初期宮﨑駿が描く“人間の善性” 『ルパン三世 カリオストロの城』はなぜ語り継がれるのか
宮﨑駿の初監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)の公開45周年記念リバイバル上映およびIMAX特別上映が、11月…
髙石あかり、朝ドラ出演後のキャリアは? 代表作となった『ベビわる』シリーズでの功績
その活動のごくごく初期段階から、「目標はNHK朝ドラと大河の主演」と言い続けていた髙石あかりが、遂に朝ドラのヒロインに決まった。…
伊藤健太郎の“子供っぽさ”は大きな武器だ 『光る君へ』双寿丸がとにかく愛らしい理由
NHK大河ドラマ『光る君へ』における双寿丸(伊藤健太郎)と賢子(南沙良)の関係性が、大変微笑ましくてよろしい。彼らを子供の頃から…
『キン肉マン』の“完璧な”再アニメ化に大感激 リアルタイム熱狂世代が語るカッコよさ
9月22日に一旦完結した『キン肉マン 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編』。毎週日曜、ただただ幸福な夜を過ごした。このアニ…
『もし徳』は一級品のエンタメコメディ! 野村萬斎の“声”が日本人のDNAを刺激する
もしも徳川家康が総理大臣になったら。 もしも織田信長が経済産業大臣になったら。 もしも豊臣秀吉が財務大臣になったら。 …
『キングダム 大将軍の帰還』大沢たかお×吉川晃司が咲かせた“戦の華” 人智を超えた激戦に
本気の王騎将軍(大沢たかお)を見たくないか? 見たいはずだ。それならば、今公開中の『キングダム 大将軍の帰還』を観に行くべきだ。…
『キングダム2』清野菜名は“宿命を背負う女戦士”が最も似合う俳優だ 武道家が剣術を解説
7月5日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)において、『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年)が放送される。1作目で死線…
『鬼滅の刃』不死川実弥と伊黒小芭内は“最も優しい”柱? 稽古時に見えた隊士への愛
放送中の『鬼滅の刃』柱稽古編。この話は、原作コミックスだと1巻分ぐらいの尺しかない。「刀鍛冶の里編」からクライマックスである「無…
『光る君へ』ユースケ・サンタマリアの安倍晴明は絶品だ 毎回うさん臭い大河の「あきら」
NHK大河ドラマ『光る君へ』において、ユースケ・サンタマリア演じる安倍晴明が登場するたびにワクワクする。画面に映るだけで空気を一…
『秒速5センチメートル』に僕らは何度だって傷つく 在りし日の“繊細な”新海誠を想う
2007年に公開された新海誠監督作『秒速5センチメートル』が、3月29日よりリバイバル上映されている。 この作品は、小学生時…
『ある閉ざされた雪の山荘で』に訪れた“嬉しい誤算” 重岡大毅&岡山天音の成長譚に注目
あるペンションに7人の俳優が集められた。目的は、人気劇団「水滸」の次回公演の主役オーディションである。 “外部との通信が遮断さ…
『エクスペンダブルズ』10年ぶり新作に感じる老いの影 俺たちのラングレンはまだイケる!
ストレスに苛まれた現代人は、みな数年に一度は『エクスペンダブルズ』シリーズを観てバカになるべきだ。 ぐちゃぐちゃになった頭を…
『劇場版 SPY×FAMILY』で“超人”となったヨル 『ニキータ』など名作の女殺し屋と比較
「『SPY×FAMILY』映画化」との報を受け、懸念したことがひとつある。それは、「お子様向けの作品になってしまうのではないか」…
『EVOL(イーヴォー)』は超能力版『俺たちに明日はない』だ 伊礼姫奈の鋭い目つきが絶品
一度でも「こんな世界、なくなってしまえばいい」と思ったことがある方は、『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』…
バカリズム×松田龍平による最高のコメディ 『ケンシロウによろしく』が“運命的に”面白い
「松田龍平なら大丈夫だ」 筆者は胸を撫で下ろした。 なにが大丈夫なのかと言うと、松田龍平なら、ジャスミン・ギュ原作『ケン…
『どうする家康』本多平八郎忠勝の武器は“地団駄”だ 山田裕貴のカッコよさと愛嬌を解説
ついに、本多平八郎忠勝が最終形態になった。 鹿角をあしらった大兜を被り、今まで屠った人間を弔うための大数珠を下げ、腰には死ん…
『キングダム 運命の炎』吉沢亮&大沢たかおのカリスマ性を堪能! 再現度の高さに大興奮
一日千秋の思いで待ち望んだ、シリーズ3作目『キングダム 運命の炎』が絶賛上映中だ。なにしろ2作目の『キングダム2 遥かなる大地へ…