『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』に内包されていたシビアで恐ろしいメッセージ
タイトルの「のび太〜」の後に「と」が来るのは、2012年の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』以来…
アカデミー賞『エブエブ』の“完勝”にみる映画界の変化 試されるメジャースタジオの企画力
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(以下、『エブエブ』)が、ノミネートされた10部門(11ノミネート)のうち…
アカデミー賞作品賞は『フェイブルマンズ』が最有力 『RRR』がサプライズを起こす?
秋のヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で有力作品が見えてきて、年末にかけて発表される全米各地の批評家協会賞で大方の勢力図が…
ジャン=リュック・ゴダール、アイヴァン・ライトマンら偉大な映画監督たちを偲んで
毎年多くの映画人がこの世を去る。それはどうしたって避けられないことである。アカデミー賞の授賞式に必ず設けられている追悼のメモリア…
新海誠ワールドを確立させた『すずめの戸締まり』 記憶の集積と向き合う映画鑑賞の醍醐味
彼岸と此岸を隔てるのは、時に川であり門であり、はたまた扉でもある。生と死を描写する物語、あるいはそうした異界へと彷徨うような物語…
『祈りのカルテ』初期研修を終えた玉森裕太が選んだ道 それぞれの“心残り”を描いた最終回
良太(玉森裕太)の最後の研修先は「緩和ケア科」。他の科のように積極的な治療を行わず、あくまでも患者の苦痛を取り除くことを目的とし…
『祈りのカルテ』を支える「親子関係」と「同期」 玉森裕太にのしかかる2つの大きな試練
1週の休止を経て放送された『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の第9話。唐揚げ(前回裕也がみどりを励ますため…