“最低男”の好演で進化する新しい地図

香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎の表現者としての強み “最低男”の好演で進化する新しい地図

華やかな“アイドル”というものは、私たちに笑顔を、社会に希望をもたらしてくれる存在だ。かつてアイドルだった香取慎吾もそのひとりで…

藤原季節&吉村界人、ボクサー役で示す現在地

吉村界人&藤原季節、“ボクサー役”で交差する現在地 対照的なスタイルが生む演技の深み

同じ年に生まれ、同じところから本格的な俳優活動をスタートさせたふたりの演技者のキャリアがいま、思いがけぬかたちで交差しているーー…

志尊淳、父親役で俳優として次なるフェーズへ

志尊淳、“父親役”で俳優として次なるフェーズへ 『日本一の最低男』で挑む多層的な人物像

放送がはじまったばかりのドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系/以下、『日本一の最低男』)が多方面か…

『おむすび』制作陣は“311”をどう描く?

『おむすび』制作陣は“311”をどう描く? 東日本大震災に向き合ってきた日本のエンタメ

放送中の朝ドラ『おむすび』(NHK総合)の世界にも、とうとう“あの日”がやってきた。ここでいう“あの日”とは、東日本大震災のこと…

香取慎吾、『日本一の最低男』で新境地を更新

香取慎吾が『日本一の最低男』で更新する新境地 ニセモノを“ホンモノ”にする芝居に期待

2025年の正月も終わり、いよいよ本格的にこの1年がはじまろうとしている今日この頃。そんなはじまりのシーズンを盛り上げてくれるの…

二宮和也、『【推しの子】』などでの二面性

二宮和也が“続編”で与えた衝撃 『【推しの子】』『インフォーマ』で披露したダークな二面性

2024年のクライマックスは、完全に二宮和也に持っていかれた印象がある。おそらくこう感じているのは私だけではないと思う。いや、断…

原菜乃華=有馬かなが成立した理由

原菜乃華=有馬かなが成立した理由 実写版『【推しの子】』で示した“磨き抜かれた真価”

年末年始に劇場をにぎわせるであろう映画が相次いで封切られ、今期のドラマが次々と最終回を迎えているいま、世には“話題作”が溢れてい…

『海に眠るダイヤモンド』池田エライザが要に

『海に眠るダイヤモンド』における池田エライザの重要性 変化していく立ち位置と表情

壮大なスケールで物語が展開する日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)にはいくつもの仕掛けが施され、それらが作動するたび、私…

白石麻衣、グループの顔から令和のヒロインへ

白石麻衣、グループの顔から“令和のヒロイン”へ 『オクラ』での共闘が引き出す新たな顔

放送中のドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)の物語は早くも佳境へ。スタートしてからしばらくのうちは、主演の反町隆…

キムラ緑子が『おむすび』に生む陽気なムード

キムラ緑子が『おむすび』に生む陽気なムード “震災の記憶”を体現する真摯なアプローチ

放送中の朝ドラ『おむすび』(NHK総合)は、物語の舞台を福岡の糸島から兵庫の神戸に移し、ヒロイン・米田結(橋本環奈)は神戸栄養専…

山下美月、佐野勇斗、倉悠貴が次世代を担う

山下美月、佐野勇斗、倉悠貴の存在感 『六人の嘘つきな大学生』は次世代スターの宝庫だ

映画やドラマ、演劇といったフィクション作品は、私たちの生きる現実社会の鏡だ。とすれば、それぞれの物語世界の中で生きる俳優たちは、…

坂口健太郎、『さよならのつづき』での表現力

坂口健太郎の真価は“戸惑いの表現”に表れる 『さよならのつづき』に刻んだ稀有な俳優像

坂口健太郎は稀有な俳優だ。彼は演じるキャラクターの持つ“生命力”を、自在に操ってしまっているように感じる。もちろんこれは、観客/…