『岸辺露伴は動かない』は『ジョジョ』の新たな可能性も広げた 見事な“スタンド”の脚色
5月10日にテレビドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)の最新エピソードとなる第9話「密漁海岸」が地上波で放送され、5月18…
『岸辺露伴』の末永いシリーズ化を希望 『ルーヴルへ行く』を成功させた複雑な脚本構成
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、5月6日にNHK総合で放送される。 本作は、NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』(以下、『…
『9ボーダー』『くる恋』『約束』『アンメット』 “記憶喪失”ドラマがなぜ求められるのか
今期のテレビドラマは記憶喪失を題材にしたドラマが多い。 『くるり〜誰が私と恋をした?〜』 『くるり〜誰が私と恋…
『不適切にもほどがある!』は犬島渚の物語だった 時代の狭間で生きる人よ、“寛容”を胸に
宮藤官九郎が脚本を手がける連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)が最終回を迎えた。 本作は、昭和の体育教師・小川市…
『ゆとりですがなにか』に表れた宮藤官九郎の“葛藤” 劇場版がすくい上げた時代の空気感
2023年に公開された映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のBlu-ray&DVDが3月27日に発売された。 本作…
実写版『【推しの子】』黒川あかね役に抜擢 茅島みずきが“天才女優”にハマる理由
実写版『【推しの子】』が、2024年冬にPrime Videoでドラマシリーズが配信、東映配給で映画が劇場公開される。 赤坂…
『不適切にもほどがある!』市郎が反論できない姿を描いた意義 的確で重い“世間”のリアル
令和にタイムスリップしてきた昭和の体育教師・小川市郎(阿部サダヲ)の不適切な暴言と行動が巻き起こす騒動を描き、話題沸騰のドラマ『…
鳥山明さんの“新しい”『ドラゴンボール』がまだ観たかった 晩年に迎えていた新境地
3月1日に漫画『ドラゴンボール』(集英社)の作者・鳥山明さんが亡くなった。享年68歳。3月8日に訃報が流れて以降、国内だけでなく…
桐谷健太らが誘う“予想外の結末” 視点によって印象が変わる『坂の上の赤い屋根』の奥深さ
『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』(WOWOW)は、新人小説家と編集者が18年前に起こった「女子高生両親刺殺事件」をモチーフにし…
『お別れホスピタル』『グレイトギフト』『院内警察』など、“複雑化”する医療ドラマが急増
今クールのテレビドラマは病院を舞台にした医療ドラマが多い。 医療ドラマは刑事ドラマと並ぶテレビドラマの人気ジャンルで、シリー…
『さよならマエストロ』『春になったら』 なぜ“父娘の関係”を描くドラマが増えた?
2024年冬クール(1〜3月)のドラマが始まったが、今期は「父と娘」の関係を描いたドラマが多い。 フジテレビ系で月曜22時に…
領域展開、無量空処……『呪術廻戦』用語が難解な理由 “異能力”と“工学的”なバトルに関係あり?
2024年1月4日、『呪術廻戦』(集英社)の第25巻が発売された。本作は週刊少年ジャンプで芥見下々が連載しているオカルトバトル漫…
キーワードは“恋愛”よりも“どう生きるか” 2023年ドラマ評論家座談会【前編】
コロナ禍が一段落した2023年は、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)や『VIVANT』(TBS系)といったテレビドラマが…
成馬零一の「2023年 年間ベストドラマTOP10」 日本の“テレビドラマ”だからできること
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2023年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…