作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
レア・セドゥがスクリーンを独占する 『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』で存分に堪能
2017年の『心と体と』で第67回ベルリン映画祭金熊賞を受賞し、第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたハンガリーの…
『ブライアン・ウィルソン』ビーチ・ボーイズの名曲の魔法を紐解く “天才”の過去と現在
「サーフィン・U.S.A.」「サーファー・ガール」「イン・マイ・ルーム」「アイ・ゲット・アラウンド」「ヘルプ・ミー・ロンダ」「グ…
『グレイマン』が思い起こさせる往年のアクション映画の面白さ シリーズ化には課題も?
製作費推定250億円以上という、配信映画として最大といえる巨費が投じられた、アドベンチャー・アクション映画『レッド・ノーティス』…
『ゴーストブック おばけずかん』と『学校の怪談』から考える、児童映画の“教え”の変化
90年代後半の『学校の怪談』シリーズと、2000年に公開された『ジュブナイル』以降、21世紀に入ってからこうした“夏休み映画”は…
Netflix『呪詛』から考える“信じる心”の危うさ 安易にお勧めできない呪いの一作
「観たら呪われる映画」という触れ込みは、古今東西様々な作品で使われてきた。 日本では『リング』の劇中劇として「呪いのビデ…
NYの奥底で暮らす母娘が星を求めて 『きっと地上には満天の星』は心震える愛の物語
少女は、ずっと自分の背中に翼が生えてくるのを待っている。虹色のキラキラした翼が生えたら、愛する母と一緒にどこまでも、彼女の好きな…
『モンスターズ・インク』が教えてくれる、恐怖に勝る相互理解 大人向け作品としての魅力
6歳の私は、部屋の明かりを全て消して寝ることができなかった。暗闇から何かがこっちを見ていて、目を閉じた私を襲うのが怖かったのだ(…
元ナチス市民の証言に潜む“無邪気さ” 『ファイナル アカウント』は今観るべき一作
『ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言』に登場する、ある人物は言う。 「戦争が終わると、大抵の人はこう言うんだ。1・“私…
“キラキラ映画”をアップデート 『モエカレはオレンジ色』に詰まった映画的ダイナミズム
“キラキラ映画”はどのようにマンネリ化から脱却し、“少女漫画”という歴史ある文化に不可欠な筋道を保ちながらアップデートを図ってい…
2パック&ビギー暗殺の真相に迫る 『L.A.コールドケース』は米社会の闇を照らす一作に
先日、アメリカの人気ドラマ『アトランタ』のシーズン3を観ていたら、<2パックはアムステルダムで生きていて、今からその葬式が行われ…
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は“アニマルライツ”がテーマに 後半は別作品?
ついにシリーズ完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が7月29日に公開を迎えた。それに合わせて、日本テレビ系『金…
二人だけの“特別なロマンチック”を描く 実話を基にした『あなたがここにいてほしい』
後悔のない恋愛をしているだろうか。心から大切にしたい相手と、向き合えているのだろうか。7月22日から公開中の映画『あなたがここに…
『ミニオンズ フィーバー』が追求する音楽の魅力 ブラックカルチャーのきらめきを楽しむ
イルミネーションの代表作である、『怪盗グルー』シリーズの人気キャラクター、“ミニオン”。グルーの手下として働く、小さくてバナナの…
台湾映画『呪詛』が生み出した恐怖とは? “ルール違反”といえるホラー映画の“タブー破り”
台湾製作のホラー映画『呪詛』が話題だ。あまりに怖いとの噂は口コミで広がり続け、Netflixの日本における「今日の映画トップ10…
『ソー:ラブ&サンダー』贅沢な悪ふざけが楽しい 長大化するMCUの息抜きとなる一作に
『ソー:ラブ&サンダー』は、7月8日に公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作だ。タイカ・ワイティティ監…
個人と人生とのかかわりを観客に問い直す “一歩先”の“感動作”『アプローズ、アプローズ!』
情熱的なベテラン俳優が、囚人たちを指導して演劇の舞台を成功させ、パリの国立劇場での上演に挑む……。このようなあらすじから、『アプ…
『ジュラシック・ワールド』が放つ“パーク”の魅力 ラプトルとT-REX共闘の感慨深さ
1993年に公開された『ジュラシック・パーク』は、実業家ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)の野望と、彼が金に糸目をつ…
『バズ・ライトイヤー』飛行テストが暗示する“人生の持ち時間” バズの苦悩が胸を打つ
『トイ・ストーリー』シリーズ(1995年~2019年)のスピンオフとして製作された映画『バズ・ライトイヤー』が、7月1日から公開…
『ソー:ラブ&サンダー』はなぜ観客に混迷した印象を与えたのか? 作品の“価値”を考える
『マイティ・ソー 』シリーズも、『ソー:ラブ&サンダー』で、ついに第4作を迎え、マーベル・スタジオ映画では、単独ヒーローシリーズ…
『バズ・ライトイヤー』に存在した、『トイ・ストーリー』シリーズとの精神的に強い繋がり
アニメーション業界のトップの一角である、ピクサー・アニメーション・スタジオの代名詞といえる、『トイ・ストーリー』シリーズ。そのス…
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』にみる、製作陣の思い入れと西部劇への敬意
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の生みの親であるロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルは南カルフォルニア大学(USC)の映画芸術学部…
『さよなら、バンドアパート』が描くバンドマンのリアル ほろ苦くも爽快な物語が映す希望
ファンの目に触れているバンドマンの姿は、言わずもがな表舞台で輝いている面だけだ。SNSやブログのように、バンドマンみずからが自身…
『ソー:ラブ&サンダー』評価のポイントはとっ散らかっている感? 喜劇と悲劇の同時上映
メチャクチャに強い雷神のソー(クリス・ヘムズワース)は、元カノで地球人のジェーン(ナタリー・ポートマン)と再会を果たす。しかも何…
閲覧注意の大量の血と臓物 絶対に感染したくないゾンビウイルス『哭悲/THE SADNESS』
皆さんは最近、なにかを拝んだことがことがあるだろうか。神を拝むのもよし。推しを拝むのもよし。かくいう自分も最近、台湾発のバイオレ…
『エルヴィス』バズ・ラーマン劇場と化したプレスリー伝 トム・ハンクスの必見の怪演も
エルヴィス・プレスリーにとって歌とは「赤い靴」だ。アンデルセン童話で貧しい少女が履く赤い靴は、貴族令嬢がサイズ違いで売れ残った「…
『天気の子』を連想させる? 1970年代ハリウッド近郊を再現した『リコリス・ピザ』
7月1日より映画『リコリス・ピザ』が公開されている。本作は『マグノリア』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などのポール・トーマス…
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』が描いていた“アメリカのもうひとつのリアル”
1985年に公開され世界的大ヒットを記録した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。すぐさま続編企画が立ち上がり、監督のロバート・ゼ…
あえて“映画”を名乗った『ゆるキャン△』のチャレンジ TVシリーズにはなかった要素とは
映画『ゆるキャン△』がついに公開された。7月2日~3日の映画観客動員ランキングでは、『トップガン マーヴェリック』、『バズ・ライ…
『ソー:ラブ&サンダー』はアクションを楽しめる快作! 評価が分かれるポイントも?
こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお…
『竜とそばかすの姫』に刻まれたネット社会の問題点 主人公の行動が賛否両論を呼んだ理由
細田守監督作『竜とそばかすの姫』が『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で地上波初放送される。今作の見どころは非常に多い。公開時に…
『峠 最後のサムライ』が継承した黒澤映画の哲学 役所広司と仲代達矢の関係が意味するもの
日本のみならず、世界の映画史のなかで代表的な監督の一人である、黒澤明。1998年に彼がこの世を去った後、『用心棒』(1961年)…
『スーパーヒーロー』は“ドラゴンボール映画”として満点 だからこそ期待したい次作の挑戦
6月11日に『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開され、スマッシュヒットを記録している。子どもから大人まで夢中になれるタイ…
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3週連続放送を楽しもう! 秀逸な小ネタの数々を紹介
映画監督のスティーヴン・スピルバーグは映画製作者としても有能で、彼が自ら設立した映画会社アンブリン・エンターテインメントは、19…






































