作品評の記事一覧

(2819件)

公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『ザ・バットマン』176分の最大の問題点

『ザ・バットマン』176分の最大の問題点 “第2作が傑作”シリーズの伝統に続くか

さぁ、闇の騎士の帰還だ。大成功を収めたクリストファー・ノーラン版“ダークナイト3部作”以来、10年ぶりのバットマン単独作の登場だ…

スピルバーグが見つめ直すアメリカ

『ウエスト・サイド・ストーリー』で見つめ直すアメリカ 物語本来の人種構造とその対立

スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』は1961年のロバート・ワイズ監督作『ウエスト・サイド物語』のリ…

『謎のプリンス』ドラコ・マルフォイを考える

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でハリーと正面対決 ドラコ・マルフォイについて考察

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、シリーズ最終章の入り口だ。ついに宿敵ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)を倒すための具体…

『ザ・バットマン』は野心的かつストイック

ブルース・ウェインの完璧な成長物語 『ザ・バットマン』は野心的かつストイックな作品に

治安最悪の街ゴッサムを、どけんかせんといかん! というわけで、若きブルース・ウェイン(ロバート・パティンソン)は、今日もコスチュ…

怪作映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』

『ガンパウダー・ミルクシェイク』アクション映画大好き人間の遊び心とハードボイルド魂

ネオンきらめくクライム・シティ(※公式名称です。私が勝手につけたんじゃありません)では、今日も悪党どもがシノギを削り合う。この街…

『ナイル殺人事件』原作との違いを“推理”

『ナイル殺人事件』ポアロの若い時期の描写の意味とは? 原作とは異なる改変部分を“推理”

『ベルファスト』でアカデミー賞の主要賞にノミネートされている、話題のケネス・ブラナー監督。彼が主演し、監督している新たな『名探偵…

『ウエスト・サイド~』2つの胸熱ポイント

舞台『ウエスト・サイド・ストーリー』をいかに映画に昇華? 胸が熱くなる2つのポイント

スティーヴン・スピルバーグが監督したミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が公開中だ。本作は1957年、レナード・バー…

スピルバーグの映画的な運動への執着

スピルバーグの映画的な運動への執着が生々しく刻まれた『ウエスト・サイド・ストーリー』

目の前に広がる瓦礫の山、50年代ニューヨークのマンハッタン、アッパー・ウエスト・サイドには10代の子供たちの心象風景と重なるよう…

『リメンバー・ミー』で多角的に描写される死

『リメンバー・ミー』は単調な“家族愛”の物語に収まらない 多角的に描写される“死”

ピクサー・アニメーション・スタジオによって制作された映画『リメンバー・ミー』。当時劇場に足を運んだ人の中には、マリーゴールドのよ…

『悪魔のいけにえ』新作が見出した光明

『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』にリアリティが生み出された背景とは?

ホラー、スプラッター映画の代表として、伝説的存在となっている『悪魔のいけにえ』(1974年)は、テキサス州の田舎を舞台に、若者た…

『ウエスト・サイド・ストーリー』徹底考察

『ウエスト・サイド・ストーリー』が示したメッセージと、作品に落とされたネガティブな影

『ウエスト・サイド物語』は、ブロードウェイ・ミュージカル(1957年初演)としても、ミュージカル映画(1961年)としても、世界…

『チャーリーとチョコレート工場』を徹底解説

『チャーリーとチョコレート工場』に掛けられた魔法 ティム・バートン作品に共通の題材も

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『シザーハンズ』など、エキセントリックな世界観で観客を魅了し続けてきた巨匠ティム・バートン…

2作の『ゴーストバスターズ』を比較検証

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』と2016年のリブート版を比較考察

1984年に公開されるや世界中で大ヒット、日本でも定番のハリウッド娯楽作として、長きにわたって愛されてきた『ゴーストバスターズ』…

『僕を育ててくれたテンダー・バー』の男性性

男と男の“魂の継承”の物語 『僕を育ててくれたテンダー・バー』にみる“男らしさ”の価値観

室内に光るネオンサイン、棚に並んだ酒瓶とグラス、そして、ポーカーやビリヤードに興じる酔客たち……そんな喧騒に包まれたバーのカウン…

菊地成孔『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評中編

菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(中編):映画が「ジャンル」自体をチェンジしてしまう時に発生する「怖さ」の質と量

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(中編)/映画が「ジャンル」自体をチェンジしてしまう時、そこに発生する「怖さ」の質と量について は…

哲学的な問いに迫る『ハウス・オブ・グッチ』

リドリー・スコット監督による一大巨編 『ハウス・オブ・グッチ』は哲学的な問いに迫る

イタリアの高級老舗ブランド「GUCCI(グッチ)」。1920年代のフィレンツェで上質な革製品を売り出すところから事業をスタートし…