作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『バレリーナ』はしっかり『ジョン・ウィック』だった 忠実に守ったシリーズ伝統の魅力
家族を殺された孤独な少女イヴ・マカロは、数奇な運命から秘密組織「ルスカ・ロマ」に引き取られ、一級の暗殺者に鍛え上げられる。そんな…
インド映画を愛する人も必見 『灼熱のカスカベダンサーズ』は『クレしん』に刻まれる快作に
びっくりするほど面白かった。現在公開中の劇場版第32作『映画 クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は、新鮮かつ…
『隣のステラ』は幼なじみラブコメの傑作 福本莉子×八木勇征の繊細な“距離感”を映像で演出
芸能人になった幼なじみとの「近くて遠い」恋愛模様を描く『隣のステラ』が、連日の茹だるような暑さを吹き飛ばすキラメキを放ちながら公…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の“演出術”を紐解く スピルバーグの継承と逸脱
『ジュラシック・パーク』シリーズの第7弾『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(以下、復活の大地)が、どうやらそれほど評判が高く…
『バレリーナ』アナ・デ・アルマスが『ジョン・ウィック』シリーズに吹き込んだ新たな風
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じ、大ヒットを続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。そのハードなバイオレンスと、さまざまな殺…
菅野美穂が狂気的な行動原理を見事に怪演 『近畿地方のある場所について』で生み出す恐怖
※本記事には本編にかかわるネタバレを含みます 2023年、『近畿地方のある場所について』(以後、『近畿地方』)という小説…
『近畿地方のある場所について』映像化と考察要素に潜む社会風刺 巧みな演出を紐解く
「このホラーがすごい! 2024年版」(宝島社)国内編第1位にも選ばれた背筋によるベストセラー小説を、『サユリ』(2024)や『…
『ANORA アノーラ』と重なる『それでも夜は訪れる』 ヴァネッサ・カービーの深みある演技
第97回アカデミー賞で、作品賞を含む最多5部門を獲得し、賞を席巻した『ANORA アノーラ』(2024年)。この作品では、ニュー…
『近畿地方のある場所について』をめぐる“創造のサイクル” 白石晃士が描いた拡散の恐怖
少女の行方不明記事と奇妙な目撃証言、林間学校での中学生の集団ヒステリー事件、動画サイトに書き込まれた気持ちの悪いコメント、そして…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』なぜ賛否? シリーズにもたらされた“映画的充実”
恐竜映画の金字塔『ジュラシック・パーク』シリーズと、その世界観を大きく広げた新機軸の『ジュラシック・ワールド』シリーズ。新たに公…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に感じる懐かしさ 90年代ノリで仕切り直しに成功
そこのけ、そこのけY2K。真空パックされた90’sサマームービーのお通りだ。というわけで『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(…
『鬼滅の刃 無限城編』が突きつけた“悪”への誘惑 猗窩座の物語に惹かれるのはなぜか?
あの煉獄杏寿郎の命を奪い、日本中を絶望に陥れた猗窩座が5年ぶりにスクリーンに帰ってきた。『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗…
『呪怨』Vシネマ版の恐怖は25年経っても色褪せない! “徹底した容赦のなさ”が起こす恐怖
1990年代後半に訪れた「Jホラーブーム」のさなか、変革を予感させる2000年という年に、『呪怨』は東映Vシネマ(オリジナルビデ…
“映画好き”にこそ勧めたい『TOKYO MER 南海ミッション』 “攻め”のディザスターに興奮必至
正直に言う。映画館で邦ドラの続き物の作品が上映されていたとして、これをチョイスすることはあまりない。これはスタンスといった確固た…
悪魔を恐れる人々こそが悪魔にもなりうる 『サタンがおまえを待っている』は現代人必見
日本の実写映画や漫画・アニメ作品では、いわゆる「因習村」――昔からの言い伝えやしきたり、あるいは儀式を、たとえ現代の価値観とは相…
『事故物件ゾク 恐い間取り』がうったえる“優しさ”の重要性 本人役で登場するタレントの意味
「事故物件住みます芸人」として、“心理的瑕疵”のある賃貸物件に住み続け、さまざまな仕事に活かしている、松原タニシ。その“体験”を…
カン・ハヌルが複雑な状況に 『84m²』に投影された“現代社会に生きる者”の実感
2023年から現在にかけ、韓国の一人当たり名目GDPは日本を上回っている。つまり国民の平均的な経済力は、統計上、日本を追い越した…
『スーパーマン』が問う“アメリカ的正義”のゆくえ 建国理念の再解釈か“隠蔽”か?
『スーパーマン』(2025年)が絶賛公開中である。今日のアメリカ的正義のゆくえを鋭く問う風刺に満ちた一作だ。混乱きわまる社会の寓…
『鬼滅の刃 無限城編 第一章』徹底解説 「強い者は弱い者を助け守る」は今の世界にこそ響く
日本映画歴代最高の興行収入を稼ぎ出した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)公開から5年。TVシリーズ『遊郭編』『刀鍛冶…
『スーパーマン』はなぜ愛される傑作となったのか ジェームズ・ガンの卓越したバランス
21世紀に入って、アメリカが誇る普遍的なスーパーヒーロー『スーパーマン』の映画は何度も作られてきた。まず、ブライアン・シンガーが…
ロジャー・ウォーターズ“そのもの”を浴びる極上ライブ 映画館が“バーの席”に変貌する
数々の名作を生み出した伝説的バンド、「ピンク・フロイド」を、シド・バレットらとともに初期から支え、中心メンバーとして伝説を継続さ…
『オールド・ガード』シリーズは“不死”の要素が最大の魅力 続編への不満と第3作への期待
DCコミックスを中心にコミック業界でさまざまな物語を紡いできたグレッグ・ルッカ。彼がオリジナルのグラフィックノベル作品で発表した…
シャーリーズ・セロンのアクションは健在 『オールド・ガード2』に感じた“2作目”のジレンマ
前作から5年! あの正義の不死身部隊が帰ってきた! Netflixにて配信中の『オールド・ガード2』(2025年)である。前作『…
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は2025年を象徴する一本 “圧倒的映像美”を大画面で体感
アニメ『鬼滅の刃』シリーズの最新作、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(以下、『無限城編 第一章』)がついに公開…
韓国ミュージカルの虜になること間違いなし! 『エリザベート』を映画館で堪能できる喜び
7月11日から全国各地の映画館で公開されている「韓国ミュージカル ON SCREEN」を、早速鑑賞してきた。 珠玉の韓国…
クラーク・ケントが現実世界にいる! 『スーパーマン』を唯一無二の傑作にした実在感
『スーパーマン』を観た。とんでもなく面白かった。その上クラーク・ケント(デヴィッド・コレンスウェット)という男が本当に”いる”と…
『スーパーマン』は映画史に刻まれる一作に 発揮されたジェームズ・ガンの“パンク精神”
ジェームズ・ガン、ピーター・サフランが統括する新たな体制による「DCスタジオ」が始動した、ワーナー・ブラザースによるDCコミック…
『スーパーマン』がまっすぐに描いたまっすぐな正義 作品に込められた力強いメッセージ
遂にアメリカンスーパーヒーロー映画の真打ちが戻ってきた! ジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』(2025年)である! これがも…







































