作品評の記事一覧

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公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『フリー・ガイ』を哲学的な切り口から考察

『フリー・ガイ』の内容は意外に深い? 哲学的な切り口から読み解く

日々驚異的なスピードで進歩を遂げている、ビデオゲーム(TV、PCゲーム)の表現力。その技術革新が活かされたリアルな仮想世界を舞台…

『映画クレしん』最新作、傑作と言われる理由

『映画クレヨンしんちゃん』最新作が傑作と言われる理由 子ども向けアニメとしての意義

劇場版『クレヨンしんちゃん』の第29作目『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(以下、『天カス学園』)が、シリーズ屈…

『ワイスピ/ジェットブレイク』の愛と誠実さ

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は愛と誠実さに溢れた傑作 人間ドラマにも注目

“悪い連中が悪いことを考えているから、いつもの仲間でシメに行こうぜ!”。本作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年…

『ワイスピ/ジェットブレイク』の試みを考察

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が長尺となった理由 シリーズ回帰作の試みとは

新作を生み出す度に荒唐無稽な描写がグレードアップしていく、カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ。その9作目となる『ワ…

『ジャングル・クルーズ』に反映された思想

『ジャングル・クルーズ』の“現代の映画”としてのスリリングさ 作品に反映された思想を解説

近年、実写映画化企画が立て続いているウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。その作品の中には、世界中のディズニーのパークで稼働してい…

『ワイルド・スピード』シリーズ人気の秘訣

『ワイスピ』シリーズ人気の秘訣とは? 『ジェットブレイク』は前作を超えるスケールに

『ワイルド・スピード』シリーズは、これまで2019年のスピンオフを含め2021年までに10作公開されています。1作目公開の200…

バディ映画としての『ヴェノム』

ホラーではなく“ほっこりバディ映画”!? 『ヴェノム』の見どころは“負け犬同志の友情”

今、世界で「スパイダーマン・ユニバース」が盛り上がっている。先週8月1日はスパダーマン誕生の日ということもあり、世界中のファンが…

『すべてが変わった日』が映し出す異常な世界

現代の目で観るからこその切迫感 サイコスリラー『すべてが変わった日』が映す異常な世界

自分の愛する人が苦しめられる……それは人間にとって、最も耐え難い事態ではないだろうか。映画『すべてが変わった日』は、あろうことか…

荻野洋一の『イン・ザ・ハイツ』評

密集・密接・密着を讃美する奇跡の大作 愛すべき人の体温を思い出す『イン・ザ・ハイツ』

いま全世界は隔離の時代にある。3密(密閉・密集・密接)を避け、フィジカル・ディスタンシングは人類共通の合言葉となった。だからこそ…

『ワイスピ ICE BREAK』は重要作

『ワイルド・スピード ICE BREAK』は新章に繋がる重要作 原点へのオマージュも

2001年にシリーズ1作目が公開されて、今年で20年目を迎えた人気シリーズ『ワイルド・スピード』。最初は違法なストリートレースに…

『モンスターズ・ワーク』の新しい価値観

変化したピクサー社の現状にもリンク? 『モンスターズ・ワーク』の新しい価値観

ピクサー・アニメーション・スタジオの代表作の一つであり、現在スタジオの製作を統括するピート・ドクターの当時の奇想が活かされたアニ…

『フィアー・ストリート』は何を描いた?

『フィアー・ストリート』3部作は何を描いた? Netflixとスラッシャー映画の相性

ティーンエイジャーが血まみれになって殺人鬼に追われて、時に惨殺されたり時に立ち向かって返り討ちにしたりするような作品が好きなら、…

『親愛なる君へ』は“愛”の謎を解き明かす

複数の“愛”の謎を解き明かす物語 『親愛なる君へ』が描く現実は決して他人事ではない

台湾映画『親愛なる君へ』が、7月23日より公開された。世界的評価を受けた『一年之初(一年の初め)』や『ヤンヤン』を手掛けたチェン…

『ブラック・ウィドウ』が描く“一つの希望”

『ブラック・ウィドウ』が描いた“一つの希望” マーベル・スタジオのヒーロー映画から考察

『アイアンマン2』(2010年)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)まで、マーベル・スタジオの映画で約10年の間活…

『100ワニ』賛否分かれる“間”の使い方

『100日間生きたワニ』はアニメ映画として“失敗”なのか? 賛否分かれる“間”の使い方

『100日間生きたワニ』が様々な意味で話題を呼んでいる。Twitterで連載された原作は空前の人気となったものの、プロモーション…

『EURO MISSION』は復習に最適?

『ワイルド・スピード EURO MISSION』はシリーズの“功労者” 新作に向けた復習にも最適?

『ワイルド・スピード』を観たら、確実に欲してしまうものがある。コロナビールとBBQだ。あと、ナイスな車に美男美女、腹筋と大金。人…

『バケモノの子』受け継がれる“胸の中の剣”

『バケモノの子』表裏一体の舞台とキャラクター 熊徹から九太へ受け継がれる“胸の中の剣”

細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』がいよいよ7月16日に公開となる。その公開を記念し、7月9日には累計興行収入58億5千万を…

エンタメ性も筋肉も爆発的『アクアマン』

キャラ良し、アクション良し、筋肉良し! DCで最も純粋なエンタメ作品『アクアマン』

海だ! 魚だ! 筋肉だ! 『アクアマン』だ! 『ジャスティス・リーグ』に登場していたアクアマンことアーサー・カリーが主人公の本作…