作品評の記事一覧

(2468件)

公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『劇場版ハイキュー‼ 』“本気”の粋な演出

『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』の主役は紛れもなく研磨だ “本気”の粋な演出

劇場を出た瞬間、「すごいものを観た」と感じた。通常、レビューを書く際には「すごい」という表現を避けるのが鉄則だが、この圧倒的な満…

『SEED FREEDOM』作り手の情熱

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を待っていてよかった! 刻まれた作り手たちの情熱

アニメ情報誌『月刊ニュータイプ』2006年6月号の表紙に大きく掲載された「機動戦士ガンダムSEED 映画化決定!!」の文字。あれ…

『オリオンと暗闇』が伝えるメッセージ

チャーリー・カウフマンらしい“仕掛け”も 『オリオンと暗闇』のユニークな物語を解説

『シュレック』シリーズや『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の劇場アニメーション作品を送り出してきた、ドリームワークス・アニメ…

『鬼滅の刃』柱稽古編の鍵はアニオリ描写?

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は劇場鑑賞の価値あり? 鍵となるアニオリ描写

吾峠呼世晴の大ヒット漫画を原作として、映画界、アニメ界の常識を超えるフィーバーを巻き起こしたアニメーション作品、『鬼滅の刃』。2…

『鬼滅の刃』柱稽古編は単なる繋ぎではない

『鬼滅の刃』柱稽古編は単なる“繋ぎ”ではない ワールドツアー上映で描かれた切迫感

『鬼滅の刃』が映画館のスクリーンに帰ってきた。『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が2月2日から公開となり…

『ファンタビ3』敵対する2人の変わらぬ愛

『ファンタスティック・ビースト』敵対する2人の変わらぬ愛 ニュートの成長を感じる台詞も

1月12日から始まった『金曜ロードショー』(日本テレビ系)の「ハリー・ポッター魔法ワールド」4週連続放送のラストを飾るのは、『フ…

『哀れなるものたち』のテーマ性を解説

『哀れなるものたち』が映し出す“現在”の問題 奇妙な物語と過激な描写を通して伝えること

野蛮さと洗練されたセンスという、一見矛盾した要素を併せ持つスタイルが、観る者たちの心をざわつかせ、類まれな知性と才能でアートフィ…

『あの花~』大ヒットだからこそ考えること

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』大ヒットだからこそ考えたい、戦争の描き方

福原遥、水上恒司主演の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が大ヒットをとなっている。12月8日に公開以来、すでに興行収…

『エクスペンダブルズ』新作に感じる老化

『エクスペンダブルズ』10年ぶり新作に感じる老いの影 俺たちのラングレンはまだイケる!

ストレスに苛まれた現代人は、みな数年に一度は『エクスペンダブルズ』シリーズを観てバカになるべきだ。  ぐちゃぐちゃになった頭を…

『アクアマン/失われた王国』のメッセージ

『アクアマン』シリーズが魅力的な映画となった理由 娯楽要素の裏にある重要なメッセージ

ワーナー・ブラザースによるDCコミックス原作映画が、ジェームズ・ガンとピーター・サフランが統括する新しい体制「DCスタジオ」によ…

『アクアマン/失われた王国』は恐るべき映画

『アクアマン/失われた王国』は恐るべき映画だ ジェームズ・ワンによる“お疲れ様超大作”

さすがジェームズ・ワン! 『アクアマン/失われた王国』(2024年)は恐るべき映画である。いや、内容は普通なのだが、これは凄い映…

『ウィッシュ』に詰まったディズニーの原点

『ウィッシュ』が描いたディズニーの“原点” 歴代声優の“同窓会”はファンへの贈り物に

世界初のフルカラー長編アニメーション『白雪姫』から始まり、数々の長編アニメーション映画を世に送り出したディズニー・スタジオ。それ…

『終わらない週末』をネタバレありで解説

『終わらない週末』はなぜ批評家と観客の間で評価が割れているのか? ネタバレありで解説

週末を家族で穏やかに過ごそうとしていたら、刻々と“終末”が迫っていた……! そんな、おそろしいシチュエーションを、豪華キャストで…

『ウォンカ』ティム・バートン版との比較

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』なぜティム・バートン版と世界観が違うのか?

2023年12月8日に公開された映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の快進撃が止まらない。都内では公開初日に満席となる劇…