作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『君たちはどう生きるか』で叩き割られた“宮﨑駿の石” 悪意に背を向けず生き抜くために
宮﨑駿による10年ぶりのスタジオジブリ新作映画『君たちはどう生きるか』が公開中。公開4日間で興行収入は21.4億円を突破し、映画…
『君たちはどう生きるか』を徹底考察 われわれ観客に対する宮﨑駿監督の“問いかけ”
日本のアニメ界、映画界を長年にわたって代表し、イマジネーションに溢れた作品が世界から注目を浴びてきた宮﨑駿監督(先頃宮崎から宮﨑…
『君たちはどう生きるか』と2010年以降のジブリ作品の関係 共通する“家族の肖像”と“死”
2010年代以降のジブリアニメとの関係 スタジオジブリの宮﨑駿監督の10年ぶりとなる新作長編『君たちはどう生きるか』が、7月…
『君たちはどう生きるか』は宮﨑駿の“自問自答エンターテインメント” 滲み出る静かな決意
正直なところ、『君たちはどう生きるか』(2023年)は、説教をされるつもりで観に行った。基本的に説教されるのは嫌いだが、日本を代…
『君たちはどう生きるか』の超越した世界を観て 宮﨑駿が“ファンタジー”に回帰した喜び
7月14日、宮﨑駿監督のアニメ映画『君たちはどう生きるか』が公開された。 筆者は地元のシネコンの初回上映を鑑賞したのだが…
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が「面白かった!」からこそ気になったこと
面白かった!……本当はそんなシンプルな感想だけ述べたいところだが、口を衝いて出るのは細かい文句と後出しの注文ばかり。それは人気シ…
『君たちはどう生きるか』に散りばめられたジブリ作品の記憶 宮﨑駿の底力を見た
※本稿は『君たちはどう生きるか』のネタバレを含みます。 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが「情報が溢れている時代だから…
『君たちはどう生きるか』には宮﨑駿の“ジブリでの全て”が詰まっている【ネタバレあり】
※本稿は『君たちはどう生きるか』のネタバレを含みます。 宮﨑駿監督の10年ぶりとなる長編アニメーション『君たちはどう生きるか…
劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』が到達した、“暴力の連鎖”という深刻なテーマ
劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』前後編の2作が公開され、2014年からのTV、配信アニメシリーズ『美少女戦士セーラ…
『ニモーナ』が稀有な成功作となった理由 作品に投影された“切実さ”と突出した“文学性”
CGアニメーションを中心に、大作映画を次々に送り出しているアメリカの大手アニメーションスタジオ群。これまでその一角を担っていたの…
『東京リベンジャーズ2』は儚くも美しい闘争記 後編の感涙必至な“蹴り”を武道家が解説
刹那的な儚さを、“美しい”と感じてしまうのは、危険なことだ。 現在公開中の映画、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -…
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』なぜ評価が割れた? 『SW』シリーズとの共通項
映画ファンのみならず、より幅広い層にも長年愛され続けてきた、スティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ』シリーズ。第…
森田剛が放つ“光”と“影”に圧倒される 『DEATH DAYS』はオーディオコメンタリーも必聴
森田剛主演の映画『DEATH DAYS/生まれゆく日々』のBlu-ray&DVDが、7月5日に発売される。この作品は、2021年…
『タイラー・レイク -命の奪還-2』がアクションとともに描いた、“家族の在り方”のテーマ
『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが、銃撃、格闘、カーチェイスなど、長尺で持続し続けるハードなアクション…
『忌怪島/きかいじま』に感じた新たなホラーの可能性 恐怖要素“リミナルスペース”の機能
『呪怨』シリーズ、ハリウッド版『THE JUON/呪怨』シリーズなどで世界を震撼させ、『リング』シリーズの中田秀夫とともに「Jホ…
『タイタニック』に投影された世紀末の空気 “世界の終わり”は『エヴァ』との共通点も
フジテレビ系『土曜プレミアム』で映画『タイタニック』が、6月24日、7月1日の2週に渡って放送されている。 ジェームズ・キャ…
若さを描く『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 動きまくるアニメの快感
ニューヨークのブルックリンでスパイダーマンをやっている少年マイルス・モラレスは、学校にヒーロー活動に大忙しだった。ヒーローとして…
『タイタニック』恋愛映画として色褪せない魅力 ジャックとローズのロマンスを振り返る
6月24日のフジテレビ系『土曜プレミアム』で、『タイタニック』が放送される。1997年公開の本作は、ジェームズ・キャメロンが監督…
野球ファンは今すぐ劇場へ 『憧れを超えた侍たち』に刻まれた漫画を超えたエンディング
2023年3月、日本を熱狂の渦に包んだ、ワールドベースボールクラシック(以下WBC)。劇場公開中の『憧れを超えた侍たち 世界一へ…
『ザ・フラッシュ』がなしとげた素晴らしい達成 スケールとテーマの理想的なバランス
DCコミックスを原作とするスーパーヒーロー映画の製作が「DCスタジオ」として、新体制に移行した。これまでマーベル・スタジオで活躍…
『ザ・フラッシュ』はヒーロー映画とは思えない? 1人2役演じ分けたエズラ・ミラーの功績
超高速で移動できるスーパーヒーローの“フラッシュ”ことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は、今日もヒーロー活動に勤しんでいた。ゴッ…
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は“黄金の思い出”になる! TV放送を楽しむポイント
子供のころ、TV放送で観て面白かった映画は大人になっても忘れがたく、黄金のような思い出として残る。自分にとってはそれが『ブレイド…
無限に続くシリーズ化を希望! 正統派のパワーアップを遂げた『タイラー・レイク2』
君の心にタイラー・レイクはいるか? というわけで、Netflixオリジナル映画にして、大ヒットアクション映画『タイラー・レイク …
“映画を愛してやまない人たち”へ 『愛のこむらがえり』に詰まった“映画”の輝き
「映画」という言葉には様々なロマンが詰まっている。映画を観ることが好きな人もいれば、撮りたいと強く願う人も、中には“映画の世界を…
橋本淳×稲葉友『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』は“明日”が訪れる幸せを教えてくれる
「まだ会ってはないじゃん?」 稲葉友演じるながちんはそう言った。橋本淳演じる、小学生時代の友達・ちばしんを半ば強引に巻き込む…
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が押し広げた映画の新たな可能性
2018年(日本の公開は2019年)の『スパイダーマン:スパイダーバース』は、アメリカの3DCGアニメーション業界におけるゲーム…
『リトル・マーメイド』は最も意味のある実写化作品 “ディズニーらしいディズニー映画”に
一時期人気が低迷していたディズニーが、かつての勢いを取り戻すこととなった、「ディズニー第二黄金期」。その始まりとなったヒット作品…
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が“挑戦的な姿勢”を崩さなかった理由
アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞するなど、アニメーション表現における新しい試みが広く評価され、エポックな作品となった『スパイダ…
入門編としても最適&最高 『カード・カウンター』でポール・シュレイダーの沼にハマる
ポール・シュレイダー(1946年、米ミシガン州生まれ)は本気を出した時がヤバい。 『聖なる映画―小津/ブレッソン/ドライヤー…
『クリード 過去の逆襲』がとった前作とは真逆のアプローチ 現実と地続きの問題も
世界中にボクシングの魅力を広め、アクションスター、シルヴェスター・スタローンの代名詞にもなった大ヒットボクシング映画『ロッキー』…
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は「芸術とは何か?」を問う 実写化を成功させた“足し算”
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、天才漫画家・岸辺露伴(高橋一生)がこの世でもっとも黒く邪悪な絵を求めて、ルーヴル美術館へと向…


































