『Flow』は“ノアの方舟”ではなく“バベルの塔”に 人間世界にも置き換えるべき他者との共生
アカデミー賞長編アニメーション賞では過去にもシルヴァン・ショメの諸作やアイルランドのカートゥーン・サルーンの作品など、ヨーロッパ…
香取慎吾×ヘイテツの見事過ぎる“勝負” 『日本一の最低男』が提示する社会の選択肢の少なさ
大江戸商店街周辺の再開発計画の見直しを、長谷川区長(堺正章)や黒岩議員(橋本じゅん)に直談判した一平(香取慎吾)は、区議会選挙で…
『のび太の絵世界物語』は“ドラえもん愛”あふれる傑作だ よみがえった“藤子・F・不二雄感”
2024年は藤子・F・不二雄の生誕90周年イヤーであり、2025年は『映画ドラえもん』シリーズの45周年。長く続く作品ともなれば…
第97回アカデミー賞の主役は“インディペンデント映画” 激変する映画界を支える才能たち
第97回アカデミー賞を受賞結果という観点から振り返ってみると、前哨戦の結果などから想定され得る範囲のことしか起きない、概ね順当な…
柄本明の登場が『日本一の最低男』にもたらしたもの 蛭田直美脚本回は愛の“ホームドラマ”に
2月20日に放送された『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)第7話。選挙のために亡き妹の家族を利用すると…
奥野瑛太の涙は『日本一の最低男』一番のハイライト “愛情”が詰まった完璧な家族ドラマに
一平(香取慎吾)が選挙に出ようとしていることを知り、そのために子どもたちや同居生活を“利用”しているのかと詰め寄る正助(志尊淳)…
『日本一の最低男』はひとつの答えを明示しない 一平が“最低”だからこその“優しい”世界に
ひまり(増田梨沙)が学校を休みがちになっているという話を聞き、「学校の楽しさを教えてやる」と立ち上がる一平(香取慎吾)。しかし正…
『日本一の最低男』は“王道ホームドラマ”の予感 副題「※私の」は一体誰のことなのか?
香取慎吾が主演を務める『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)が1月9日にスタートした。香取がフジテレビ系…
『潜入兄妹』すべてが段取りよく回収される最終回に 続編を匂わせる新たな“依頼”も
賢太(伊藤あさひ)が密告したことにより、潜入捜査官であることが朱雀(白石聖)に知られてしまう貴一(竜星涼)と優貴(八木莉可子)。…
『潜入兄妹』まだ明らかにされていないいくつかの“謎” 秘密を握るのは及川光博?
信濃(篠田麻里子)の罠にハマり、貴一(竜星涼)と朱雀(白石聖)が拉致されてしまった前回のラスト。優貴(八木莉可子)は入間(及川光…
『室井慎次』2部作が存在した意義 青島が主人公の『踊る大捜査線 N.E.W.』に期待するもの
『踊る大捜査線』シリーズの新作映画『踊る大捜査線 N.E.W.』が2026年に公開されることがついに発表された。もちろん主役は織…
『潜入兄妹』鳳凰らが“幻獣”を立ち上げた理由 『大病院占拠』とのまさかの繋がりも
計画通り、鳳凰(藤ヶ谷太輔)たちに認められて“幻獣”の幹部として迎え入れられた貴一(竜星涼)と優貴(八木莉可子)。潜入捜査官では…
『潜入兄妹』貴一らがあぶり出した内通者の正体 信濃と名乗る謎の女性が新たに登場
朱雀(白石聖)から電話で呼び出され、貴一(竜星涼)と優貴(八木莉可子)が向かった雑居ビル。そこには始末屋の櫛田(フェルナンデス直…