作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
50年代のディオールを堪能 『ミセス・ハリス、パリへ行く』が伝える夢見ることの大切さ
「ロンドンから、家政婦さんがドレスを買いにきたわよ!」 世界的ファッションブランド「ディオール」のメゾンにて、お針子たち、フ…
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が戸惑うような展開になった理由
公開当時、史上最高の興行収入を記録するヒーロー映画となった『ブラックパンサー』(2018年)は、アフリカ系のキャストや監督が中心…
“音”を知ればもっと映画が豊かになる! 『擬音 A FOLEY ARTIST』が映画史に投じた一石
映画とは、映像と音が重なりあう芸術だ。この2つは密接に分かちがたく結ばれており、どちらも欠かすことはできない。 サイレント映…
ヴィラン不在? 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が前作から継承したバトン
いよいよ11月11日に日本公開された『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。神秘の国ワカンダと謎の海底王国タロカンの大戦争…
エディ・レッドメインが圧巻の演技を披露 『グッド・ナース』が描いた“おそるべき脅威”
困窮するシングルマザーの看護師(ナース)と、何かと彼女を助けようとする、親切な同僚男性。この二人の看護師の物語を描く『グッド・ナ…
『線は、僕を描く』が珍しい青春映画になった理由 一見地味な映像を通して描いたものとは
『線は、僕を描く』は、珍しいタイプの青春映画だ。水墨画を題材にしているというのももちろんだが、一つのジャンルに打ち込む内容であり…
ありえない日本描写がクセになる 推しキャラを作って楽しむ『ブレット・トレイン』
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』(角川書店)を原作に実写映画化したブラッド・ピット主演のアクション映画『ブレット・トレイン』。…
『ロミオとジュリエット』の現代解釈版 ユニークなコメディ映画『ロザライン』の理念
誰もが知る、ウィリアム・シェイクスピアの筆による演劇『ロミオとジュリエット』。そのなかに「ロザライン」という名前が出てくるのをご…
豪華キャストによる演技合戦が圧巻! 『アムステルダム』の合言葉が意味するもの
「アムステルダム」。映画のタイトルにもなっているその言葉は、3人組のメインキャラクターが劇中で何度も口にする、想い出の土地の…
実写版『耳をすませば』のテーマをスタジオジブリによるアニメーション映画から紐解く
実写映画『耳をすませば』が公開された。同タイトルのスタジオジブリによるアニメーション映画は国民的な人気を誇り、メインキャラクター…
『秒速5センチメートル』から『言の葉の庭』へ 新海誠の魅力が詰まった2作品を再考する
新海誠監督作『秒速5センチメートル』を初めて鑑賞した際、その切ないストーリーに、3日間ほど落ち込んでしまった。まるで自分が長年好…
佐藤健と有村架純による“静かな激情” 異色の時代劇『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
約10年にわたって展開された大人気シリーズ、映画『るろうに剣心』の第5作目にして最終作である『るろうに剣心 最終章 The Be…
ヒップホップとスケートボードの蜜月を記録 『All the Streets Are Silent』から得るヒント
東京五輪で新競技として採用され、日本代表も好成績をおさめたこともあってか、2020年以降、スケートボードの知名度や需要は、(特に…
マーベル・スタジオ“初のホラー作品” 『ウェアウルフ・バイ・ナイト』にみる新たな可能性
ディズニープラスからハロウィンのシーズンに合わせて配信された『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・…
『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』が描く“女性が強く生きること” 希望の光がそこに
ノーベル賞を2度受賞した天才科学者“キュリー夫人”こと、マリ・キュリー。誰もが子どもの頃、伝記小説もしくは漫画でその名前を目にし…
佐藤健と新田真剣佑がぶつかり合う 『るろうに剣心 最終章 The Final』縁は何を物語る?
最強にして最凶の男・雪代縁(新田真剣佑)がついにお茶の間に登場。そう、2011年より制作が始まった人気シリーズ『るろうに剣心』の…
ピーター・ファレリー監督による異色の戦争映画 『史上最高のカンパイ!』のメッセージ
ファレリー兄弟監督の兄として、『メリーに首ったけ』(1998年)など、際どいユーモアが炸裂するコメディ映画を手がけてきたピーター…
こんなに幸福な実写化はない 戸田真琴が綴る『マイ・ブロークン・マリコ』
物語を観終えたあとの余韻こそが物語かもしれない、といつも思いながら歩いて帰る。私が『マイ・ブロークン・マリコ』を試写で観たあとの…
『アダムス・ファミリー2』と人種問題 悪趣味キャンプが象徴する地獄への痛快な“反撃”
1991年に公開され、ヒット作として愛された『アダムス・ファミリー』。ダークユーモアたっぷりに、当時の“一般的”アメリカ人や家庭…
複雑な感情を映像化 『四畳半タイムマシンブルース』が描くモラトリアムや“青春”の終わり
森見登美彦原作、湯浅政明監督により好評を博した、四畳半に住むモラトリアム学生が主人公のTVアニメ『四畳半神話大系』、そして映画『…
『夏へのトンネル、さよならの出口』が描く恋愛のリアル eillの歌声がヒットの鍵に
eillだからこそできた「リアルな恋を歌う」こと 劇場版アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』(以下、『夏トン』)が公開中…
菊地成孔の『張込み』評(前編):始発から乗車せよ~逆に昭和を忘れるために~
野村芳太郎監督『張込み』(1958年/松竹)(前編) 2年前が「生誕100年」、今年が「没後30年」と、まあ、普通だった…
普通ではなく自分であれ ダークユーモアで『アダムス・ファミリー』が肯定し、描くもの
『アダムス・ファミリー』を観たことはなくても、あの有名なフィンガースナップでお馴染みのテーマ曲を一度は耳にしたことがある、という…
実写版『ピノキオ』の出来をアニメーション版と比較考察 近年のディズニーの方針を踏襲?
ディズニーのクラシックアニメーションのなかでも、とくに人気がある『ピノキオ』(1940年)。いま観ても全く色褪せていないのはもち…
『ONE PIECE』の世界を揺さぶる問題作『FILM RED』 ウタの言う「新時代」の意味とは
アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』(以下、『FILM RED』)の興行成績が好調だ。9月19日までの時点で149…







































