作品評の記事一覧

(2487件)

公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『ビバリーヒルズ・コップ4』の痛快さ

エディ・マーフィの魅力健在! 『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』の痛快さ

This is 安打。それも二塁打。『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』(2024年)は、そんな「普通に面白い」とい…

A・ペイン映画にある“図らずも”

『ホールドオーバーズ』はアレクサンダー・ペインの“リベンジ”作 “図らずも”の作法

タイトル「ホールドオーバーズ(原題:The Holdovers)」とは、「残留者」「遺物」「繰り越し」という意味である。時は19…

『ザ・ウォッチャー』の本質を考察

『ザ・ウォッチャーズ』に感じるアンバランスさの正体とは 隠された本質部分を考察

アメリカ映画界でヒットメイカーとして知られる、M・ナイト・シャマラン監督。その娘で、現在20代半ばのイシャナ・ナイト・シャマラン…

『バッドボーイズ』第4弾、なぜ全米ヒット?

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』なぜアメリカで大ヒット? ウィル・スミスの捨て身の表現

ウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演による、1995年公開の第1作から、じつに足かけ29年となったアクション映画『バッドボ…

『ふたごのユーとミー』なぜ傑出した作品に?

タイ青春映画『ふたごのユーとミー』の輝くような美しさ 傑出した作品になった理由とは?

瓜二つで仲の良い双子の姉妹のひと夏の物語を描く『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』は、1999年のタイの田舎を舞台に、南国のゆ…

『劇場版 きみセカ』はファンならずとも必見

『劇場版 君と世界が終わる日に』はファンならずとも必見 竹内涼真が下した“究極の決断”

6月26日に豪華版Blu-ray&通常版DVDが発売される『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は、Season1から4の…

『バッドボーイズ』第4弾のバカバカしさ

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』にみた映画のマジック “バカになれ!”精神で新風吹き込む

「バカになれ!」。伝説のプロレスラー、故アントニオ猪木はそう言った。とことんバカになって、恥をかけるだけかいたとき、初めて本当の…

『ブルー きみは大丈夫』のテーマを深掘り

『ブルー きみは大丈夫』のテーマを深掘り イマジナリーフレンドという存在の本質的な追求

『インサイド・ヘッド2』がアメリカで大ヒットデビューを果たした。「ピクサー復権」との声があがるなかで、「まるでピクサー作品の実写…

『ミッション:インポッシブル3』は転機作に

『ミッション:インポッシブル3』はトム・クルーズの“禊”映画? J・J・エイブラムスの手腕

シドニーで大暴れした『M:I-2』(2000年)から数年後……。スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は組織の指導者役となり…

『マッドマックス:フュリオサ』徹底解説

『マッドマックス:フュリオサ』徹底解説 『怒りのデス・ロード』からの継承と新たな視点

『マッドマックス』シリーズ4作目にして、30年ぶりに新たに仕切り直された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)。映…

『怒りのデス・ロード』は“現代の神話”に

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が放つ強い輝き より深まる『フュリオサ』への理解

『マッドマックス』サーガの最新作となる、『マッドマックス:フュリオサ』の劇場公開が始まった。核戦争によって文明が滅び荒廃したウェ…

『炎の王国』を成功に導いたJ・A・バヨナ

『ジュラシック・ワールド』を成功に導いた2作目 “無茶ぶり”に応えたJ・A・バヨナの手腕

大ヒット作の続編は難しい。残念な例は数多くあるが、いまや不朽の名作と呼んで差し支えない『ジュラシック・パーク』(1993年)の続…

『ジュラシック・ワールド』は“金ロー映画”

『ジュラシック・ワールド』は紛れもない“金ロー映画”だ! 恐竜の大暴れも見逃せない

1990年代。ある企業が最先端技術を使って恐竜を復活させ、テーマパークを作る「ジュラシック・パーク」計画をブチ上げた。開園寸前ま…