあり】『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』“夢”の描写に隠れたテーマを読み解く
10月16日、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(以下、『無限列車編』)が公開された。 本作は、『週刊少年ジャンプ』で連載…
ルル・ワン監督が『フェアウェル』で描いた“文化間の軋轢” 印象的なラストシーンの意味とは?
全米4館のみという小規模公開から、口コミによって動員を増やし、全米トップ10にランクインするというスマッシュヒットを成し遂げた『…
『マーキュリー・セブン』は現代の“ビタミン剤”に 夢に向かう宇宙飛行士の姿から見えるもの
ナショナル ジオグラフィックといえば、自然界の動物の生体から宇宙に至るまで最新情報を特集する雑誌。そのナショナル・ジオグラフィッ…
ロドリゴ・ソロゴイェン監督が突きつける“喪失” 『おもかげ』が描く悲しみからの再生
始めに恐ろしい事件が起こる。映画開始から私たち観客は異常なパニックへと持っていかれる。ワンシーン=ワンカットで撮られたファースト…
『プラダを着た悪魔』にみる、2000年代的ジェンダー観 シャネルが象徴する“固定観念からの解放”
オシャレ映画としてもはやクラシックとなった『プラダを着た悪魔』。映画の原作小説は2004年に出版されてベストセラーになった。当時…
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が生み出すカタルシス “真っ白な人"の歩みを辿る
エンドロールが流れ終わった後も、動くことができないほどの衝撃だった。この作品は“神様からの贈り物”だ……その言葉しか、浮かんでこ…
実写とアニメの境を見直す杉本穂高の連載開始 第1回は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評
はじめに 連載を始める前に、この連載意図を記しておきたい。前置きとしてはやや長いかもしれないが、お付き合いただけると幸いだ。…
『トロールズ ミュージック★パワー』が投げかける疑問 “多様性”を考える契機となる作品に?
10月2日、日本でもついに『トロールズ ミュージック★パワー』が公開されました。アメリカでは新型コロナウイルス感染対策として劇場…
『映画クレヨンしんちゃん』の可能性を拡張!? 『ラクガキングダム』が描く初期衝動
2020年のアニメ映画は、毎年定番の作品が注目を集めるだろう……などと、すでに2020年も残り数カ月を切った段階で話をしたところ…
久保帯人 meets 『ハリー・ポッター』!? 『BURN THE WITCH』アニメ版は風景描写に注目
レジェンドの帰還――。累計発行部数1億2000万部を誇る人気マンガ『BLEACH』の作者・久保帯人による新作マンガ『BURN T…
『TENET テネット』悪役のケネス・ブラナーが大活躍 『オリエント急行殺人事件』の重厚な魅力
ミステリー映画は基本的に、観客が“ディテクティブ(=探偵)”と歩調を合わせながら事件の手がかりを辿っていき、明らかに疑わしい複数…
『E.T.』が“不朽の名作”と呼ばれる理由 コロナ禍だからこそ感じられる新鮮な響きも
視聴者からのリクエストで放送作品が決まる『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)リクエスト企画第3弾で、映画『E.T.』が10月…
Netflixの醍醐味がここにある トム・ホランドらの名演光る『悪魔はいつもそこに』でドン底気分に
アメリカの田舎は地獄かよ。名は体を表すというが、時々、本当にタイトルのまんまだなと感心する作品がある。Netflixで配信が始ま…
『TENET テネット』徹底解説! “時間の逆行”、登場人物の背景、そしてノーランの哲学まで
ジャン・コクトーが監督した実験映画『詩人の血』(1930年)は、夢のように幻想的な世界を映し出す、55分の作品である。その冒頭に…
良くいえば奇跡、悪くいえば珍事!? ノーランのアクション映画への愛が『TENET テネット』で爆発
クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』(2020年)は、あらすじを説明するのが難しい。予告編でも情報は限ら…
パブロ・ララインが生み出した新しいヒロイン像 『エマ、愛の罠』で“身体”の表現の高みへ
吊るされた信号機が炎上している強烈なファーストショット──。カメラが引いていくと、そこに一人の女が映し出される。火災放射器を担い…
『アダムス・ファミリー』で味わう最高に“不幸せな”気分 杏、二階堂ふみらによる吹替版も必見!
不気味だけどチャーミング。ハロウインの季節にはぴったりの伝説の家族が帰ってきた。『アダムス・ファミリー』は、アメリカの漫画家、チ…







































