文芸の記事一覧

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村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』再考

村上春樹の小説は『ねじまき鳥クロニクル』以降に様相を変えたーーキャリア最重要作を再読する

村上春樹の代表作の一つであり、朝日新聞が実施した「識者が選ぶ平成時代に刊行された本のベスト30位」で10位となった小説を原作にし…

『ゲラゲラ』から考察する声優カルチャー

二次元キャラとライブエンタメの融合はどこまで進む? 小説版『GETUP! GETLIVE!』が示した可能性

文芸書の表紙が、ライトノベルのようなアニメ風のキャラクターが描かれているものになっていても、今はあまり驚かれないし忌避感も抱かれ…

文芸書週間ランキングの結果は?

直木賞『熱源』・芥川賞『背高泡立草』がワンツーフィニッシュ 文芸書週間ランキングを考察

週間ベストセラー【単行本 文芸書ランキング】(2月12日トーハン調べ) 1位『熱源』川越宗一 文藝春秋 2位『背高泡立草』古…

書店員が勧める「注目の新人作家」第2回

名物書店員がすすめる「“今”注目の新人作家」第2回:『犬のかたちをしているもの』『タイガー理髪店心中』『箱とキツネと、パイナップル』

渋谷センター街の入り口にある大盛堂書店で書店員を務める山本亮が、今注目の新人作家の作品をおすすめする連載。第2回である今回は、共…

藤ヶ谷太輔は三十代の色気をどう表現?

藤ヶ谷太輔、指先で表現する“三十代の色気” 小説『やめるときも、すこやかなるときも』の描写を読む

藤ヶ谷太輔主演シンドラ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ)が始まった。深い時間に始まる、落ち着いた大人のラブストー…

村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』を再考察

村上龍文学の金字塔『コインロッカー・ベイビーズ』から40年……カルチャーに与えた影響を再考察

1980年に『コインロッカー・ベイビーズ』が刊行されてから約40年が経った。村上龍の三作目の長編にして代表作であり、日本の文学の…

ラノベ週間ランキング分析

「魔法科高校の劣等生」「Fate」「このすば」……ラノベ週間ランキング、“スピンオフ作品”が上位席巻

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年1月6日~2020年1月12日・楽天ブックス調べ) 1位『魔法科高校の劣等生 司…

後藤由紀子書評連載 第2回

16匹の猫の表情に滲む、幸せな暮らしーー後藤由紀子が話題の猫本『京都西陣 町家に暮らす16匹の猫たち』を読む

愛猫たまと16匹の猫  ちょうど2か月前に愛猫たまが息を引き取りました。16歳なので寿命と言えば寿命。自分の中でも、家族の中で…

新たな出会いを感じる書籍5選

『ダブル SIDE A/SIDE B』『詳注 アリス』……新年おすすめ、新たな世界へと誘う新作書籍5選

新年を迎え、新たな世界へと誘ってくれる本のページを開きたい。そんな本好きのために、現役書店員に5冊の書籍をセレクト、紹介してもら…

年末年始の文芸書ベストセラー考察

年末年始の文芸書ベストセラー、伝統を更新するミステリー『medium 霊媒探偵城塚翡翠』と『魔眼の匣の殺人』に注目

週間ベストセラー【単行本 文芸書ランキング】(1月7日トーハン調べ) 1位『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』宮部みゆ…

書店員が勧める「注目の新人作家」第1回

名物書店員がすすめる「“今”注目の新人作家」第1回:『熊本くんの本棚』『結婚の奴』

渋谷センター街の入り口にある大盛堂書店で書店員を務める山本亮が、今注目の新人作家の作品をおすすめする。第1回は、セクシャル・マイ…

小林直己の“禎司”と小説の“禎司”の違い

小林直己が演じた“禎司”と小説の“禎司”の違いは? 原作『アースクエイクバード』を読む

現在、Netflixで公開中の『アースクエイクバード』は、日本在住経験のあるスザンナ・ジョーンズが2001年に書いた同名小説を原…

小説版『ひとよ』レビュー

小説版『ひとよ』から読み解く、タイトルに込められた3つの意味 家族のあり方に正解はあるのか?

家族のあるべき形とは? 母と兄弟の15年後を描く『ひとよ』  母が、自分たち兄弟のために暴力を振るう父を殺めた。自首する間際、…

キャラ小説としての『三体』

中国SF『三体』は理系が苦手でも楽しめる! キャラクター小説としての魅力を考察

私は理系科目が物凄く苦手だ。高校生のとき「上手くいってたら80点、失敗していても60点は取れてるな」と思った数学のテストで0点を…

異世界ラノベ、新潮流は“知識の活用”?

『本好きの下克上』『PUFF パイは異世界を救う』……異世界ラノベ、新潮流は“知識の活用”?

カルロ・ゼン『幼女戦記』、丸山くがね『オーバーロード』、暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を!』、長月達平『Re:ゼロから始める…

『Iの悲劇』が描き出す、悲劇と喜劇

限界集落を巡る、悲劇と喜劇のミステリー 米澤穂信『Iの悲劇』が問いかけるもの

Iの悲劇。「I」とは「愛」と思いきや、「Iターン」、つまり都市部から出身地とは別の地方に移り住もうとする人々のことを意味する。そ…

『異世界誕生 2006』が投げかけるもの

異世界転生へのアンチテーゼ小説? 伊藤ヒロ『異世界誕生 2006』が投げかけるもの

本書のタイトルを見て、現代の日本人が異世界に召喚されたり、転生したりする物語を思い出す人がいるかもしれない。だが、それは間違いだ…

『アイネクライネナハトムジーク』レビュー

伊坂幸太郎と斉藤和義、2人の“出会い”が生み出した『アイネクライネナハトムジーク』の面白さ

伊坂幸太郎による『アイネクライネナハトムジーク』は、ある出会いがなければこの世に生まれることがなかった連作短編集だ。その出会いと…

日本の子どもの読解力、本当に低下?

日本の子どもの読解力は本当に下がっている? 『AIに負けない子どもを育てる』の是非を問う

 「東ロボくん」のチャレンジと並行して、私は日本人の読解力についての大がかりな調査と分析を実施しました。そこでわかったのは驚…