『search/#サーチ2』は前作からどう進化した? サスペンス部分に宿る恐ろしい独自性
突然姿を消してしまった娘を、電子機器やアプリを駆使して捜索する父親の姿を、PCなど電子端末の画面のみで見せていく……という設定で…
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
突然姿を消してしまった娘を、電子機器やアプリを駆使して捜索する父親の姿を、PCなど電子端末の画面のみで見せていく……という設定で…
90年代中盤。日本でスニーカーブームが巻き起こった。当時、北九州に住んでいた私ですら、同級生らが急に「エアジョーダンが~」「赤と…
新作を発表する度に物議を醸してきたM・ナイト・シャマラン監督。『シックス・センス』(1999年)で大きくブレイクし、巨匠アルフレ…
押井守は書籍『映画の正体 続編の法則』(立東舎)の中で以下のように述べている。 「みんな好きなようにしか映画を見ないんだよ…
「『映画ドラえもん』シリーズは、世界の映画を見渡しても、最もクオリティの高いシリーズの1つである」と言ったら、驚かれるだろうか。…
殺し屋が殺し屋たちに狙われる極端な状況を描く、キアヌ・リーブス主演のバイオレンスアクションシリーズの最新作『ジョン・ウィック:コ…
『レスラー』(2008年)、『ブラック・スワン』(2010年)などの人気作品で知られる、ダーレン・アロノフスキー監督の新作映画『…
日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、4月7日21時より『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(以下、『ハロウィンの花嫁』)が放送さ…
“生きる”とは、一体どういうことなのか? 普遍的で重厚といえる哲学的テーマを表現し、大きな衝撃と深い感動を与えた、巨匠・黒澤明監…
“ゾンビ”はもう、なんら珍しい存在ではない。ホラーなどのジャンル映画におけるサブジャンルとして確立され、私たちは今日あらゆるゾン…
誰しも、幼い頃の記憶の中に残っている特別なアニメがあるはずだ。寝ても覚めても頭から主題歌が離れなくなるほど観返した作品、初めての…
『シン・ゴジラ』(2016年)、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年)、『シン・ウルトラマン』(2022年)と、庵野秀明…
限りある貴重な時間をわざわざ映画館で費やすというのは、思えば奇妙な話だ。2時間薄暗いなかで人でぎゅうぎゅう詰めだったり映画は面白…
集英社の漫画作品を原作とした『【推しの子】』TVアニメ本放送が、4月12日よりスタートする。その放送に先駆け、第1話(90分拡大…
アクション映画といえば、「無茶苦茶をやってナンボ」である。それはもちろん正解だ。ジャッキー・チェンがビルから落ちて、トム・クルー…
青春映画の花形シーンといえば走るシーンである。思春期の感情を爆発させるかのように、走る描写からは若々しい情動を観客に与えることが…
現在公開中のアニメ映画『BLUE GIANT』の熱狂が止まらない。原作は、2013年、石塚真一が『ビッグコミック』(小学館)で連…
映画『シャザム!』が、およそ4年ぶりに続編として、スクリーンに帰ってきた。単純なほどにストレートな物語だが、見た目は大人なのに子…
絶賛正念場! DCEU! というワケで、DC映画最新作『シャザム!~ 神々の怒り~』(2023年)である。 魔術師に勇者…
いつでも新たな企画を探しているアメリカ映画界が、海外の優れた作品をリメイクするケースは少なくない。近年は、フランス映画『エール!…
SF、アクション、サスペンス……エンターテインメント大作から歴史劇、社会派作品まで、多くの観客を魅了し、映画界を牽引してきた、生…
現在公開中の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』は、『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)やNHK大河ドラマ『どうす…
アメコミ原作のスーパーヒーロー映画がすっかりメインストリームとなり、続く勢力としてTVゲーム原作の大型企画が次々に進行している現…
ビー・ガン監督(『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』)や、バイ・シュエ監督(『THE CROSSING~香港と大陸をまた…
明らかにアナルプラグの形をしたトロフィーを尻に挿入してカンフーする映画があったとして、それがアカデミー賞作品賞を獲るなんてことは…
タイトルの「のび太〜」の後に「と」が来るのは、2012年の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』以来…
娯楽、アートフィルムの両方で、不動の地位を確立している、イギリス出身のサム・メンデス監督。彼の注目の新作は、1980年代初頭のイ…
全然関係ない話から始めさせてもらうが、マイク・ホッジスというイギリスの映画監督がいる。彼はTV業界で活躍したあと、マイケル・ケイ…
気が狂いそう~(ラーラーラー)♪ やさしい歌が好きで~♪ ああ あなたにも聞かせたい~♪ ……力強く背中を押してくれる系の映画を…
『ミラノ、愛に生きる』(2009年)、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)、『サスペリア』(2018年)など、類まれなセンスに…