朝倉未来、青汁王子、瓜田純士、バン仲村……ブレイキングダウン出演者たち、出版界でも存在感
![ブレイキングダウン出演者たちの本](/wp-content/uploads/2023/02/20220224-braking01.jpg)
格闘イベント『BreakingDown』が大いに盛り上がる中、出版業界もまた出場選手たちに熱い視線を送っているようだ。
成り上がりを狙うアマチュア選手が「1分1ラウンド」でぶつかり合う『BreakingDown』には、喧嘩自慢のならず者のみならず、かつてネット炎上を経験した者など、一癖も二癖もある選手が登場し、視聴者たちの関心を大いに集めてきた。元・迷惑系YouTuberで今なお非難轟々のへずまりゅう、“おでんツンツン男”こと豊嶋悠輔、10対1の喧嘩に勝ったと豪語するも秒速でノックアウトされた10人ニキこと鈴木大輔、その10人ニキを1発KOした勾配ニキこと信原空など、選手たちのアクの強さは折り紙付きだ。
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そんな三崎優太の1stフォトエッセイ『億を稼ぐ美学』(宝島社)が2月24日現在、Amazonの和書総合ランキングで1位となるなど、絶好調の売り上げとなっている。三崎優太はこれまでも『過去は変えられる』(2020年/扶桑社)や『時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則』(2021年/KADOKAWA)などの書籍を刊行し、軒並みヒットさせてきたが、最新刊『億を稼ぐ美学』は『BreakingDown』効果でさらなる売り上げを見込めそうである。
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対する“アウトローのカリスマ”瓜田純士は作家でもあり、2008年の『ドブネズミのバラード』(太田出版)を皮切りに、『ピラニア 〜雨の街、俺たちの絆〜』(2009年/太田出版)、『遺書 〜関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆〜』(2014年/太田出版)、『アンサー』(2021年/サイゾー)など、コンスタントに著作を発表している。アウトローを題材としたノンフィクションといえば、関東連合の元幹部であり、 2021年11月に自ら命を絶った工藤明男(柴田大輔)『いびつな絆 関東連合の真実』(2013年/宝島社)などの名著も少なくない。瓜田純士の著作もまた、日本社会の際を目の当たりにしてきた者の生々しいルポルタージュとして、貴重な読み物となっているはずだ。