『真犯人フラグ』ようやく見えてきた手がかりを考察 『あな番』キャスト登場も話題に

『真犯人フラグ』見えてきた手がかりを考察

 凌介(西島秀俊)の元に届いた真帆(宮沢りえ)からの星空の写真。そして亀田運輸へのクレームメールに紛れるようにして送り付けられた一本の動画には、拘束された光莉(原菜乃華)の姿が映っていた。ようやく真帆たち家族へと“現在形”でつながる手がかりになりそうなものが見えはじめた、11月28日放送の『真犯人フラグ』(日本テレビ系)第7話。前回までのエピソードでは朋子(桜井ユキ)の怪しさにフォーカスが当てられ続けたが、ここにきて“怪しげな”登場人物たちが次々と怪しい動きを見せ、一気にこのドラマのミステリーは振り出しに戻った様相だ。

 一星(佐野勇斗)の力を借りて、送り付けられた動画が撮影されたと思しき廃墟へと向かった凌介たち。しかしひとつひとつ部屋をチェックしても誰もおらず、真帆からの星空の写真もこの場所から撮られたものであることがわかる。そんな折、会社で落ち込んだ凌介を瑞穂(芳根京子)が励まそうとしているところを誰かに撮影され、たちまち凌介が瑞穂と不倫しているとの疑惑が流されてしまうことに。一方で阿久津(渋川清彦)たち警察は動画の送信元を特定。連行された男は光莉に付きまとっていたストーカーであり、フードを被った細身の女に脅されたのだと語り始めるのである。

 前回のエピソードで包丁を握っていた顔の映らない女性。“充さん”から電話が掛かってくるその女性が、タッパーを持って殺風景な廊下を歩いている後ろ姿と、ある一室に入った際の口元。そして前回と前々回でちらりと登場した、凌介と10年以上前に関わりがあるという謎の男(前野朋哉)の名前が“ナカムラミツル”であることが判明。この素性のわからない2人の人物になんらかの繋がりがあると見える。また、コメンテーターとしてワイドショーの出演していた雫石(小松利昌)が凌介と学生時代の知り合いであることが明言される。ぷろびん(柄本時生)に凌介の学生時代のサークル誌をリークしたのは雫石ということになるのだろうか。

 そんなぷろびんに、第5話で冷凍遺体の情報を流したとされる「アフロディーテの下僕」。そのSNSに投稿されていたポエムの内容を瑞穂から聞かされた望月(坂東龍汰)は意味ありげな表情を浮かべる。そして同僚と居酒屋を訪れた一星は、そこで愚痴っている林(深水元基)を見かける。凌介の保険金の話を自分が漏らしたことを明かし、凌介の一件でストレスを抱えていることを語っている。終盤には真帆と林が一緒にいる写真が、冷凍遺体の脅迫文と同じ字体のメッセージとともに凌介の元に届けられる。今回の凌介と瑞穂の不倫疑惑は、真帆と林の不倫を示す前振りのようなものだろうか。いずれにせよ、朋子の家の押し入れの件も解決しておらず、前半戦のクライマックスに向けて様々な伏線を大放出しているといったところか。



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