『女神の教室』“正反対”の絶妙なバランス

『女神の教室』南沙良と前田旺志郎が起こした化学反応 “正反対”がもたらす絶妙なバランス

劇中の柊木(北川景子)の考えを拝借すれば、個人の内面、すなわち心のなかで思うことは自由であり、国家権力はそれを侵してはならないと…

『ガンニバル』終盤に向けて物語が一気に加速

『ガンニバル』静かな威圧感を放つ田中俊介が恐ろしい 終盤に向けて物語が一気に加速

大悟(柳楽優弥)を山奥の廃ホテルに呼び出した男・寺山京介(高杉真宙)の登場によって、終盤に向けて一気に物語が動きだそうとしている…

『女神の教室』“正対正”が見せるユーモア

『女神の教室』北川景子と山田裕貴の掛け合いが核に 青春群像劇としても最適解の見せ方

青南ローの構内で倒れて運ばれていった卒業生が、藍井(山田裕貴)から冷たい言葉を投げかけられていたと知る柊木(北川景子)。実務的な…

第95回アカデミー賞は熾烈な三つ巴に

アカデミー賞作品賞は『フェイブルマンズ』が最有力 『RRR』がサプライズを起こす?

秋のヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で有力作品が見えてきて、年末にかけて発表される全米各地の批評家協会賞で大方の勢力図が…

『ガンニバル』京介は一体何者なのか

『ガンニバル』高杉真宙演じる京介は一体何者なのか “善良な人々”が変貌する恐ろしさ

トンネルのなかで“後藤家”の睦夫(酒向芳)らと激しい銃撃戦を繰り広げた阿川大悟(柳楽優弥)。逮捕された睦夫の供述通り、山中から前…

『女神の教室』が主題として掲げる想像力

『女神の教室』が主題として掲げる“想像力” 教育方針が異なる北川景子と山田裕貴の対比

左手の天秤は“公平”と“平等”を、右手の剣は“公平な裁判によって正義を実現するという強い意思”を。ギリシャ神話に登場する女神であ…

『ガンニバル』柳楽優弥の“過去”があらわに

『ガンニバル』柳楽優弥への“3つの忠告”とあらわになる“過去” 正義感が波紋の引き金に

後藤家に単身乗り込み、背後から“あの人”と呼ばれる大男から鎌で襲われた大悟(柳楽優弥)が回想する、刑事時代の記憶。それはつまり大…

『ガンニバル』で描かれる長閑さと狂気

“村社会”における根深い因襲 『ガンニバル』で描かれる長閑さと狂気のコントラスト

是枝裕和監督の『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を史上最年少受賞した柳楽優弥に、ポン・ジュノ監督の助監督としてキャ…

2022年WOWOWドラマを彩った若手俳優

赤楚衛二、神尾楓珠、堀田真由 2022年のWOWOWドラマを彩った俳優たち

2022年に放送されたWOWOWのオリジナルドラマをざっと振り返ってみれば、人気シリーズの新シーズンであったり、池井戸潤や松本清…

『クロサギ』平野紫耀の華麗なアクション

『クロサギ』平野紫耀の身体能力はアクションでこそ活きる 黒島結菜との少々ビターな結末

氷柱(黒島結菜)が黒崎(平野紫耀)の目の前で何者かに拉致されてしまうという前回のクライマックスは、開始後すぐに片付けられる。バイ…

『祈りのカルテ』玉森裕太が選んだ道

『祈りのカルテ』初期研修を終えた玉森裕太が選んだ道 それぞれの“心残り”を描いた最終回

良太(玉森裕太)の最後の研修先は「緩和ケア科」。他の科のように積極的な治療を行わず、あくまでも患者の苦痛を取り除くことを目的とし…

『祈りのカルテ』を支える2つのキーワード

『祈りのカルテ』を支える「親子関係」と「同期」 玉森裕太にのしかかる2つの大きな試練

1週の休止を経て放送された『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の第9話。唐揚げ(前回裕也がみどりを励ますため…

『クロサギ』色恋で騙し取る平野紫耀

『クロサギ』色恋をエサにして騙し取る平野紫耀 クライマックスへ向けたさまざまな動きが

監視カメラに映った黒崎(平野紫耀)の姿をもとに、その素性を洗い出そうとする宝条(佐々木蔵之介)。一方その頃黒崎は、宝条を食うため…

『祈りのカルテ』成長を見せた玉森裕太

『祈りのカルテ』玉森裕太が医師として大きな成長 同期の研修医たちのドラマにも動きが

冴木(椎名桔平)に頼まれ、広瀬(原田泰造)のアパートを訪ねた良太(玉森裕太)。以前渡された1万円札を丁寧にポチ袋に収めて返しなが…

フジテレビドラマが“王者”に帰還?

ドラマの“王者”に帰還? 『PICU』『silent』など“描くべきこと”を示したフジテレビ

1990年代のフジテレビドラマ全盛期を通ってきた世代にとって、いまでもフジテレビのドラマがおもしろいというだけでそのクール全体が…

『祈りのカルテ』玉森裕太と原田泰造の関係

『祈りのカルテ』玉森裕太と原田泰造の新事実が明らかに 観月ありさの“新しい顔”も

さまざまな患者が次から次へと訪れる「救命救急科」は、これまで数多つくられてきた医療ドラマが示してきたように外科と並んで極めて“ド…

『祈りのカルテ』が仕掛けたホラー物語

『祈りのカルテ』が仕掛けたホラーチックな空気感 椎名桔平と原田泰造の関係性が明らかに

2年目に突入した良太(玉森裕太)たちの初期研修。前回のエピソードで描かれた時期が1年目の2月だったので、9月の物語が描かれた今回…

『祈りのカルテ』“謎解き”の本領が発揮

『祈りのカルテ』サブタイトル“謎解き”の本領が発揮 6人の研修医たちが医者を志した理由

裕也(矢本悠馬)と2人で総合診療科の研修をしていた良太(玉森裕太)。そこへやってきたのは、脳神経内科や婦人科などでも診断ができな…

『クロサギ』平野紫耀が詐欺師になった経緯

『クロサギ』平野紫耀が詐欺師になるに至った過去のやりとり 暗に仄めかされた最後の敵

雇用契約や賃貸借契約といった生活に必需なものから、高額な商品の購入やちょっとしたサブスクリプションサービスの利用に至るまで、世の…

『祈りのカルテ』が産婦人科に仕掛けた工夫

『祈りのカルテ』が産婦人科ドラマに仕掛けた工夫 複数人の物語を描いたことで得た成果

毎話異なる科を渡り歩く『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)。10月22日に放送された第3話の舞台となるのは「…

『祈りのカルテ』が描く医療との付き合い方

『祈りのカルテ』で考える“医療”との付き合い方 患者に向き合う医師・研修医を描く意味

第1話で描かれた精神科での研修が終わり、良太(玉森裕太)の次なる研修先となるのは医療ドラマではなじみの深い「外科」。それでもよく…

『祈りのカルテ』研修医の青春を描いた物語

『祈りのカルテ』患者と真摯に向き合い続ける玉森裕太 研修医たちの青春群像を描いた物語

Kis-My-Ft2の玉森裕太が主演を務める『祈りのカルテ〜研修医の謎解き診察記録〜』(日本テレビ系)が10月8日にスタートした…