社会とともに変化し続けるラノベの「現在」

ラノベには正典や古典は存在しないーー『ライトノベル・クロニクル』が描き出す現状

直木賞や本屋大賞で候補になる作品だけがベストセラー小説ではない。ライトノベルの世界には、関連書籍を含めた世界累計が3000万部を…

自殺志願少女との恋愛小説、なぜ読まれる?

自殺志願少女との恋愛小説、なぜ支持される? 『死にたがりな少女~』から考える、若者を取り巻く状況

2021年2月末に、表紙の話題でバズった小説があった。  「作者の想像を数億倍上回った」表紙イラストが話題 ふわっとしたイメー…

20年前のランキングから見えてくる今

『チーズはどこへ消えた?』『ハリポタ』『バトル・ロワイアル』……20年前のベストセラー、何が読まれていた?

2021年は2001年から20年。21世紀に入ってから20年目になる。では2001年はどんな年だったのか? ベストセラーから眺め…

『ようこそ実力至上主義の教室へ』人気の理由

『ようこそ実力至上主義の教室へ』が圧倒的に支持されるワケ ハイパー・メリトクラシー化した学校空間を描く巧みさ

衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ』(MF文庫J)は2015年5月から刊行されてシリーズ累計430万部以上を突破、TVアニメ…

NETFLIX、冷徹な人事の強み

Netflixはなぜ圧倒的な成功を収めたのか? 「結果がすべて」の冷徹な人事戦略

Netflixってなんであんなに広まったんだろう? と思う人は多いだろう。Netflixの内幕を書いた本で邦訳が出ているものは4…

「ジャンプ」はなぜ続々とヒット作を生み出す?

『鬼滅の刃』完結後も勢い止まぬ「ジャンプ」 ヒット作が続々生まれる理由とは?

2020年の「ジャンプ」は『鬼滅の刃』完結、『呪術廻戦』TVアニメ化に伴い大ヒット、「ジャンプ+」連載の『SPY×FAMILY』…

茂木健一郎が語る、人工意識の最前線

茂木健一郎が語る、クオリアと人工意識への見解 「人間の心なんて簡単にロボットに移せると言っている人はまがいもの」

脳科学者・茂木健一郎がその専門分野であるクオリア(意識における主観的な質感)について、人工知能研究の動向を踏まえて書き下ろした『…

森見登美彦作品はエンタメ×文化の融合

森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』が示す、エンタメ×文化の融合 8月期月間ベストセラー

8月期月間ベストセラー【総合】ランキング(トーハン調べ) 1位 『少年と犬』馳星周 文藝春秋 2位 『あつまれ どうぶつ…