第79回ヴェネチア国際映画祭受賞結果を総括 米アカデミー賞に与える影響も増加の傾向に
『シチズンフォー スノーデンの暴露』で第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したローラ・ポイトラス監督の新作ドキュメン…
玉森裕太が“王道ラブストーリー”を復活させる? 『NICE FLIGHT!』で類まれな愛嬌を証明
昔ながらの視聴率基準では何かと低調ぶりが取り沙汰されてばかりの7月期の民放連続ドラマ。それでもいざ蓋を開けてみれば、近年あまりに…
ムロツヨシが“喜劇俳優”のイメージを塗り替える 『雨に消えた向日葵』で見せる真の実力
WOWOWで放送中の『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』は、主演のムロツヨシの存在感にただただ驚かされる作品であった。つい最近も𠮷…
『下町ロケット』『アキラとあきら』など WOWOWドラマ版で堪能する池井戸潤原作作品
社会現象を巻き起こした『半沢直樹』シリーズをはじめ、『下町ロケット』や『陸王』など、2010年代から2020年代にかけて映像化が…
『ゴーストブック おばけずかん』と『学校の怪談』から考える、児童映画の“教え”の変化
90年代後半の『学校の怪談』シリーズと、2000年に公開された『ジュブナイル』以降、21世紀に入ってからこうした“夏休み映画”は…
“キラキラ映画”をアップデート 『モエカレはオレンジ色』に詰まった映画的ダイナミズム
“キラキラ映画”はどのようにマンネリ化から脱却し、“少女漫画”という歴史ある文化に不可欠な筋道を保ちながらアップデートを図ってい…
『パンドラの果実』ライデングループの深まる闇 S2でスケールアップした濃密な物語
ディーン・フジオカ演じる小比類巻祐一警視正と、岸井ゆきの演じる天才科学者の最上友紀子博士、そしてユースケ・サンタマリア演じる叩き…
『バスカヴィル家の犬』に感じた映画化の難しさ 失われたドラマ版の明確なカラー
この2年ほどの間に、あれやこれやと想像を上回るペースで量産されているTVドラマの劇場版。そのなかでも興行的に、かつ(映画としての…
モトーラ世理奈は未知数な表現者 ドラマ『椅子』で女優たちが見せる異なる“顔”
お笑い芸人であり、芥川賞作家であり、そして無類の“椅子好き”でもある。いくつもの顔を持つ才人・又吉直樹が、椅子と女性の人生を重ね…








































