インスタで話題! 茶の湯愛好家・多田けい子のあそび心と見立てのセンスが光る『44の茶箱あそび』

茶の湯愛好家・多田けい子『44の茶箱あそび』

 書籍『44の茶箱あそび』(多田けい子・著) が2月14日に世界文化社より発売された。

 茶箱とは、お茶を点てる道具一式を箱や籠にコンパクトに詰めて携帯できるようにしたもの。

 本書ではインスタグラマーとしても知られる多田けい子(@tea_keiko)が、10年以上の歳月をかけて組んだ44の茶箱を収録。どれも著者の自由な発想で作られましたが、すべてお茶のルールに従った道具立てとなっている。

 道具を入れる袋である仕覆はすべて著者の自作で、手仕事好きの方にもおすすめ。これから茶箱を組みたいという人には、多田さんの経験が語られるコラム「茶箱茶籠の組み方ワンポイント」も役に立つだろう。

■著者プロフィール 
多田けい子
1956年石川県鳳珠郡穴水町出身。
早稲田大学第一文学部卒業。結婚後金沢市に住み、現在に至る。2003年に仕覆作り、12年に茶箱作りを始める。13年はじめての自作茶箱展を開催。17年の第3回展を最後に個展は終了するつもりだったが、24年ふるさと能登半島の地震発生を受け、能登地震復興チャリティ特別展「モノあそびコトあそび 多田けい子 ・ 四十四の茶箱」を開く。
インスタグラム@tea_keiko は、フォロワー 62,000人を超える。

■刊行概要
『44の茶箱あそび』
小さな箱から広がる物語
発売日:2025年2月14日 (木)
定価:2,420円(税込)
著者:多田けい子
仕様:B5変型判/128ページ
発行:株式会社世界文化社

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