作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『テルマエ・ロマエⅡ』阿部寛と一緒に銭湯の凄さを再発見 独特な“音”の演出に癒される
2月18日、『土曜プレミアム』(フジテレビ系)にて、2014年に公開された阿部寛主演映画『テルマエ・ロマエⅡ』が放送される。空前…
『バビロン』で露呈したデイミアン・チャゼル監督の欠点 “ハリウッド”のおそろしい魔力
『ラ・ラ・ランド』(2016年)で、映画界を含めたロサンゼルスのショービズ界の光と影を、ファンタジックに描いたデイミアン・チャゼ…
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は壮大なファミリードラマ 見せ場だらけの125分
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が、2月17日に公開されました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ5…
『女神の継承』はなぜ一大ブームを巻き起こした? ホラー好きの心をくすぐる練られた設定
2022年の映画界の話題をさらったトピックはいくつもあるが、そのひとつに「アジアンホラーのヒット」が挙げられる。もちろんこれまで…
『イニシェリン島の精霊』が“難解な映画”である背景 ブラックコメディが持つ意義を考える
映画『イニシェリン島の精霊』が1月27日に公開された。予告編を観れば、2人の男の友情が決裂し、そこから観客である私たちが納得でき…
アメリカはなぜ評価しない? 『その道の向こうに』ジェニファー・ローレンスの芝居の真価
ライラ・ノイゲバウアーの素晴らしい長編映画監督デビュー作『その道の向こうに』のジェニファー・ローレンスには、かつて彼女の名を一躍…
『鬼滅の刃』の魅力が最大限に発揮されたワールドツアー上映 映画館にしかない“陽と陰”
映画館の魅力とは何か。『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』はそれを再確認するのに適した作品だった。 …
『トムとジェリー』実写と2Dの“楽しい融合” 理想的なCG表現となった要因とは?
「トムとジェリー なかよくケンカしな」というフレーズは、TVアニメシリーズ『トムとジェリー』の初代日本語版オープニングソングのも…
『鬼滅の刃』ワールドツアー上映は“無限城”が見どころに 「刀鍛冶の里編」に感じた可能性
これまでの映画業界、アニメーション業界の常識を超える、興行的な快挙を成し遂げた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。日本映画の歴代興…
『イニシェリン島の精霊』に込められた、世界を救う一抹の希望 真の“アイルランド魂”とは
衝撃的な人間ドラマが展開する映画『スリー・ビルボード』(2017年)で、監督、脚本家として絶大な評価を受けることになった、マーテ…
『どうする家康』とはリンクせず? 木村拓哉主演『レジェンド&バタフライ』の“新しさ”
NHK大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)の序盤において、主人公・家康(現時点では松平信康)に「良くも悪くも多大な影響を与え…
『THE FIRST SLAM DUNK』の偉業は語り継がれ続ける 井上雄彦が監督・脚本を務めた意義
全国の映画館で大ヒット上映中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』の興行収入が、89億円を突破したことが1月23日に報…
『灰原哀物語』は安室透の魅力もギュッと詰まった一作 コナンフリークが楽しめる演出も?
2022年に劇場公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』がシリーズ最高の97.8億円を記録し、国民的ミステリー作品として不動…
藤ヶ谷太輔が新時代のダメ男像を確立 『そして僕は途方に暮れる』が必見である理由
1980年代に発表されてから現在までに、福山雅治やCHARA、佐藤竹善など、数多くの日本のアーティストに親しまれ、カバーされてき…
大事なのは「何を得て、何を失うか」の選択 『野獣の血』は韓国ノワールに新風をもたらす
齢四十にもなって業界ではいまだ「若手」扱い。上を見渡せば年長者ばかりで、自分がトップに成り代わる望みは薄い。人生で大きなことを成…
『ホワイト・ノイズ』の難解な内容を解説 ノア・バームバック監督が示した“恐ろしい事実”
例年の通りNetflixが、『バルド、偽りの記録と一握りの真実』、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』、アメリカで1週間限定公開…
宮城リョータがカッコよすぎる! 原作未読者が『THE FIRST SLAM DUNK』で受けた衝撃
筆者が生まれた1996年という年は、『SLAM DUNK』が『週刊少年ジャンプ』で連載終了した年であった。そういうわけで自分の人…
『嘘八百』はお正月映画の定番シリーズに 『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』との親和性
かつて、お正月の映画興行では、ある定番のシリーズ作品が上映される時代があった。山田洋次監督、渥美清主演の『男はつらいよ』シリーズ…
現代的マーダーミステリーの決定版 『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』のすごさに迫る
好評を博した、ライアン・ジョンソン監督、ダニエル・クレイグ主演のミステリー映画『ナイブズ・アウト』(2019年)の続編である『ナ…
「アバ体験!!」と叫ばずにいられない 『アバター:WoW』は劇場体験一点突破作品
正直な話、自分は『アバター』(2009年)が好きではない。そんなに面白くないし、なぜ『アバター』が世界興収記録の1位に輝いている…
前作と同じ展開の繰り返し? 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に感じた複雑な思い
『ターミネーター』シリーズ、『エイリアン2』(1986年)、『タイタニック』(1997年)、そして『アバター』(2009年)など…
新海誠ワールドを確立させた『すずめの戸締まり』 記憶の集積と向き合う映画鑑賞の醍醐味
彼岸と此岸を隔てるのは、時に川であり門であり、はたまた扉でもある。生と死を描写する物語、あるいはそうした異界へと彷徨うような物語…
『ブラックアダム』は新たな方針と外れたものに? 今後のDCコミックス映画の行方を占う
ワーナー・ブラザースのDCコミックスを原作とする大作映画シリーズが、激動の時を迎えている。ヒーロー大作映画が映画界で最も大きなビ…
『THE FIRST SLAM DUNK』が乗り越えた、「漫画原作アニメーション映画」のジレンマ
高校バスケットボールを題材とした、井上雄彦原作の大ヒット漫画『SLAM DUNK』。90年代に『週刊少年ジャンプ』で連載を続け、…
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル』で思い出す、彼らの愛おしさ
12月も2週が過ぎ、本格的なクリスマスシーズンが到来した。ところで、あなたが“クリスマスの到来”を実感するタイミングはいつだろう…
『ストレンジ・ワールド』は“多様性”を丁寧に紐解く ディズニーが込めたメッセージとは?
ディズニー最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』が11月23日に劇場公開された。本作にはウォルト・ディズニー・アニメー…
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』リアーナが紡いだ“新しいテーマ”を考察
11月11日より公開中の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年)。前作『ブラックパンサー』(2018年)は、作…
“生きること”の意味を問う『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は劇場で体験すべき必見作
ストップモーション・アニメーション映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は、必見の作品だ。Netflixアニメーションとして製…
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に刻まれた“3つの進化”
アメリカ映画なのにアメリカは蚊帳の外である。ブラックパンサーはアフリカの秘境で高度な科学技術をもつ架空の王国ワカンダの王であり、…




































