作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『エヴァンゲリオン』を実写パートから考える 旧劇場版と新劇場版の“虚構”と“現実”
※本稿は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に』の内容、いわゆるネタバレに触れ…
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が描く、現在のアメリカの社会状況とヒーローの内面
『ワンダヴィジョン』に続く、マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、フライトスーツを装着して…
“現代的”なファミリー映画として成立した『トムとジェリー』 “破壊と再生”の仕掛けを読む
ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラによる、劇場短編アニメーションとTVアニメーションシリーズとして、1940年の初公開以来、…
『ラーヤと龍の王国』にみたディズニーの変化 革新的な作品となった理由を解説
ディズニーによるファンタジックなアドベンチャー大作『ラーヤと龍の王国』。本作に驚かされるのは、ディズニーの劇場アニメーションとし…
完成度はディズニーの歴史上随一 “体感型”の『ファンタジア』は映画館で真価が味わえる
アニメーションの歴史の中で、最も影響力を持ち、世界の誰よりも業界やアニメの表現を変革させてきたウォルト・ディズニー。彼が存命中に…
新劇場版は映像表現における壮大な実験場だった 『シン・エヴァ』冒頭12分に見たその真髄
庵野秀明が総監督を務める映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、『シン・エヴァ』)が公開された。 本作は庵野秀明が199…
【ネタバレ】『エヴァ』は本当に終わったのか 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』徹底考察
※本稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。 2007年からシリーズの公開が始まった、『…
東日本大震災から10年、『Fukushima 50』が発するメッセージ
2020年に劇場公開された『Fukushima 50』が、3月12日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で本編ノーカット版…
トム・ハンクスとポール・グリーングラスの“代表作”に 『この茫漠たる荒野で』が非凡な理由
様々な現実の社会問題を作品の中で描いてきた映画監督として、いまや巨匠といえるほど大きな存在となっているポール・グリーングラス。そ…
荘子itによる批評連載スタート 第1回:『Mank/マンク』から“名が持つ力“を考える
0.荘子itは電気蝶の夢から覚めるがーーー 令和/映画の起床/批評 判で押したような「覚醒せよ」に、どれだけの意味があるのか…
エリサ・ラム事件の真相に迫る いまこそ観るべき『事件現場から:セシルホテル失踪事件』
2013年、インターネット上で、ある奇妙な動画が世界中に拡散し、話題を呼ぶことになった。それは、ホテルのエレベーター内に設置され…
“最狂”の言葉に偽りなし? ソ連再現プロジェクト『DAU. ナターシャ』に圧倒される
あなたが試しに住んでみるとしたら、演出によって仕組まれたテラスハウスか、自由意思が奇妙に歪んでいく「DAU」の世界か、果たしてど…
伝説のギャングと重なるジョシュ・トランク監督の苦悩 『カポネ』は狂気に満ちた1本に
ジョシュ・トランクの最新監督作『カポネ』(2020年)は、現在の彼にしか撮れない映画だ。そして日本版のポスターに踊る惹句「壊れて…
人間の心と社会の闇を深くえぐる “ワールドクラス”の日本映画となった『すばらしき世界』
自らの脚本によって、リアリティある人間ドラマを映画監督として描き続けてきた西川美和。この度、その作品のなかでも、驚くほど濃厚で、…
『犬鳴村』のスケールを大きく超える恐怖表現 『樹海村』の恐怖の源泉を考察する
90年代の終わりから2000年代にかけて、ブームを巻き起こし、「Jホラー」として世界的な注目を集めた日本のホラー映画。その代表的…
『花束みたいな恋をした』麦と絹の恋はなぜ盛り上がりを見せたのか 2人が示した恋の形跡
これはきっと、私たちの物語――。とは、映画『花束みたいな恋をした』のチラシに綴られたコピーの一文だ。この文言の通り、本作を観た多…
"なりたい自分"になることに共感し、心揺さぶられる『MISS ミス・フランスになりたい!』
美貌や個性を競い合い、フランス各地の大会で勝ち上がった女性たちが、さらにフランス全土の頂点を目指す「ミス・フランス」。1920年…
リアムの“ありのままの姿”に心揺さぶられる 『アズ・イット・ワズ』で知る完全復活の裏側
「捨て鉢でパワフルな彼の声が、正確なピッチで美しいメロディに乗る。完璧だ」 リアム・ギャラガーがオアシス解散後に結成したビー…
坂元裕二が描き続ける恋と愛の狭間 『花束みたいな恋をした』が突き付ける世知辛い現実
麦「分けちゃダメなんだって、恋愛は」 絹「恋愛はひとりに一個ずつ」 菅田将暉演じる麦と、有村架純演じる絹は冒頭の場面におい…
ロバート・ロドリゲスによる“ヒーロー集結作品” 『ヒーローキッズ』の痛烈なメッセージ
近年、怒涛の勢いを見せているスーパーヒーローたちが集合するアクション大作映画『アベンジャーズ』シリーズ。2021年は、その展開を…
『犬鳴村』はただ絶叫するだけのホラー映画ではない 描かれた“真の恐怖”に迫る
「Jホラー」の旗手として国内外に名を馳せる清水崇監督の映画『樹海村』の公開を記念して、同じく清水監督が撮った『犬鳴村』(2020…
『花束みたいな恋をした』はなぜ観客の心に響くのか 菅田将暉と有村架純の役柄から紐解く
W主演の菅田将暉と有村架純、脚本の坂元裕二、監督の土井裕泰と、映画『花束みたいな恋をした』は、TVドラマと映画を横断する主要キャ…
人魚と男のファンタジックな恋愛物語 『マーメイド・イン・パリ』で取り戻す心のときめき
テーマパークやミュージカルのようにキラキラとしたものに心惹かれるあなたに、ぜひ観ていただきたい映画がある。それは、2月11日に公…
リアリティ番組として見せる本当のアジア人の姿と文化 Netflix『きらめく帝国』の意味深さ
セレブリティを追った“くだらない”リアリティショーが人気を博すことは、今にはじまったことではない。その筋の代表格であり、2007…
“天才的な泥棒”がフランス流で描かれる 『Lupin/ルパン』に込められた原作の“エスプリ”
イギリスに名探偵シャーロック・ホームズがいるのなら、フランスには怪盗紳士アルセーヌ・ルパンがいる。ともにそれぞれの国を代表する、…
“読めない岩ちゃん”と再び対峙? 『名も無き世界のエンドロール』のコンゲームを楽しむ
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのメンバーであり、俳優としても活躍する岩田剛…
チャドウィック・ボーズマン遺作 『マ・レイニーのブラックボトム』が痛烈に描く社会問題
2020年8月、病によって43歳の若さでこの世を去った俳優チャドウィック・ボーズマン。アフリカ系初のメジャーリーガーだったジャッ…
ファンが本当に見たかった物語の続き 『ジュラシック・ワールド/サバイバルキャンプ』の凄さ
Netflixオリジナル『ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ』が、凄い。その一言に尽きる。2020年9月18日よりシー…
原点に立ち返った新しい『スター・ウォーズ』 『マンダロリアン』が高評価を得た理由を解説
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)よりスタートした、ディズニー主導による新しい『スター・ウォーズ』シリーズ、「続…
『ワンダヴィジョン』がシットコムとして作られた意味 仕掛けられた“謎”とともに考察する
世界で猛威を振るっている、新型コロナウイルス感染症。その影響は、製作映画公開のロードマップを順調にこなしていたマーベル・スタジオ…
“三国志ファン”が表明したい『新解釈・三國志』への違和感
TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや実写映画『銀魂』シリーズなどを手がけてきた福田雄一が監督と脚本を務め、「三国志」を題材に大泉…
細かい“厭描写”が光る “気軽に楽しめる映画”の需要を満たす『デンジャー・ゾーン』
近年、中規模程度のアクション映画が減っている。もちろん正座して観たくなるような名作は重要だし、心に突き刺さる映画も必要だ。しかし…






































