『赤ずきん~』福田雄一の巧みな手腕

橋本環奈のツッコミ炸裂! 『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』異質な作劇がクセになる

“おとぎ話”と“ミステリー”はどこまで共存できるのか? そう考えたときに、10数年前に流行したグリム童話などにまつわる都市伝説を…

『君が心をくれたから』雨と太陽の“奇跡”

『君が心をくれたから』雨と太陽のファンタジックな“奇跡” 数年後に果たされた未来の約束

太陽(山田裕貴)の作った花火を見る――10年前に交わした約束が果たされようとしたそのタイミングで、視覚を奪われてしまった雨(永野…

『新空港占拠』“山猫”の正体が明らかに

『新空港占拠』“山猫”の真の正体は二葉だった 続編を期待してしまう意味深な最終回に

獣たちが“けもの”と“けだもの”の二派に仲間割れをし、前者のほとんどは確保される。その一方で鼠=大河(ジェシー)率いる後者は、蛇…

『君が心をくれたから』約束の結末

『君が心をくれたから』雨と太陽が交わした約束の結末 自らが犠牲になることを選んだ千秋

雨(永野芽郁)の視覚が奪われるまであと1週間。太陽(山田裕貴)は桜まつりで打ち上げる花火の審査に合格する。どんな花火かは当日まで…

『オッペンハイマー』オスカー圧勝は世代交代

『オッペンハイマー』のオスカー圧勝は完璧な“世代交代”に 『ゴジラ-1.0』快挙の意義も

クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が作品賞を含む最多7部門を制する圧勝で幕を下ろした第96回アカデミー賞。事前の…

“余命もの”作品はいつから増えた?

『春になったら』に『不適切にもほどがある!』も “余命もの”作品はいつから増えた?

「登場人物が余命宣告を受ける」というストーリーを作品の根幹として描く映画・ドラマは、ざっくりと“余命もの”とジャンル付けすること…

『舟を編む』が特別な実写化作品である理由

映画『舟を編む』が特別な実写化作品である理由 スクリーンに刻まれた“時間”の尊さ

石井裕也監督が一躍その名を世に知らしめた傑作『舟を編む』の公開から、もう10年の月日が流れたという。その間に、石井は『映画 夜空…

『新空港占拠』ジェシーが持ち出したデータ

『新空港占拠』山猫の正体の鍵を握るのはジェシーが持つデータか 大和が語った駿河の正体

黒幕である“山猫”の正体を明らかにするーー龍=悠月(高橋メアリージュン)が明かす、獣たちの空港占拠の目的。残り4時間以内に武蔵(…

『新空港占拠』事件の真相

『新空港占拠』獣が結成されたきっかけとなる事件の真相 謎の男・ジェシーの狙いとは?

『新空港占拠』(日本テレビ系)は10人の獣たち全員が“十二支”のお面を外し、その素顔をさらけだしたところで後半戦へと突入していく…

『新空港占拠』は前作と同じ流れに

『新空港占拠』は『大病院占拠』とまったく同じ流れに 獣たちが空港を占拠した理由とは

前回のエピソードのラストで馬(竹内まなぶ)と猪(後藤剛範)、牛(サーヤ)の3人の正体が判明した『新空港占拠』(日本テレビ系)。2…

『新空港占拠』大和が残した意味深な言葉

『新空港占拠』大和が武蔵に残した“意味深な言葉” “山猫”という黒幕の存在も明らかに

1年前に病院を占拠した“鬼”たちのリーダーであった青鬼こと大和耕一(菊池風磨)に会いに行く武蔵(櫻井翔)。そこで得られた情報は、…

第96回アカデミー賞ノミネートから考察

オスカーは『バービー』『オッペンハイマー』の決戦に? “最大のサプライズ”から考える

アカデミー賞の作品賞候補がかつての5作品から10作品までに増加したのは2009年度の第82回からのことで(第84回から第93回ま…

『新空港占拠』かつての“仲間”が“敵”に

『新空港占拠』かつての“仲間”が“敵”に 菊池風磨の再登場、「P2計画」との繋がりも

1月27日に放送された『新空港占拠』(日本テレビ系)第3話。獣たちのアジトと思しきスクラップ工場へと向かった武蔵(櫻井翔)と本庄…

『君が心をくれたから』雨の切ない想い

『君が心をくれたから』雨が恋ランタンに記した切ない想い 周囲の登場人物たちにも動きが

“奇跡”のためにひとつめの感覚――味覚を失うことになった雨(永野芽郁)。ひとつ奪われた次の日の深夜0時に、次に失うのがどの感覚な…

『新空港占拠』武蔵“因縁の事件”がカギに?

『新空港占拠』第1話にちりばめられた気になるポイント 武蔵にとって“因縁の事件”がカギ?

通報を受けて駆けつけた先で、助け出した女性に注射針を刺されて拉致されてしまう武蔵三郎(櫻井翔)。トラックの中で目を覚ますと、隣に…

追悼・2023年の映画人

ウィリアム・フリードキン、ジャック・ロジエ、ライアン・オニールら映画人たちを偲んで

2022年に続いて、この1年に亡くなった映画人たちを振り返るコラムを任されることとなり、1月から順に訃報を辿っていくと、失礼なが…

『トキコイ』最終話で名台詞のオンパレード

『時をかけるな、恋人たち』は実にパーフェクトなドラマだった 最終話での名台詞の数々

航時法違反として未来からやってきた監査に捕らえられ、記憶を剥がされることになる翔(永山瑛太)と廻(吉岡里帆)。翔が未来へと戻って…

『ONE DAY』正攻法で描かれた最終話

『ONE DAY』正攻法で描かれた潔い最終話 天樹勇太と梅雨美が5年ぶりの再会を果たす

密輸取引の現場でミズキ(中川大志)から銃を向けられた誠司(二宮和也)。その現場を生中継しようと動いていた桔梗(中谷美紀)は、渋滞…

『トキコイ』怒涛の伏線回収=辻褄合わせ

『トキコイ』怒涛の“伏線回収”=“辻褄合わせ” これまでの“不可思議な事象”の謎が明らかに

第1話のクライマックスで描かれた公園のシーン。廻(吉岡里帆)と翔(永山瑛太)が公園のベンチで話をし、廻が立ち去ろうとした瞬間に翔…