作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『眠れる森の美女』を観た後は楽しみも倍増? 『マレフィセント』が特別な一作である理由
ディズニーヴィランズの1人として、高い人気を誇るマレフィセント。彼女は『眠れる森の美女』(1959年)に登場し、生まれたばかりの…
『ジュラシック・ワールド』シリーズへの期待と課題 監督による“死”の描き方の違いを考察
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』シリーズの7作目。新たにギャレス・エ…
1998年釜山が舞台の『告白ヒストリー』は奥行きある一作に 青春恋愛映画の魅力をより深化
韓国映画の一側面として、日本でも人気のある恋愛ジャンル。2025年も、『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』(8月公開)、アニメー…
『ブラック・ショーマン』が描いた2つの社会派テーマ ムラ社会と町おこしの課題とは
特殊な職業、変な性格、こだわりのある主人公が事件を解決していくというのは、東野圭吾作品を原作としたサスペンスによくあるスタイルで…
スパイク・リーは黒澤明名作をどうリメイクした? 『天国と地獄 Highest 2 Lowest』の選択
映画史に大きく刻まれる巨匠にして、いまでも世界中の映画人の尊敬を集めている、映画監督・黒澤明。その人気作『天国と地獄』(1963…
『ブラック・ショーマン』にみる福山雅治のスター性 有村架純との見事なバランス感覚
福山雅治という存在は、日本のポップカルチャー史において特別な輝きを放ってきた。ある芸人がかつて「日本の女性は福山雅治に支配されて…
『アイス・ロード:リベンジ』にみる、リーアム・ニーソンのアクション映画のマンネリズム
『96時間』(2008年)のヒット以来、名優であると同時に“熟年アクションスター”としても認知されてきた、リーアム・ニーソン。驚…
『8番出口』がカンヌで絶賛された理由 再現度の高い息苦しさと異変に気づいた先の未来へ
なんて息苦しいのだろう。映画『8番出口』は、映像の没入感はもちろん、そこに描かれる閉鎖的な非現実の見た目をした“リアル”に窒息し…
『九龍ジェネリックロマンス』に潜む“懐かしさ”の正体とは 生と死の境界としての香港
九龍城砦を舞台とした映画としては本年2本目にあたる『九龍ジェネリックロマンス』は、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』…
高齢者たちが未解決事件の調査に乗り出す 『木曜殺人クラブ』はなぜ支持されたのか?
本国イギリスだけで、異例の速度による100万部の売り上げを突破し、さらには世界中でシリーズ累計1000万部以上を売り上げた、イギ…
『8番出口』川村元気監督による映画化のアプローチを紐解く その裏にある“概念”とは
個人ゲーム制作者KOTAKE CREATEによる、インディゲーム『8番出口』。地下鉄駅の地上への通路の一部分が無限に繰り返す限定…
『バレリーナ』“殺し屋少女”ならではの戦闘が痛快 アナ・デ・アルマスの大立ち回りを分析
『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフとして制作された『バレリーナ:The World of John Wick(以下、『バレ…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は何を再生しようとしたのか 前シリーズとの違い
思えば、『ジュラシック』シリーズは“映画史に残る傑作”と呼ばれる第1作を除いて、ほとんどの作品が賛否両論だった。そういう意味で、…
『バレリーナ』はしっかり『ジョン・ウィック』だった 忠実に守ったシリーズ伝統の魅力
家族を殺された孤独な少女イヴ・マカロは、数奇な運命から秘密組織「ルスカ・ロマ」に引き取られ、一級の暗殺者に鍛え上げられる。そんな…
インド映画を愛する人も必見 『灼熱のカスカベダンサーズ』は『クレしん』に刻まれる快作に
びっくりするほど面白かった。現在公開中の劇場版第32作『映画 クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は、新鮮かつ…
『隣のステラ』は幼なじみラブコメの傑作 福本莉子×八木勇征の繊細な“距離感”を映像で演出
芸能人になった幼なじみとの「近くて遠い」恋愛模様を描く『隣のステラ』が、連日の茹だるような暑さを吹き飛ばすキラメキを放ちながら公…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の“演出術”を紐解く スピルバーグの継承と逸脱
『ジュラシック・パーク』シリーズの第7弾『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(以下、復活の大地)が、どうやらそれほど評判が高く…
『バレリーナ』アナ・デ・アルマスが『ジョン・ウィック』シリーズに吹き込んだ新たな風
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じ、大ヒットを続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。そのハードなバイオレンスと、さまざまな殺…
菅野美穂が狂気的な行動原理を見事に怪演 『近畿地方のある場所について』で生み出す恐怖
※本記事には本編にかかわるネタバレを含みます 2023年、『近畿地方のある場所について』(以後、『近畿地方』)という小説…
『近畿地方のある場所について』映像化と考察要素に潜む社会風刺 巧みな演出を紐解く
「このホラーがすごい! 2024年版」(宝島社)国内編第1位にも選ばれた背筋によるベストセラー小説を、『サユリ』(2024)や『…
『ANORA アノーラ』と重なる『それでも夜は訪れる』 ヴァネッサ・カービーの深みある演技
第97回アカデミー賞で、作品賞を含む最多5部門を獲得し、賞を席巻した『ANORA アノーラ』(2024年)。この作品では、ニュー…
『近畿地方のある場所について』をめぐる“創造のサイクル” 白石晃士が描いた拡散の恐怖
少女の行方不明記事と奇妙な目撃証言、林間学校での中学生の集団ヒステリー事件、動画サイトに書き込まれた気持ちの悪いコメント、そして…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』なぜ賛否? シリーズにもたらされた“映画的充実”
恐竜映画の金字塔『ジュラシック・パーク』シリーズと、その世界観を大きく広げた新機軸の『ジュラシック・ワールド』シリーズ。新たに公…
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に感じる懐かしさ 90年代ノリで仕切り直しに成功
そこのけ、そこのけY2K。真空パックされた90’sサマームービーのお通りだ。というわけで『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(…
『鬼滅の刃 無限城編』が突きつけた“悪”への誘惑 猗窩座の物語に惹かれるのはなぜか?
あの煉獄杏寿郎の命を奪い、日本中を絶望に陥れた猗窩座が5年ぶりにスクリーンに帰ってきた。『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗…
『呪怨』Vシネマ版の恐怖は25年経っても色褪せない! “徹底した容赦のなさ”が起こす恐怖
1990年代後半に訪れた「Jホラーブーム」のさなか、変革を予感させる2000年という年に、『呪怨』は東映Vシネマ(オリジナルビデ…
“映画好き”にこそ勧めたい『TOKYO MER 南海ミッション』 “攻め”のディザスターに興奮必至
正直に言う。映画館で邦ドラの続き物の作品が上映されていたとして、これをチョイスすることはあまりない。これはスタンスといった確固た…
悪魔を恐れる人々こそが悪魔にもなりうる 『サタンがおまえを待っている』は現代人必見
日本の実写映画や漫画・アニメ作品では、いわゆる「因習村」――昔からの言い伝えやしきたり、あるいは儀式を、たとえ現代の価値観とは相…
『事故物件ゾク 恐い間取り』がうったえる“優しさ”の重要性 本人役で登場するタレントの意味
「事故物件住みます芸人」として、“心理的瑕疵”のある賃貸物件に住み続け、さまざまな仕事に活かしている、松原タニシ。その“体験”を…







































