カルチャーの記事一覧
カルチャーの記事一覧です
朝ドラ『ブギウギ』笠置シヅ子とはどんな人物だったのか? 自伝から音楽史まで、関連書を読み解く
10月2日から放映が開始されたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』、皆さんご覧になっていますか? 今回の朝ドラはいつにも増して注目度…
激しいパンクの響きには“優しさ”が込められているーーISHIYA『Laugh Til You Die 笑って死ねたら最高さ!』レビュー
かつてTHE BLUE HEARTSの甲本ヒロトは、パンクロックのことを「やさしいから」好きだと歌った(※)。 ※「パンク・ロ…
坂本龍一にとって「本」はどのような存在だったのか? 書籍『坂本図書』を読む
私は音楽ライターとして様々なミュージシャンに取材する機会があるが、その作品が個人的な好みに合致する場合は特に、「どんな本を読んで…
テリー・ファンク死去、自著に遺したプロレスファンへのメッセージ「8月の風に秋の訪れを感じたら、それはオレだと思ってくれ」
“テキサスの荒馬”テリー・ファンクが死んだ。アメリカのプロレス団体である『WWE』が8月23日に発表。享年79歳だった。 …
映画『君たちはどう生きるか』子どもには理解できない作品なのか? 思い出されるのは作家・ロアルド・ダールの影響
宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』を観た。最初は予備情報なしで、そしてたくさんの映画レビューを閲覧した上でもう一度。 …
「自己分析の鬼」三笘薫はいかにして夢を実現したのか? 初の著書『VISION 夢をかなえる逆算思考』に見る人間性
ふとテレビをつけたらCMで、サッカーとは「日常。歩いてる感覚ぐらいでサッカーをやっているような……それはちょっと言い過ぎましたか…
ダンスプロデューサー・夏まゆみはなぜ執筆活動に力を注いだのか? 遺作に込められた「言葉の力」
モーニング娘。、AKB48、吉本印天然素材、長野冬季五輪閉幕式……夏まゆみが振り付けをしたグループや番組、セレモニーを列記してい…
音楽雑誌『Player』休刊に寄せて 55年にわたって愛され続けた誌面を振り返る
「このたび音楽雑誌Playerは、2023年6月30日発売Player2023年Summer号をもちまして休刊することと相成…
旧ソ連の珍品「肋骨レコード」とは? ディスクユニオンのレコード・バイヤーによる解説本が面白い
いささか唐突ではあるが、「肋骨レコード」なるものをご存じだろうか。1940年代から1960年代の旧ソ連で密造された、なんとも怪し…
「わし」「じゃ」と話す“博士ことば”のルーツは? 「役割語」で知るキャラクターの歴史
〈まったくどなたもカンにさわることばかりなさるわね‼︎〉(山本鈴美香「エースをねらえ!②」)なんて言葉づかいをする、高貴なイメー…
羽柴秀吉の読み方は「ファシバフィデヨシ」だった? 世界一複雑な日本語の成り立ち
「ファシバフィデヨシ」「ツァツァノファファミヤマモツァヤニツァヤゲドモ」。歯が無い状態で喋っているわけではない。前者は戦国武将「…
『2022年日本語ラップの旅』『シスタ・ラップ・バイブル』『日本語ラップ名盤100』……2022年のヒップホップ/ラップ本 3選
音楽ライターの二木信が、2022年に刊行されたヒップホップ/ラップ本の中から、特に注目したい3冊をピックアップして紹介する。 …
昆虫食はもはや当たり前? ウジ虫チーズ、かたつむり水、ウツボの内臓……世界の奇食事情
人はなんでこれを食べ始めたのだろう? そう思わずにはいられない食べ物が、誰でも一つはあるはずだ。ウェールズ在住の食物史家セレン・…
朝倉未来、青汁王子、瓜田純士、バン仲村……ブレイキングダウン出演者たち、出版界でも存在感
格闘イベント『BreakingDown』が大いに盛り上がる中、出版業界もまた出場選手たちに熱い視線を送っているようだ。 成り…
【クイズ】セミは死ぬ前にどんな景色を見る? 『生き物の死にざま』が教えてくれる、命のはかなさ
Q1:セミは死ぬ前にどんな景色を見る? Q2:昆虫は子育てする? Q3:老けない生き物はいる? そんな疑問に答える本があ…
「つるめない芸人」と「プロレス芸人」が持つ哲学の違いとは? ナイツ塙宣之と有田哲平の著作を読み比べ
自らの持つ哲学について語った人気芸人の著書が、偶然にも近いタイミングで2冊刊行されている。2冊を読んで印象的だったのが、「他者と…
大人にこそ読んでほしい、アニメ映画のような絵本ーー小野寺系が読み解く『ドクターバク』の魅力
絵本といえば、小さな子ども向けのもの……というイメージも今は昔。昨今は見た目もかわいくてつい飾りたくなるような絵本や、読むほどに…
新しい老年のモデル――デイヴィッド・ホックニー&マーティン・ゲイフォード『春はまた巡る』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
カウンターカルチャー神話が音を立てて崩れていくーー速水健朗の「『ローリング・ストーン』の時代」評
『ローリング・ストーン』誌の創刊は、1967年。サンフランシスコのヘイト・アシュベリーで盛り上がっているヒッピーやマリファナやL…
帰属の欲望に介入するアート――ニコラ・ブリオー『ラディカント』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン
かつて――というのは、80年代のことだが――“ライブハウスへ足を運ぶ”という行為は、比喩でも誇張でもなく、“命がけ”であった。そ…
インターネットはアートをどう変えるのか?――ボリス・グロイス『流れの中で』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
平野歩夢はなぜストリートでもリスペクトされる? 「NBD」にこだわるスタイル
「NBD」というスケートボード用語がある。「Never Been Done(まだ誰もやっていない)」という言葉の略語であるが、ス…
北京五輪メダリスト平野歩夢が「二刀流」に挑む理由「誰もやっていないことを形にしていることが、 俺にとってのスタイル」
「二刀流」といえば、メジャーリーグの大谷翔平の代名詞。しかし、それに勝るとも劣らないワールドクラスの二刀流を達成しているのが、ス…