書評の記事一覧

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『アクタージュ』は表現の本質を描く

『アクタージュ act-age』が見出した“表現の哲学” メソッド演技と作品の進化を考察

先日、『週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載が二周年を突破した『アクタージュ act-age』は、マツキタツヤ(原作)と宇佐崎し…

『窮鼠はチーズの夢を見る』から読むBL漫画の進化

大倉忠義と成田凌で実写映画化『窮鼠はチーズの夢を見る』から読むBL漫画の進化

水城せとなのボーイズラブ漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』が実写映画化され、6月5日に公開されることが決定した。ノンケの大伴恭一を関…

『約ネバ』が問う倫理的な難問

『約束のネバーランド』子どもたちの本当の敵は鬼ではない? 骨太なファンタジーが投げかける難問

週刊少年ジャンプ(集英社)で連載している『約束のネバーランド』(1~17巻)は、白井カイウ(原作)と出水ぽすか(作画)による少年…

『pet』アニメ化で再注目、三宅乱丈の作家性

『pet』連載終了から17年、今なお人々を惹きつける理由は? “まだ見ぬ世界”描く三宅乱丈の作家性

現在、TOKYO MX 毎週月曜22時で放送中、および、Amazon Prime Videoで独占配信中のアニメ『pet』。人間…

『マイ・ブロークン・マリコ』の魅力に迫る

Web発の注目漫画『マイ・ブロークン・マリコ』が突きつける、生々しい「生」と「死」の明暗対比

物語を突き動かすキアロスクーロ  平庫ワカの『マイ・ブロークン・マリコ』が話題になっている。口コミで日を追うごとにその評価を高…

田島列島『水は海に向かって流れる』レビュー

人気漫画家からもリスペクトの嵐 田島列島『水は海に向かって流れる』が描く、繊細な人間関係

田島列島の生み出す作品が楽しみで仕方ない。  登場人物さえハッとするような感情の変化を見逃さず、その優しくも鋭い視線で、家族の…

『ランウェイで笑って』のマガジンらしさ

『ランウェイで笑って』は“持たざる者”の反逆・反抗の物語だ 2020年代的「マガジン」らしさを考察

『週刊少年マガジン』連載、2020年1月からTVアニメが放映中の猪ノ谷言葉『ランウェイで笑って』は、モードの服飾デザインを志す貧…