作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
マイケル・B・ジョーダンはまさしく千両役者 『罪人たち』は後世に残る伝説の作品に
第98回アカデミー賞最多候補の映画『罪人たち』レビュー。1930年代の米南部を舞台に、マイケル・B・ジョーダン演じる双子と吸血鬼…
『ほどなく、お別れです』は“受け入れがたい死”をどう描いた? 際立つ永作博美の存在感
映画『ほどなく、お別れです』は、遺された者が死を受け入れ折り合いをつける姿を女性の強さを軸に描く。特に永作博美の眼差しは、役の葛…
シリーズの枠を超えたジャンルそのものに 『13日の金曜日』の“原点”としての存在価値
ホラー映画の有名キャラクター「ジェイソン」を生み出し、多くの続編シリーズが製作された、まさに“原点”といえる第1作、『13日の金…
『今夜、世界からこの恋が消えても』韓国版は日本版とは別もの? 違いが生まれた背景とは
2022年に公開された日本の恋愛映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が、新たに韓国の製作でNetflix配信映画として同名のタ…
『閃光のハサウェイ』上田麗奈が実現したギギの二重性 ハサウェイの“仮面”を暴く存在か
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』では徹底した写実性と上田麗奈ら声優の繊細な演技が、ハサウェイやギギの複雑な…
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』に通じる現代の国際情勢 凝縮された富野イズムを考察
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は富野イズムを継承しつつ、凄惨な戦場描写や富の格差を緻密に描き、現代的なポリティカルフィクシ…
『ボーイ・ミーツ・ガール』はレオス・カラックスの心象風景そのもの 引用の連続を紐解く
レオス・カラックス監督が22歳で撮った最初の劇場長編作品『ボーイ・ミーツ・ガール』が描いたものが何だったのかを考察していく。
デイヴ・バウティスタ×ジェイソン・モモアの2大スター共演 『レッキング・クルー』の革新性
デイヴ・バウティスタ、ジェイソン・モモアという2大人気スターがダブル主演する映画『レッキング・クルー』が、Prime Video…
『トゥギャザー』は“ボディホラー”の新たな地平 恋愛映画としての完成度の高さに慄く
映画『トゥギャザー』は、肉体的融合を共依存のメタファーとして描くボディホラー。実生活でも夫婦の主演陣が、個の喪失という現代的な愛…
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』と『逆襲のシャア』の関係 より高まる主人公の解像度
『閃光のハサウェイ』第2章は、前作に続き緻密な映像で現実味を追求。ハサウェイが「味方殺し」の罪を背負う人間味ある姿を描き、物語の…
法廷ものから刑事ドラマへ 『MERCY/マーシー AI裁判』が可能性を見出すAIの有用性
変則的な近未来SF法廷劇『MERCY/マーシー AI裁判』は、設定から予想されるような、人工知能の暴走が社会や正義を破壊するとい…
“アイドルの恋愛禁止ルール”は人権侵害か? 『恋愛裁判』が示した論点を徹底検証
“アイドルの恋愛禁止ルール”を題材にしたセンシティブかつセンセーショナルな内容が話題を呼んでいる深田晃司監督作『恋愛裁判』。本作…
『28年後... 白骨の神殿』は驚くべき内容に 前作とはトーンが変化した物語の衝撃
驚きの続編となった『28年後... 白骨の神殿』。どこが衝撃的だったのか、いったい何を描いていたのかを、さまざまな角度から深掘り…
マット・デイモン×ベン・アフレックのコンビ再び 『Rip/リップ』が描く警察官のリアリティ
マイアミ市警・麻薬対策班による巨額の金の押収を題材にした、実際の事件を基に描く一作『Rip/リップ』。警察官たちが麻薬絡みの大金…
『アウトローズ』ジェラルド・バトラーの“魂”を体感せよ 自分らしさをめぐる“男”の葛藤
ジェラルド・バトラー新作『アウトローズ』。自分を貫く彼の人生と、不器用な男の美学が重なる、渋み特濃の泥棒アクション。
『汚れた血』はなぜ“伝説”と言われる一作となったのか ラストシーンの意味を解き明かす
レオス・カラックス監督作『汚れた血』の4Kリマスター版の上映が始まった。1986年の公開当時、ヌーヴェル・ヴァーグの再来と言われ…
『パプリカ』が予言した現代の混沌 フェイクニュース時代の今こそ観るべき今敏の遺作
4Kリマスター版でリバイバル上映されている今敏監督の『パプリカ』。今敏の再評価の波がきているタイミングで『パプリカ』を振り返りつ…
なにわ男子×INI×FANTASTICSが彩る『ロマンティック・キラー』 個人の“好き”を祝福する傑作
映画『ロマンティック・キラー』は英監督の演出や俳優の新境地を通じ、恋愛至上主義に抗う主人公の姿から多様な「好き」の在り方を肯定す…
レオス・カラックスはアレックスそのもの “美しき失敗作”『ポンヌフの恋人』が示す真実
渋谷・ユーロスペースほかで4Kリマスター版によるリバイバル上映が行われているレオス・カラックス監督の『ポンヌフの恋人』。観客にも…
ライアン・ジョンソンが生み出した“反逆的探偵映画” 『ナイブズ・アウト』シリーズのテーマ
ライアン・ジョンソン監督、ダニエル・クレイグ主演の映画「名探偵ブノワ・ブラン」シリーズ。アガサ・クリスティー原作形式といえる、豪…
『ジェイ・ケリー』は『8 1/2』のような作品に ノア・バームバック自身の境遇と繋げて考察
『ホワイト・ノイズ』(2022年)監督、『バービー』(2023年)のグレタ・ガーウィグ監督との共同脚本執筆など、映画業界の最前線…
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』はなぜ“父性”という神話の崩壊を描いたのか?
最新作の公開を記念して、シリーズ第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が放送される。『ウェイ・オブ・ウォーター』で重要なの…
『UVERworld THE MOVIE』で語られる25年の歴史とバンドの未来 最高の4DXライブシーン
UVERworld結成25周年映画。東京ドーム公演と豪州ロケが交錯する映像を通じ、4Dの臨場感とともに彼らの生き様を強烈に体感で…
『ロマンティック・キラー』は恋愛映画ではない “恋愛=制度”をパロディで解体する試み
百世渡原作の実写映画『ロマンティック・キラー』は、ロマコメの装いで“恋愛という制度”そのものを問い直す作品だ。原作者が上白石萌歌…
『ヤンヤン 夏の想い出』はなぜ映画史に残る名作なのか 4K版で味わう“余白”の醍醐味
多くの場合、語るべき物語があってそれを具現化していく過程で生じる“余白”にある種のカタルシスが見出され、それが映画を映画たらしめ…
最新ツアーを映画館で体験 『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』をいま観る意義
現在の映画音楽界で最大の巨匠の一人といえる、ハンス・ジマー。2025年は、彼自身とオーケストラ、アーティストが演奏する初の日本公…







































