漫画の記事一覧

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あだち充『タッチ』のスポ根漫画要素とは?

あだち充『タッチ』は極めて80年代的なスポ根漫画だったーー上杉達也が見せた“ド根性”

「夏の甲子園」が漫画に与えた影響  全国高等学校野球選手権大会――いわゆる「夏の甲子園」が中止になったのは、今年で…

将棋界で暴れる少女を描く『龍と苺』

将棋界に現れた天才少女は女性差別にも立ち向かうーー『龍と苺』が描く、命を賭けた戦いの熱さ

芥川賞と直木賞を女子高生が同時に受賞するという、前代未聞の出来事を漫画『響~小説家になる方法~』で描き、マンガ大賞2017に輝い…

『ヴィジランテ』が問う、“ヒーロー”とは

『ヒロアカ』スピンオフ漫画『ヴィジランテ』が問いかける、“本当のヒーロー”とは?

『僕のヒーローアカデミア(以下ヒロアカ)』のスピンオフ漫画、『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-(ヴィジラ…

いま最も前衛的な漫画『チェンソーマン』

いま最もぶっ飛んだ漫画『チェンソーマン』 「わかりやすさ」から逸脱する、前衛的な表現を考察

藤本タツキの『チェンソーマン』の単行本(現在8巻まで刊行)の累計発行部数が、300万部を突破したらしい。といってもこれは8月上旬…

『座敷女』の理不尽な怖さ

90年代ホラーの傑作『座敷女』は今も我々を追い詰める……理不尽なストーカーの恐怖

本来なら肝だめしや怪談などで身も心も涼みたいシーズンですが、今年の夏はご存知のように新型コロナウイルスの影響でそんなことを楽しん…

『ONE PIECE』フランキーの役割

『ONE PIECE』フランキーの一味における役割とは? 作者の遊び心が詰め込まれた“飛び道具”の魅力

麦わらの一味において、最大級に“なんでもあり”を体現した船大工のフランキー。彼は、「そんなのありか!?」と私たち読者が思わずツッ…

高橋留美子が問いかける人間の生と業

高橋留美子のターニングポイントは「人魚シリーズ」だったーー名作『犬夜叉』へと連なる新たな作風

高橋留美子『犬夜叉』は国内外でもファンが多い。今秋にはその続編となる、犬夜叉の娘を主人公とした『半妖の夜叉姫』のアニメ化放映が決…

『TO-Y』連載時の音楽シーンとは?

伝説的音楽マンガ『TO-Y』が描いた、バンドブーム前夜の風景 パンク幻想をかきたてた「初期衝動」を振り返る

自らの黒歴史として隠蔽したいもののひとつやふたつは誰にでもあるだろう。だがしかし、そいつを若気のいたりと恥じながら心の箪笥の奥底…

『BANANA FISH』アッシュと英二の関係性

『BANANA FISH』アッシュと英二の“魂に触れる”関係性ーー少女マンガとしての魅力を考察

『BANANA FISH』は、少女マンガなのに女が登場しないことで有名な作品です。ニューヨークを舞台にドンパチやるハードボイルド…

やまもり三香、エージェント所属で変化は?

『ひるなかの流星』やまもり三香、「デザート」新連載はどんな物語に? 作者の環境の変化にも注目

『デザート』9月号(講談社)にて、やまもり三香氏の新連載『うるわしの宵の月』が、表紙&巻頭カラー65ページでスタートした。  …

漫画における「気」の描き方

テレパシー、かめはめ波、スタンド……漫画における「気」の表現はどう進化してきた?

「気」。精神の力ともいうべき、目には見えない無形なモノを形として表現する、表現できる、というのは漫画の醍醐味のひとつであるが、こ…

90年代、少女マンガ誌の逆転劇

りぼん、なかよし、ちゃお……90年代、少女マンガ誌の逆転劇はどう起こされた?

小学校女子向けマンガ誌のトップは2001年以降「ちゃお」である。しかし90年代まで「りぼん」「なかよし」「ちゃお」の順だった。こ…

『タイパラ』は“持たざる者”へ問いかける

才能なき漫画家はジャンプ連載とどう向き合う? 『タイムパラドクスゴーストライター』が問う“持たざる者”の生き方

8月4日。『タイムパラドクスゴーストライター』(集英社、以下『タイパラ』)の第1巻が発売された。市真ケンジ(原作)と伊達恒大(作…

伊藤潤二が語る、児童書への挑戦

伊藤潤二が語る、“最恐の児童書”への挑戦 「子供だましの表現は子供に見抜かれる」

「富江」シリーズや「双一」シリーズを含む、『伊藤潤二傑作集(全11巻)』(朝日新聞出版社)や『うずまき』(小学館)などのホラー作…