作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
カン・ハヌルが複雑な状況に 『84m²』に投影された“現代社会に生きる者”の実感
2023年から現在にかけ、韓国の一人当たり名目GDPは日本を上回っている。つまり国民の平均的な経済力は、統計上、日本を追い越した…
『スーパーマン』が問う“アメリカ的正義”のゆくえ 建国理念の再解釈か“隠蔽”か?
『スーパーマン』(2025年)が絶賛公開中である。今日のアメリカ的正義のゆくえを鋭く問う風刺に満ちた一作だ。混乱きわまる社会の寓…
『鬼滅の刃 無限城編 第一章』徹底解説 「強い者は弱い者を助け守る」は今の世界にこそ響く
日本映画歴代最高の興行収入を稼ぎ出した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)公開から5年。TVシリーズ『遊郭編』『刀鍛冶…
『スーパーマン』はなぜ愛される傑作となったのか ジェームズ・ガンの卓越したバランス
21世紀に入って、アメリカが誇る普遍的なスーパーヒーロー『スーパーマン』の映画は何度も作られてきた。まず、ブライアン・シンガーが…
ロジャー・ウォーターズ“そのもの”を浴びる極上ライブ 映画館が“バーの席”に変貌する
数々の名作を生み出した伝説的バンド、「ピンク・フロイド」を、シド・バレットらとともに初期から支え、中心メンバーとして伝説を継続さ…
『オールド・ガード』シリーズは“不死”の要素が最大の魅力 続編への不満と第3作への期待
DCコミックスを中心にコミック業界でさまざまな物語を紡いできたグレッグ・ルッカ。彼がオリジナルのグラフィックノベル作品で発表した…
シャーリーズ・セロンのアクションは健在 『オールド・ガード2』に感じた“2作目”のジレンマ
前作から5年! あの正義の不死身部隊が帰ってきた! Netflixにて配信中の『オールド・ガード2』(2025年)である。前作『…
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は2025年を象徴する一本 “圧倒的映像美”を大画面で体感
アニメ『鬼滅の刃』シリーズの最新作、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(以下、『無限城編 第一章』)がついに公開…
韓国ミュージカルの虜になること間違いなし! 『エリザベート』を映画館で堪能できる喜び
7月11日から全国各地の映画館で公開されている「韓国ミュージカル ON SCREEN」を、早速鑑賞してきた。 珠玉の韓国…
クラーク・ケントが現実世界にいる! 『スーパーマン』を唯一無二の傑作にした実在感
『スーパーマン』を観た。とんでもなく面白かった。その上クラーク・ケント(デヴィッド・コレンスウェット)という男が本当に”いる”と…
『スーパーマン』は映画史に刻まれる一作に 発揮されたジェームズ・ガンの“パンク精神”
ジェームズ・ガン、ピーター・サフランが統括する新たな体制による「DCスタジオ」が始動した、ワーナー・ブラザースによるDCコミック…
『スーパーマン』がまっすぐに描いたまっすぐな正義 作品に込められた力強いメッセージ
遂にアメリカンスーパーヒーロー映画の真打ちが戻ってきた! ジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』(2025年)である! これがも…
米アニメ界に思わぬ伏兵 『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』が絶大な人気を得た理由
アメリカのアニメーション界に、思わぬ伏兵が現れ、話題をさらっている。ソニー・ピクチャーズ・アニメーション製作、Netflix配信…
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の秀逸な作品性を考察 “ブロマンス”と“因習村”の相乗効果
水木しげるの生誕100周年記念として制作された映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が、フジテレビ系『土曜プレミアム』枠で7月12日に本…
『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の恐るべき中毒性 全力の感情表現が愛おしい
Netflixアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』を観てからというもの、この作品のことが頭から離れない。…
ハンス・ジマーの“真価”を大スクリーンで堪能 名曲の数々がコンサート映画で蘇る
2025年5月に横浜と名古屋で開催された、映画音楽界のレジェンド、作曲家ハンス・ジマー初の来日公演「Hans Zimmer Li…
『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の“プリキュア”的高揚感 中毒性抜群の楽曲も
K-POPアイドルが人の魂を奪うデーモンと戦う……予想もしていなかった組み合わせで描かれた物語『KPOPガールズ!デーモン・ハン…
『ザ・コンサルタント2』またも変な映画に とにかくかわいいジョン・バーンサルの弟キャラ
あの人情暗殺兄弟が帰ってきた! というわけで、『ザ・コンサルタント2』(2025年)である。 クリスチャン・ウルフ(ベン…
ブラッド・ピットが甦らせたスターの神話 異例のフィクション作品『F1/エフワン』の試み
F1(フォーミュラ1)は、時速300キロを超えるスピードで走行することのできるマシンたちが、世界各国のサーキットで速さを競う、最…
ブラッド・ピットが異常にカッコいい! 『F1/エフワン』で発揮された“ブラピ力”
ブラピ、カッケーっ! というわけで『F1/エフワン』(2025年)である。お話は、ちょっとビックリするくらい1990年代の香りが…
『ルノワール』は何を描いたのか? “印象派”とリンクする、子どもの不完全な”リアリティ
長編映画デビュー作『PLAN 75』(2022年)が、カンヌ国際映画祭カメラドール特別賞受賞に輝いたほか、世界各国の映画祭で監督…
『28年後...』が試みた“視点”による作品世界の再構築 ゾンビ映画に持ち込まれた現実の問題
ダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランドのコンビが2002年に提示した、イギリスの恐慌状態を映し出す極限的なパニック映画にして…
『28年後...』は血まみれ少年ロードムービーだ ラスト10分の“偏差値フリーフォール”の衝撃
最後の10分で偏差値が10は急降下! 『28年後...』(2025年)は、血まみれ少年ロードムービーである。『28日後...』(…
ライアン・クーグラー監督の最高到達点 “紛れもない傑作”『罪人たち』を徹底考察
批評家、観客から高い評価を得ているだけでなく、ここ10年間でオリジナル作品として最大のヒットを成し遂げ話題となっている『罪人たち…
ジュリアン・ムーアとシドニー・スウィーニーが共演 『エコー・バレー』は挑戦的な一作に
Appleスタジオ製作の配信映画『エコー・バレー』がリリースされた。ジュリアン・ムーア、シドニー・スウィーニー共演のサスペンスス…
長澤まさみ主演『ドールハウス』はしっかり“怖い” 矢口史靖監督の“上手さ”が際立つ一作に
『ウォーターボーイズ』(2001年)や『スウィングガールズ』(2004年)、『ロボジー』(2012年)などなど、コメディ映画の名…
“韓国の新海誠”ハン・ジウォンによる自立した恋愛映画 『あの星に君がいる』のバランス感覚
韓国のアニメーション作家として、インディペンデント作品を手掛けてきた、ハン・ジウォン監督。第51回「韓国日報文学賞」を受賞した『…
全てが予想外! 痛快暴力で突き抜けるインドアクション『レオ:ブラッディ・スウィート』
パールティバン(ヴィジャイ)は、善き家庭人である。インド北部でカフェを営みながら、動物保護活動家としても活動し、周囲の信頼も厚い…







































