作品評の記事一覧

(2757件)

公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『金ロー』でハリソン・フォードの凄さを堪能

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』“原点回帰”で味わう最後の冒険

『007』シリーズのジェームズ・ボンドのように、演じる俳優が次々と変わっていくアクション映画もあれば、俳優のイメージと強く結びつ…

『キル・ボクスン』と対になる『カマキリ』

イム・シワン主演『カマキリ』が描く韓国社会の課題 『キル・ボクスン』と対になる一作に

暗殺を請け負う会社組織に属する、業界トップのベテラン殺し屋が、母として娘の問題に翻弄され、ワークライフバランスのなかで揺れる姿を…

『トロン:アレス』は映画館で“体感”すべき

『トロン:アレス』を映画館で“体感”せよ 圧倒的な映像体験と音楽がもたらすメッセージ

3DCGを本格的に導入した最初期の伝説的映画として、圧倒的に時代を先取りしていた1作目『トロン』(1982年)。そして、ジョセフ…

PTA新作『OBAA』の魅力を多角的に考察

『ワン・バトル・アフター・アナザー』の圧倒的な映画体験 その巨大な魅力を多角的に考察

近年、これほど圧倒的な映画体験があっただろうか。日本でも公開が始まった、ポール・トーマス・アンダーソン監督、レオナルド・ディカプ…

『ガルクラ』総集編、新曲&新カットが激アツ

『ガルクラ』総集編、新曲&新カットが激アツ 新作に期待高まる“トゲトゲ”誕生の物語

ロック魂が爆ぜまくって咲き乱れたTVアニメ『ガールズバンドクライ』が映画となって帰ってきた。10月3日に公開となった『劇場総集編…

『プロセキューター』はドニーさん映画の快作

こういうアクション映画を待っていた! 『プロセキューター』はドニー・イェンの新たな快作

頑固一徹ドニー・イェン! 『プロセキューター』(2024年)は、ドニーさんの魅力が最大限に引き出された“ドニーさん映画”の新たな…

『チェンソーマン』切ないレゼの真意を解説

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』支配の中で育まれた“呪い” 結末が示唆するレゼの真意とは

そういえば2024年に開催された「ジャンプフェスタ2025」で、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(以下、『レゼ篇』)は2025年…

『ブライアン・エプスタイン』はどうリアル?

『ブライアン・エプスタイン』はどこまでリアル? ビートルズを支えたマネージャーの軌跡

「誰が誰を演じるのか?」などの話題性も含めて、以前からある「ジャンル」ではあるものの、映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年…

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』を紐解く

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』の本質に迫る ウェス・アンダーソンの“作家性”とは

精緻に画面に配置される美術、ポップかつ淡い色使い、シンメトリーな構図など、個性的な美意識がみなぎるヴィジュアル面が大きく評価され…

『マレフィセント』が特別な一作である理由

『眠れる森の美女』を観た後は楽しみも倍増? 『マレフィセント』が特別な一作である理由

ディズニーヴィランズの1人として、高い人気を誇るマレフィセント。彼女は『眠れる森の美女』(1959年)に登場し、生まれたばかりの…

『JW』シリーズへの期待と課題

『ジュラシック・ワールド』シリーズへの期待と課題 監督による“死”の描き方の違いを考察

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』シリーズの7作目。新たにギャレス・エ…

スパイク・リー、黒澤明名作をどうリメイク?

スパイク・リーは黒澤明名作をどうリメイクした? 『天国と地獄 Highest 2 Lowest』の選択

映画史に大きく刻まれる巨匠にして、いまでも世界中の映画人の尊敬を集めている、映画監督・黒澤明。その人気作『天国と地獄』(1963…

『アイス・ロード:リベンジ』の90年代感

『アイス・ロード:リベンジ』にみる、リーアム・ニーソンのアクション映画のマンネリズム

『96時間』(2008年)のヒット以来、名優であると同時に“熟年アクションスター”としても認知されてきた、リーアム・ニーソン。驚…

『ベートーヴェン捏造』情報社会に刺さる傑作

『ベートーヴェン捏造』は情報社会に刺さる傑作 衝撃の“史実”とバカリズムらしさを融合

バカリズムがベートーヴェンを? 偉人を? クラシック音楽を?──最初に聞いたとき、首を傾げた人も多いだろう。コント芸人として、ま…