作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『ホーム・アローン』“バトル”はまさかの15分? 全編にあふれる“欲張らない”気持ちよさ
12月19日の金ローで『ホーム・アローン』が放送。泥棒撃退の痛快さはもちろん、孤独と向き合い戦う決意をする少年の成長物語こそが見…
少女は死と対話する 感覚的な鋭さが光る『白の花実』の不思議で幽玄な趣に取り憑かれる
坂本悠花里監督の『白の花実』は、“死の向こう側”に触れるという独自のアプローチで、このジャンルに新たな息吹を吹き込む。また、監督…
『WIND BREAKER』は新時代のヤンキー映画 山下幸輝×濱尾ノリタカの“物語”がいい!
映画『WIND BREAKER』は、漫画的キャラを美術と演出で実写に馴染ませた新時代のヤンキー映画。敵対する兎耳山と十亀のドラマ…
『エディントンへようこそ』が映し出す2020年の醜悪さ アリ・アスターによる忘却への抵抗
アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ』は、パンデミック禍の2020年を舞台に、スマホという「銃」が狂気を生む現代の西…
『アバター:F&A』は映像美だけではない 観る者の心を揺さぶる壮大な人間ドラマに注目!
12月19日より公開される『アバター』シリーズの最新作であり、シリーズ第一章の完結となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ…
『ペリリュー』はなぜ戦争映画のハードルを越えられた? “英雄譚”にしなかった物語の力
デフォルメされたキャラクターデザインに馴染みがない筆者だが、戦争映画なのに人物は可愛らしいというギャップに惹かれた『ペリリュー』…
ジム・モリソンを再び見つめ直す 『The Doors: When You’re Strange』が突きつける問いかけ
自分だけが、その場から浮いているように感じられる。ここは自分の居場所ではないのではないか。とにかく居心地が悪いのだ。まわりの人々…
『ペリリュー』は戦争アニメの新たな金字塔に 『プライベート・ライアン』級の衝撃が再び
戦後80年となる2025年の掉尾を飾るアニメーション映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』を近年の戦争アニメの特徴を踏まえながら…
盟友のように心を通わせる倍賞千恵子と木村拓哉 『TOKYOタクシー』は山田洋次の真骨頂に
山田洋次監督がフランス映画『パリタクシー』(2022年)を倍賞千恵子主演×木村拓哉共演でリメイクした『TOKYOタクシー』。国内…
細田守は一体何に挑んだのか 『果てしなきスカーレット』は“世界の現状”を問い続ける
この物語はどこに行こうとしているのだろう。何を伝えようとしているのだろう。そんな謎に包まれながら、スクリーンから目を離すことがで…
『果てしなきスカーレット』細田守史上“最大スケール”の物語 戦争と復讐をめぐる集大成に
細田守最新作『果てしなきスカーレット』は「ハムレット」を基に復讐の連鎖を断つ物語。プレスコやミュージカルを用い、現代的視点で平和…
『平場の月』が描く50代の恋愛のリアリティ 堺雅人と井川遥が体現する人間の愛おしさ
山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの恋愛小説が、『いま、会いにゆきます』(2004年)、『花束みたいな恋をした』(2021年)の土…
チェット・ベイカーは何度でもよみがえる 『レッツ・ゲット・ロスト』を今観る意義
1988年に写真家ブルース・ウェーバーが監督して発表した、チェット・ベイカーのドキュメンタリー映画『レッツ・ゲット・ロスト』の4…
『KILL 超覚醒』のガチンコアクションに興奮 タイトルにふさわしい情け無用の残虐ファイト
インドからやって来たノンストップバイオレンス映画『KILL 超覚醒』(2022年)を映画ライターの加藤よしきがレビュー。
ギレルモ・デル・トロは何を描こうとした? 『フランケンシュタイン』に込めたメッセージ
ギレルモ・デル・トロ監督が、ホラー作品の代名詞である『フランケンシュタイン』をNetflixで映画化。デル・トロ監督は、この映画…
『平場の月』『花束みたいな恋をした』『片思い世界』 土井裕泰が描く“距離を見つめる愛”
土井監督は、“距離”を撮る演出家だ。それは登場人物のあいだの距離であり、時間との距離であり、そして観客と物語との距離でもある。『…
実写版『秒速5センチメートル』成功の理由 新海誠の作家性を再解釈し健全な恋愛映画へ回帰
新海誠監督の2007年公開のアニメーション映画、『秒速5センチメートル』。『君の名は。』(2016年)で大ブレイクを果たす前の小…
『(LOVE SONG)』森崎ウィン×向井康二の“底抜けの明るさ” 同性愛のリアル描く訴求力
新作BL『(LOVE SONG)』は森崎ウィン・向井康二主演映画。コメディながら、母親を通し同性愛嫌悪という現実も描く。
映画監督・小田和正の“戦い”の日々が詰まった青春の一作 『緑の街』に込められた映画愛
映画作りをテーマにした映画はたいてい面白い。古くはフェデリコ・フェリーニの『8 1/2』から、近年の『サマーフィルムにのって』、…
核戦争の恐怖を人間の弱さを描くことで暗示 『ハウス・オブ・ダイナマイト』が示す恐怖
『ハート・ロッカー』(2008年)、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年)など、近年はアメリカのポリティカルかつ刺激的な題材で…
『羅小黒戦記2』日本アニメを揺るがす前作以上のクオリティ 社会派要素を王道展開に昇華
中国アニメが国策で急成長。『羅小黒戦記2』は前作から全方位的に進化し、政治的テーマや壮大なアクションで日本を脅かすクオリティに。
大ヒット&絶賛の声多数! 戦後80年の節目に映画『火の華』を観るべき理由
戦後80年という節目において、日本の姿を問い直す映画『火の華』の内容が、何を具体的に描いているのかに迫っていく。
『プレデター:バッドランド』は“初心者”こそ楽しめる? 少年漫画的なアツさにも注目
11月7日より『プレデター:バッドランド』が公開される。なんと本作はシリーズ初、“あの”プレデターが主人公となる作品である。 …
【本日地上波放送】『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は何度観ても“再発見”できる!
子どもの頃に観た映画を大人になってから観返すと、まるで同じ映画が別の作品のように感じることがある。かつては単純に「面白い」「怖い…
劇場公開中止なのがもったいない 『M3GAN/ミーガン 2.0』のジャンルレスな“楽しさ”
この世には「楽しい」というジャンルが存在する。そして『M3GAN/ミーガン 2.0』は、間違いなくジャンル「楽しい」だ。アメリカ…
『死霊館 最後の儀式』はホラーとして物足りない? シリーズの締めくくりに与えられた意味
「心霊研究家」夫妻、エド&ロレイン・ウォーレンをモデルに、夫妻が経験したという超常現象・怪奇事件を題材にした、12年の歴史を持つ…
“乗る恐怖”から“見る物語”へ 『ホーンテッドマンション』が挑んだ映画的仕掛け
ディズニーランドの名物アトラクション「ホーンテッドマンション」は、恐怖を“見る”のではなく“体験する”ことを目的に設計された没入…
山火事の脅威を誰も見たことのないレベルで表現 『ロスト・バス』は“人間ドラマ”の傑作だ
これまでのパニック映画の枠を飛び越え、山火事の脅威を、映画作品として誰も見たことのないレベルで見事に表現したポール・グリーングラ…
『死霊館 最後の儀式』シリーズ完結にふさわしい見事な幕引き 朝ドラ×ホラーの完成形に
「これは実話である」。何が起きようとそう言い切る清々しさを引っ提げて、ついに『死霊館』ユニバースが大団円を迎えた。『死霊館 最後…
実写版『秒速5センチメートル』における“再構築”を読む 新海誠の“詩学”を奥山由之が更新
新海誠は、テキストの人である。映像が物語を牽引するのではなく、モノローグが映像を導く。映像は時間的な連続ではなく、記憶の断片を並…
『ファイナル・デッドブラッド』なぜシリーズ最大のヒットに? “死の描写”のリアリティ
予知によって大惨事から逃れた人々が、“死の運命”に襲われ次々と連鎖的な事故で命を狙われるホラー、『ファイナル・デスティネーション…







































