『女神の教室』天秤に込められた真の意味

『女神の教室』が明示した“天秤”に込められた真の意味 未来を見据えた前田拳太郎の言葉

司法試験の合格発表の11月。在学中に挑んだ照井(南沙良)は、実務演習クラスの仲間たちが見守るなか結果を見にいくのだが、あえなく不…

『女神の教室』前田旺志郎が味わった苦しみ

『女神の教室』前田旺志郎が味わった法律家としての苦しみ ロー生たちが示す“同期の絆”

過去に起こした事件の裁判で、担当判事だった柊木(北川景子)にかけられた言葉から恨みを抱き、実務演習クラスの柊木の教え子たちに対し…

『女神の教室』本格的に確立した5人の結束

『女神の教室』本格的に確立し始めた5人の結束 柊木雫を裏付けるために必要不可欠なもの

実務演習クラスの5人に対して嫌がらせをしていた“crow”という見えざる影が、柊木(北川景子)にも近付く。その一方で、藍井(山田…

『大病院占拠』鬼の“正体”から“目的”へ

『大病院占拠』鬼の“正体”から“目的”へシフトする考察 新たに見えた警察内部の“裏切り者”

突然現れた“紫鬼”によって拉致されたえみり(吉田帆乃華)を救出するため、三郎(櫻井翔)に与えられたタイムリミットは1時間。2月1…

『女神の教室』から学ぶ法律の曖昧さ

『女神の教室』から学ぶ“線引き”という法律の曖昧さ 苦しみから立ち直ろうともがく南沙良

帰宅した真中(高橋文哉)の家の玄関先に吊るされていたハトの死骸のレプリカ。それがペットとして飼われていたものであれば「器物損壊罪…

『大病院占拠』櫻井翔と白洲迅のバディ

『大病院占拠』短時間で信頼関係を築いた櫻井翔と白洲迅 SNS上の考察力に驚きを隠せない

人質の“罪”を三郎(櫻井翔)に暴かせ、ネットの生配信「百鬼夜行ちゃんねる」を介して公衆の面前にさらすという、ある種の私刑が鬼たち…

『ガンニバル』最終話も息つく暇もない重厚さ

『ガンニバル』最終話も息つく暇もないほどの重厚さ “シーズン2”への期待は増すばかり

後藤家の敷地に乗り込んでいった大悟(柳楽優弥)は岩男(吉原光夫)に捕まり、恵介(笠松将)らが待ち構える屋敷のなかで殺気立った後藤…

『女神の教室』言葉の応酬に目が離せない

『女神の教室』ロー生たちの言葉の応酬に目が離せない 教師たちが描くもうひとつの“青春”

民法第695条「和解は、当事者が互いに譲歩をしてその間に存する争いを止めることを約することによって、その効力を生ずる」。  第…

『ガンニバル』混ざり始めた“善”と“悪”

『ガンニバル』柳楽優弥が体現する“善”と“悪”の境界線 “人間らしさ”が垣間見えた後藤家も

1月25日に配信がスタートしたディズニープラス「スター」オリジナルシリーズ『ガンニバル』第6話「予感」。最終回のひとつ前のエピソ…

『女神の教室』“正反対”の絶妙なバランス

『女神の教室』南沙良と前田旺志郎が起こした化学反応 “正反対”がもたらす絶妙なバランス

劇中の柊木(北川景子)の考えを拝借すれば、個人の内面、すなわち心のなかで思うことは自由であり、国家権力はそれを侵してはならないと…

『ガンニバル』終盤に向けて物語が一気に加速

『ガンニバル』静かな威圧感を放つ田中俊介が恐ろしい 終盤に向けて物語が一気に加速

大悟(柳楽優弥)を山奥の廃ホテルに呼び出した男・寺山京介(高杉真宙)の登場によって、終盤に向けて一気に物語が動きだそうとしている…

『女神の教室』“正対正”が見せるユーモア

『女神の教室』北川景子と山田裕貴の掛け合いが核に 青春群像劇としても最適解の見せ方

青南ローの構内で倒れて運ばれていった卒業生が、藍井(山田裕貴)から冷たい言葉を投げかけられていたと知る柊木(北川景子)。実務的な…

第95回アカデミー賞は熾烈な三つ巴に

アカデミー賞作品賞は『フェイブルマンズ』が最有力 『RRR』がサプライズを起こす?

秋のヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で有力作品が見えてきて、年末にかけて発表される全米各地の批評家協会賞で大方の勢力図が…

『ガンニバル』京介は一体何者なのか

『ガンニバル』高杉真宙演じる京介は一体何者なのか “善良な人々”が変貌する恐ろしさ

トンネルのなかで“後藤家”の睦夫(酒向芳)らと激しい銃撃戦を繰り広げた阿川大悟(柳楽優弥)。逮捕された睦夫の供述通り、山中から前…

『女神の教室』が主題として掲げる想像力

『女神の教室』が主題として掲げる“想像力” 教育方針が異なる北川景子と山田裕貴の対比

左手の天秤は“公平”と“平等”を、右手の剣は“公平な裁判によって正義を実現するという強い意思”を。ギリシャ神話に登場する女神であ…

『ガンニバル』柳楽優弥の“過去”があらわに

『ガンニバル』柳楽優弥への“3つの忠告”とあらわになる“過去” 正義感が波紋の引き金に

後藤家に単身乗り込み、背後から“あの人”と呼ばれる大男から鎌で襲われた大悟(柳楽優弥)が回想する、刑事時代の記憶。それはつまり大…

『ガンニバル』で描かれる長閑さと狂気

“村社会”における根深い因襲 『ガンニバル』で描かれる長閑さと狂気のコントラスト

是枝裕和監督の『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を史上最年少受賞した柳楽優弥に、ポン・ジュノ監督の助監督としてキャ…

2022年WOWOWドラマを彩った若手俳優

赤楚衛二、神尾楓珠、堀田真由 2022年のWOWOWドラマを彩った俳優たち

2022年に放送されたWOWOWのオリジナルドラマをざっと振り返ってみれば、人気シリーズの新シーズンであったり、池井戸潤や松本清…

『クロサギ』平野紫耀の華麗なアクション

『クロサギ』平野紫耀の身体能力はアクションでこそ活きる 黒島結菜との少々ビターな結末

氷柱(黒島結菜)が黒崎(平野紫耀)の目の前で何者かに拉致されてしまうという前回のクライマックスは、開始後すぐに片付けられる。バイ…

『祈りのカルテ』玉森裕太が選んだ道

『祈りのカルテ』初期研修を終えた玉森裕太が選んだ道 それぞれの“心残り”を描いた最終回

良太(玉森裕太)の最後の研修先は「緩和ケア科」。他の科のように積極的な治療を行わず、あくまでも患者の苦痛を取り除くことを目的とし…

『祈りのカルテ』を支える2つのキーワード

『祈りのカルテ』を支える「親子関係」と「同期」 玉森裕太にのしかかる2つの大きな試練

1週の休止を経て放送された『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の第9話。唐揚げ(前回裕也がみどりを励ますため…

『クロサギ』色恋で騙し取る平野紫耀

『クロサギ』色恋をエサにして騙し取る平野紫耀 クライマックスへ向けたさまざまな動きが

監視カメラに映った黒崎(平野紫耀)の姿をもとに、その素性を洗い出そうとする宝条(佐々木蔵之介)。一方その頃黒崎は、宝条を食うため…

『祈りのカルテ』成長を見せた玉森裕太

『祈りのカルテ』玉森裕太が医師として大きな成長 同期の研修医たちのドラマにも動きが

冴木(椎名桔平)に頼まれ、広瀬(原田泰造)のアパートを訪ねた良太(玉森裕太)。以前渡された1万円札を丁寧にポチ袋に収めて返しなが…

フジテレビドラマが“王者”に帰還?

ドラマの“王者”に帰還? 『PICU』『silent』など“描くべきこと”を示したフジテレビ

1990年代のフジテレビドラマ全盛期を通ってきた世代にとって、いまでもフジテレビのドラマがおもしろいというだけでそのクール全体が…

『祈りのカルテ』玉森裕太と原田泰造の関係

『祈りのカルテ』玉森裕太と原田泰造の新事実が明らかに 観月ありさの“新しい顔”も

さまざまな患者が次から次へと訪れる「救命救急科」は、これまで数多つくられてきた医療ドラマが示してきたように外科と並んで極めて“ド…

『祈りのカルテ』が仕掛けたホラー物語

『祈りのカルテ』が仕掛けたホラーチックな空気感 椎名桔平と原田泰造の関係性が明らかに

2年目に突入した良太(玉森裕太)たちの初期研修。前回のエピソードで描かれた時期が1年目の2月だったので、9月の物語が描かれた今回…