作品評の記事一覧

(2468件)

公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

“時代”を映し出す『キングダム 運命の炎』

『キングダム 運命の炎』は“時代”を映し出す“現在の映画”に 今後のシリーズの行方は?

紀元前の中国で、無数の国が鎬を削って領土を奪い合った、群雄割拠の春秋戦国時代。その末期の戦いが描かれる同名漫画を原作にした、日本…

『M:I 7』“トム・クルーズ映画”の快作

“トム・クルーズ映画”の快作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

トム・クルーズ、61歳。還暦男が走る! 電車のうえで戦う! 崖からバイクで飛ぶ! 何の話かと言えば、もちろん『ミッション:インポ…

『M:I 7』と第1作の深い関わりとは

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』徹底考察 第1作との深い関係

トム・クルーズが製作、主演を務め、TVドラマ『スパイ大作戦』を映画化した大ヒットシリーズ『ミッション:インポッシブル』。その7作…

『もののけ姫』宮﨑駿の声へのこだわり

『もののけ姫』宮﨑駿の“声”へのこだわりを紐解く 最新作にも通じる大物俳優の声優起用

10年ぶりとなる長編アニメーション『君たちはどう生きるか』が好スタートを切った宮﨑駿監督が、1997年に手掛けた作品が『もののけ…

『運命のダイヤル』面白いがゆえの気になる点

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が「面白かった!」からこそ気になったこと

面白かった!……本当はそんなシンプルな感想だけ述べたいところだが、口を衝いて出るのは細かい文句と後出しの注文ばかり。それは人気シ…

劇場版『セーラームーンCosmos』を考察

劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』が到達した、“暴力の連鎖”という深刻なテーマ

劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』前後編の2作が公開され、2014年からのTV、配信アニメシリーズ『美少女戦士セーラ…

『ニモーナ』が稀有な成功作となった理由

『ニモーナ』が稀有な成功作となった理由 作品に投影された“切実さ”と突出した“文学性”

CGアニメーションを中心に、大作映画を次々に送り出しているアメリカの大手アニメーションスタジオ群。これまでその一角を担っていたの…

『東リベ2』眞栄田郷敦の回し蹴りに涙

『東京リベンジャーズ2』は儚くも美しい闘争記 後編の感涙必至な“蹴り”を武道家が解説

刹那的な儚さを、“美しい”と感じてしまうのは、危険なことだ。  現在公開中の映画、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -…

『インディ・ジョーンズ』第5弾、なぜ賛否?

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』なぜ評価が割れた? 『SW』シリーズとの共通項

映画ファンのみならず、より幅広い層にも長年愛され続けてきた、スティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ』シリーズ。第…

『タイラー・レイク2』が描いた家族の在り方

『タイラー・レイク -命の奪還-2』がアクションとともに描いた、“家族の在り方”のテーマ

『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが、銃撃、格闘、カーチェイスなど、長尺で持続し続けるハードなアクション…

『怪物』に込められた願い

『怪物』には“繋がりたい”と思う願いが込められている 坂元裕二が描き続ける孤独な人

「たった一人の孤独な人のために書きました」  坂元裕二は、第76回カンヌ国際映画祭で自身が手掛けた映画『怪物』が脚本賞を受賞し…

『ザ・フラッシュ』突出したヒーロー映画に

『ザ・フラッシュ』がなしとげた素晴らしい達成 スケールとテーマの理想的なバランス

DCコミックスを原作とするスーパーヒーロー映画の製作が「DCスタジオ」として、新体制に移行した。これまでマーベル・スタジオで活躍…

『ザ・フラッシュ』エズラ・ミラーの功績

『ザ・フラッシュ』はヒーロー映画とは思えない? 1人2役演じ分けたエズラ・ミラーの功績

超高速で移動できるスーパーヒーローの“フラッシュ”ことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は、今日もヒーロー活動に勤しんでいた。ゴッ…

『最後の聖戦』を楽しむポイント

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は“黄金の思い出”になる! TV放送を楽しむポイント

子供のころ、TV放送で観て面白かった映画は大人になっても忘れがたく、黄金のような思い出として残る。自分にとってはそれが『ブレイド…

『タイラー・レイク』続編でパワーアップ

無限に続くシリーズ化を希望! 正統派のパワーアップを遂げた『タイラー・レイク2』

君の心にタイラー・レイクはいるか? というわけで、Netflixオリジナル映画にして、大ヒットアクション映画『タイラー・レイク …