文芸の記事一覧

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今村翔吾『じんかん』で松永久秀に注目

大河ドラマ再開が待ちきれない! 今村翔吾『じんかん』で松永久秀を追いかけよう

タイトルの「じんかん」とは人間のことであり、「人と人が織りなす間。つまりはこの世(p.114)」のことを指す。今村翔吾著『じんか…

「ビブリア古書堂」シリーズ最新刊堂々一位

「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ最新刊、堂々の1位に ラノベ週間ランキング

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年7月13日~2020年7月19日・Rakutenブックス調べ) 1位『ビブリア古…

中国SF文学『三体』ブーム、なぜ?

中国SF文学『三体II』はなぜブームとなったのか 文芸書週間ランキング

週間ベストセラー【単行本 文芸書ランキング】(7月7日トーハン調べ) 1位 『気がつけば、終着駅』 佐藤愛子 中央公論新社 …

京アニ発「KAエスマ文庫」が今アツい

京アニが「KAエスマ文庫」に力を注ぐ理由 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』誕生の背景

電撃文庫やファンタジア文庫、ヒーロー文庫など数あるライトノベルのレーベルの中で、独特の存在感を放っているのが、京都アニメーション…

平安ラブコメミステリー『探偵は御簾の中』

平安時代ならではのトリックに脱帽! 平安ラブコメミステリー『探偵は御簾の中』の面白さ

ライト文芸の時代小説で、一番、人気のある時代はどこか。戦国? 幕末? いやいや、平安時代である。女性向けのライト文芸では、小田菜…

『鬼滅の刃 風の道しるべ』レビュー

『鬼滅の刃』ノベライズはなぜ支持された? 新刊『風の道しるべ』から読み解く、スピンオフとの相性

『週刊少年ジャンプ』本誌で最終回を迎えてからも、『鬼滅の刃』の人気の勢いがとまらない。7月3日に発売された単行本21巻は、初版3…

宮内悠介、ハイブリッドな新作が誕生

『賭博黙示録カイジ』や『賭ケグルイ』にも通じるスリル! 宮内悠介が描くギャンブル文学『黄色い夜』の凄み

第156回芥川賞候補となった「カブールの園」で、アメリカにかつてあった日系人強制収容キャンプを描き、ニューヨークの少年少女が登場…

25年後の「SATC」描かれる現代の恋愛事情

SATCが帰ってきた! 『25年後のセックス・アンド・ザ・シティ』で描かれる現代の恋愛事情とは

 1994年FIFAワールドカップの開催国となったアメリカで、『週刊ニューヨーク・オブザーバー』に連載されたコラムが話題…

「とある」シリーズの面白さはキャラにあり

「とある」シリーズと無縁の人生を過ごすのはもったいない! 広大無辺な世界の入り口は、キャラの魅力にあり

6月のライトノベル売り場に積み上げられた、やたらと分厚い文庫が鎌池和馬による『とある魔術の禁書目録(インデックス) 外典書庫①』…

ラノベ新人賞出身作家の尖った作品が続々

『探偵はもう、死んでいる。』『竜と祭礼』……新時代を拓く、新人賞発の尖ったラノベたち

アニメ化で盛り上がった山口悟『乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(一迅社文庫アイリス)(以下・はめふら)…

ヒーローへの夢を諦めたモブ達へ捧ぐ

『涼宮ハルヒの憂鬱』に通じるモブ視点の物語 『同じクラスに何かの主人公がいる』が共感を誘う理由

いつかヒーローになって、世界を救う。子供の頃、こんなことを真剣に考えていた人は、意外と多いだろう。私も、そうなると信じていた。だ…

『鬼滅の刃』ロスに効く小説を読もう

『鬼滅の刃』ロスに効く、退魔の物語3選 『筺底のエルピス』『Cocoon 修羅の目覚め』『錆喰いビスコ』

人を喰う鬼たちを相手に、刀を振るい戦う鬼殺隊の活躍に魅了された吾峠呼世晴のマンガ『鬼滅の刃』。ライトノベルやエンターテインメント…

多和田葉子『星に仄めかされて』書評

日本が存在しない世界、移民となった女性は旅をする 多和田葉子『星に仄めかされて』が描き出す、越境の物語

この世界は現実なのか、夢なのか。神話や昔話の世界と地続きではあるが、描かれているのは、恐らく遠い未来の話。国も時代も超越した「言…

オカルト好きの有閑貴族が事件解決

交霊会で起こった奇妙な事件、貴族はどう解決する? 『有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿』が描き出す、イギリスのオカルト事情

ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた時代をヴィクトリア朝という。産業革命により、工業や文化が発展した、大英帝国の最盛期である…

『BNA』の前日譚『BNA ZERO』レビュー

アニメ『BNA』の世界はどのように生まれた? 前日譚『BNA ZERO』で明かされる、士郎とロゼ市長の過去

獣人と人間という、異なる種族が存在する世界を舞台にしたテレビアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』が、2020年4月からフジテレビの…

『保健室のアン・ウニョン先生』書評

Netflixドラマ原作『保健室のアン・ウニョン先生』 BB弾とおもちゃの剣で対峙する"邪悪なものたち"

記憶のなかの保健室は白くてあたたかい。たいていは校舎のなかでも特に日当たりのいい一角を与えられている。1階の奥、リノリウムの床を…

芝村裕吏「マジオペ」で描かれる近未来

ニートが戦闘指揮官に……「マージナル・オペレーション」は近未来のビジョンを描く ラノベ週間ランキング

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年5月18日~2020年5月24日・Rakutenブックス調べ) 1位『わたしの幸…

文芸書ランキングから見えてくる人の動き

『流浪の月』『ぼくイエ』は自粛の日々に“考える”機会を与える 文芸書週間ランキング

週間ベストセラー【単行本 文芸書ランキング】(5月12日トーハン調べ) 1位『流浪の月』凪良ゆう 東京創元社 2位『ぼく…

『オーバーライト』でグラフィティを考える

バンクシーはなぜアートと認められるのか? グラフィティの価値を問う『オーバーライト』の挑戦

アーティストのバンクシーが、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者を讃える作品を描いて評判になった。壁や道に勝手に描く…

オリンピック延期が物語に与えた影響とは

東京オリンピック延期は“物語の世界線”も変えたーー『東京ホロウアウト』は“今”読むべき小説だ

世界線が変わり、現実に即した物語が、一瞬にして虚構の世界の物語に変容することがある。もっとも最近の例でいえば、東京オリンピックを…

『逆ソクラテス』は伊坂幸太郎の新境地

伊坂幸太郎『逆ソクラテス』はなぜ小学生を主人公に? 伊坂ワールドの新境地を読む

「僕はそうは思わない」  この簡単な言葉が、自分を守る武器になり、時に笑みを誘いもする。伊坂幸太郎の短編集『逆ソクラテス』の表…

3月期月間ベストセラー時評

『流浪の月』が描く、人と人の濃密な関係性 4月期月間ベストセラー時評

4月期月間ベストセラー【総合】ランキング(トーハン調べ) 1位『池田大作先生指導集 幸福の花束(3)』創価学会婦人部 編 聖…

「防振り」はガラパゴス化によって生まれた

「防振り」はガラパゴス化で生まれた? 独自の進化を遂げた小説ジャンル「VRMMO」の系譜

「ガラパゴス化」というビジネス用語がある。孤立した環境で独自に進化した状況を指す。結果的に巨大な市場と乖離してしまうため、ビジネ…