LOSTAGEの記事一覧

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01年に五味兄弟を中心に結成された奈良県出身の3ピース・ロック・バンド、LOSTAGE(旧表記:lostage)。現メンバーは、五味岳久(vo&b)、五味拓人(b)、岩城智和(dr)の3人。04年7月、<UK PROJECT>内に自身で立ち上げたレーベル<qoop music>よりデビュー・ミニ・アルバム『P.S.I miss you』をリリース。アルバム楽曲のクオリティの高さと日本人離れしたスケールの大きさに各方面から大絶賛を受ける。06年1月には満を持して1stアルバム『PLAY WITH ISOLATION』を発表。エモーショナル・パンク/ハードコア/グランジ/NYパンク/ポスト・ロックといった幅広い音楽性を吸収しつつ、芸術性の高いLOSTAGEでしか鳴らせないオリジナリティ溢れるサウンドを封じ込め、日本のロック・シーンの新たなムーブメントを予感させる作品となった。作品の評価も去ることながらライヴや大型フェスにおいても、圧倒的なパフォーマンスで毎回オーディエンスの度肝を抜いている。07年7月に<TOY'S FACTORY>より2ndアルバム『DRAMA』をリリース。サウンドの勢いそのままに全国ツアーを20本行い、東名阪のクアトロを廻る自主企画イベント『SHOWNEN TOUR』は、全会場ソールドアウトに終わる。08年1月には、7年間の歩みを共にした清水雅也(g)が脱退。2月より中野博教(g)が加わり、9月に2ndミニ・アルバム『脳にはビート 眠りには愛を』を、続いて09年3月には3rdアルバム『GO』を発表。それまでのサウンドやライヴ・パフォーマンスへの評価に加え、ソングライティングに対しても大きな評価を得ることになるが、同年12月には中野博教(g)がバンドから脱退。10年元旦、バンド表記を“LOSTAGE”に変更したのち、6月には自身のバンド名を冠した4thアルバム『LOSTAGE』をリリースし新たな進化へのスタートを切った。

書籍『ロストエイジ20年史』 大阪でトーク&弾き語りイベント開催

書籍『ロストエイジ20年史』、 大阪でトーク&弾き語りイベント開催 「#ロストエイジ20年史トークイベント」で質問も募集

株式会社blueprintより2月25日に発売した、ライター石井恵梨子氏によるLOSTAGEの20年の活動史を綴った書籍『僕等は…

『ロストエイジ20年史』鼎談 

五味岳久×中村明珍×石井恵梨子『ロストエイジ20年史』鼎談 小さな世界の変革から確かめる“自分自身の居場所”

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』は、LOSTAGEというロックバンドの歴史を振り返った書籍でありながら、音楽…

『ロストエイジ20年史』坂本 希レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.10:坂本 希「音楽との向き合い方を、自分の意思で決めていきたい」

「...不安や葛藤は伝わるし、それを高揚に変えていくダイナミズムの作り方も見事。だからこそ、みんなそうでしょう、では心の奥に突き…

『ロストエイジ20年史』岡崎体育レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.9:岡崎体育「奈良の若手音楽家にとっての大きな場所」

「岡崎、おまえしょうもない曲ばっかやるなよ」  これは五味岳久氏と僕が知り合ってから2年ほどたったとき、彼の営むレコード屋…

『ロストエイジ20年史』福岡晃子レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.8:福岡晃子「この夢の続きへ」

「この夢の続きへ」  LOSTAGEとチャットモンチーは絡むことがほとんどなかったから、勝手に別々の時代を走ってると思い込んで…

『ロストエイジ20年史』劔樹人レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.7:劔樹人「仲間を増やし続ける旅の物語」

 私はLOSTAGE 五味岳久と同じ学年である。彼は奈良、私は大阪で、音楽活動を始めたのも同じような時期だ。   初めて会…

『ロストエイジ20年史』後藤正文レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.6:後藤正文「答えなき時代、正解のない荒野を歩む」

 音楽で飯を食うことについての悩みは尽きない。  良いものさえ作っていれば、いつか誰かが見つけてくれるだろうという希望を捨…

『ロストエイジ20年史』西村仁志(FEVER)レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.5:西村仁志(FEVER)「早くライブハウスで会いたい」

自分が好きになるアルバム(音源)は時間を忘れてあっという間に聞ける。あっという間に終わっている。  本でもそういう感覚がある、…

『ロストエイジ20年史』堺ファンダンゴ代表レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』レビューVol.4:加藤鶴一(堺ファンダンゴ)「転ぼうとも人生は面白い」

この本は、奈良を拠点として全国に発信し続けているロストエイジというバンドの歴史本だけに留まらない。この本には、今のこの混沌とした…

『ロストエイジ20年史』鹿野淳レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.3:鹿野淳「ロックという概念の“原点”が綴られている」

冒頭からこの国のロックシーン最重要期のドキュメンタリーを綴ったり、要所要所で出てくる邦楽ロックの脈略や転換期の話などからもわかる…

『ロストエイジ20年史』加藤修平(NOT WONK)レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.2:NOT WONK 加藤修平「生活という言葉の意味を問う」

 LOSTAGEというバンドを認識したときからLOSTAGEは3人だった。むしろ私にとっては初めから圧倒的にトリオの代表、N…

『ロストエイジ20年史』高橋美穂レビュー

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』クロスレビューVol.1:高橋美穂 「私自身もまだ美しい夢を見ている」

とても面白い本だ。LOSTAGEという素晴らしいバンドの紆余曲折を知ることができるだけではなく、これからの時代、バンドはどう活動…