音楽雑誌・書籍レビューの記事一覧

(41件)

音楽関連雑誌のレビュー記事。ヘッドライン情報を紹介しつつ、記事内容にも鋭く切り込みます。

『ロストエイジ20年史』坂本 希レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.10:坂本 希「音楽との向き合い方を、自分の意思で決めていきたい」

「...不安や葛藤は伝わるし、それを高揚に変えていくダイナミズムの作り方も見事。だからこそ、みんなそうでしょう、では心の奥に突き…

『ロストエイジ20年史』岡崎体育レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.9:岡崎体育「奈良の若手音楽家にとっての大きな場所」

「岡崎、おまえしょうもない曲ばっかやるなよ」  これは五味岳久氏と僕が知り合ってから2年ほどたったとき、彼の営むレコード屋…

『ロストエイジ20年史』福岡晃子レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.8:福岡晃子「この夢の続きへ」

「この夢の続きへ」  LOSTAGEとチャットモンチーは絡むことがほとんどなかったから、勝手に別々の時代を走ってると思い込んで…

『ロストエイジ20年史』劔樹人レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.7:劔樹人「仲間を増やし続ける旅の物語」

 私はLOSTAGE 五味岳久と同じ学年である。彼は奈良、私は大阪で、音楽活動を始めたのも同じような時期だ。   初めて会…

『ロストエイジ20年史』後藤正文レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.6:後藤正文「答えなき時代、正解のない荒野を歩む」

 音楽で飯を食うことについての悩みは尽きない。  良いものさえ作っていれば、いつか誰かが見つけてくれるだろうという希望を捨…

『ロストエイジ20年史』西村仁志(FEVER)レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.5:西村仁志(FEVER)「早くライブハウスで会いたい」

自分が好きになるアルバム(音源)は時間を忘れてあっという間に聞ける。あっという間に終わっている。  本でもそういう感覚がある、…

『ロストエイジ20年史』堺ファンダンゴ代表レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』レビューVol.4:加藤鶴一(堺ファンダンゴ)「転ぼうとも人生は面白い」

この本は、奈良を拠点として全国に発信し続けているロストエイジというバンドの歴史本だけに留まらない。この本には、今のこの混沌とした…

『ロストエイジ20年史』鹿野淳レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.3:鹿野淳「ロックという概念の“原点”が綴られている」

冒頭からこの国のロックシーン最重要期のドキュメンタリーを綴ったり、要所要所で出てくる邦楽ロックの脈略や転換期の話などからもわかる…

『ロストエイジ20年史』加藤修平(NOT WONK)レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.2:NOT WONK 加藤修平「生活という言葉の意味を問う」

 LOSTAGEというバンドを認識したときからLOSTAGEは3人だった。むしろ私にとっては初めから圧倒的にトリオの代表、N…

『ロストエイジ20年史』高橋美穂レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.1:高橋美穂 「私自身もまだ美しい夢を見ている」

とても面白い本だ。LOSTAGEという素晴らしいバンドの紆余曲折を知ることができるだけではなく、これからの時代、バンドはどう活動…

霊能作曲家が書いた寄書を読む

リスト、ベートーヴェン……霊界の楽聖たちの作品を代筆!? 音楽霊媒師が書き残した奇書を読む

まあ、奇書である。  1970年代に入ろうとする頃、一人のイギリス人女性にマスコミの注目が集まり始めた。名前はローズマリー・ブラ…

アゲハスプリングスの新しさとは

プロデューサー集団・アゲハスプリングスの新しさとは何か? その「社外秘マニュアル」を読む

玉井健二『人を振り向かせるプロデュースの力 クリエイター集団アゲハスプリングスの社外秘マニュアル』(リットーミュージック)  ア…