作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『ショーシャンクの空に』はいかにして“名作”となったのか 今こそ沁みるラストシーン
スティーヴン・キングはホラーだけの作家にあらず。そのイメージを初めて映画ファンにもたらしたのは、青春映画の金字塔となった『スタン…
『ラジエーションハウス』を劇場版として描いた意義 シネスコに映える“決めショット”
テレビドラマの劇場版は、テレビドラマの時よりもスケールアップした“映画らしい”ものであるべきか否か。2020年以降に急激に増加し…
『E.T.』はなぜ全世界を熱狂させたのか 今こそ観てほしい、CGではない“そこにいる”E.T.
昨今では劇場公開された新作映画は、わずか数カ月後にはBlu-ray&DVD化されるし、場合によってはソフト化よりも早く配信サイト…
もしも1日だけ違う自分になれたら? 『ローマの休日』が描く、王女とジョーの“特別な日”
もしも、たった1日だけでいいから違う自分になることができたら……。もしも、たった1日だけでもいいから違う人生を生きることができる…
【ネタバレあり】『ドクター・ストレンジMoM』が揺るがしかねないMCUの世界観
マーベル・コミックのなかでも、神秘の力で魔術を操る異色のヒーローの活躍を映画化した、『ドクター・ストレンジ』(2016年)。6年…
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が体現したアメコミの自由さ
魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)のところに並行宇宙(マルチバース)をまたぐ大トラブルが舞い込んでくる。…
ソル・ギョング、パク・ヘス、池内博之ら共演 『夜叉 -容赦なき工作戦-』のスリリングさ
Netflixで配信されている韓国のスパイアクション映画『夜叉 -容赦なき工作戦-』は、現在のアジア圏の娯楽映画において、様々な…
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』にみるトム・クルーズのサービス精神
1996年から続く人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』の5作目にあたるのが、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイショ…
1回だけでは消化しきれない? サム・ライミ映画となった『ドクター・ストレンジMoM』
※本稿はネタバレを避けたレビューとなります。 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(以下、『ドクター・ス…
『劇場版 Free!』に込められた“感謝”の思い 観客の心を動かす京都アニメーションの信念
「思いを繋げる」 『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編を観終わった後に、真っ先に脳裏に浮かんだ言葉…
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』に詰まった継承と革新
「『映画クレヨンしんちゃん』は、日本屈指の社会派作品揃いである」 そう断言したら、普段アニメを観ない方にはもしかしたらキョト…
『私ときどきレッサーパンダ』で広がる理解の輪 “いい子”を目指したすべての女の子の物語
「控えめに言って“地獄”!」と思わず叫びながら背中を痒きむしりたくなるような前半から、「うんうん、そうだそうだ」と胸がすくような…
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は前作からの“強くてニューゲーム” 俳優陣の名演が光る
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年)は、1995年から続く人気シリーズの3作目となる作品だ。「ボードゲームで遊んでいる…
最旬2大女優のガールズムービー! 『ラストナイト・イン・ソーホー』が描く、現実と夢
ホラー、SF、アクションなど、これまで様々なジャンルの作品を手掛けてきたエドガー・ライト監督。『ラストナイト・イン・ソーホー』は…
『名探偵コナン』でしかできない離れ業 “渋谷映画”となった『ハロウィンの花嫁』
今年の劇場版『名探偵コナン』のタイトルは『ハロウィンの花嫁』と、これまでの作品群のなかでもかなりピンポイントな季節性を有している…
『ダンブルドアの秘密』であらわになった、『ファンタビ』シリーズに内在していた問題
J・K・ローリングがオリジナル脚本を務める、『ハリー・ポッター』シリーズの作品世界を共有した映画『ファンタスティック・ビースト』…
『ミューン 月の守護者の伝説』子供も大人も魅了するハイブリッドな現代的アニメーション
近年、アメリカと日本以外の様々な国で制作されたアニメーション映画を観られる機会が国内でも増えてきた。2022年も『シチリアを征服…
レオス・カラックスが見出した、観客の感情との確かな接点 『アネット』で新たな境地へ
映画界に存在する伝説的な存在の一人である、レオス・カラックス。フランスで10代より映画批評家として活躍し、20代から30代のはじ…
菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか?
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(後編)/唯一オスカーを受賞したジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか? 前編:…
ギレルモ・デル・トロからの真摯な警鐘 『ナイトメア・アリー』が現代に映画化された意義
半魚人、妖精、悪魔の子など、さまざまなモンスター/クリーチャーを描いてきたギレルモ・デル・トロ監督。そんな彼が、人間の“内なる怪…
ライアン・レイノルズの魅力が凝縮された『アダム&アダム』 バディものの新たな代表作に
『フリー・ガイ』が記憶に新しいライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督が再びタッグを組んだ『アダム&アダム』がNetflixで…
吸血鬼映画としての側面も 『モービウス』が垣間見せた今後のシリーズのさらなる可能性
映画会社が異なるという“大人の事情”を乗り越え、双方の作品のキャラクターたちがともに活躍するという、夢のコラボレーションを果たし…
『ファンタビ』第2作は最新作を読み解くヒントに グリンデルバルドが放つ奥深い魅力
今こそ、謎のヴェールに包まれた魔法界の扉を開ける時――。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が公開され、いよいよ…
『SING/シング:ネクストステージ』にみるシリーズ人気の理由 娯楽産業の抗い難い魔力
ユニバーサル・ピクチャーズ傘下のアニメ製作会社「イルミネーション」の劇場作品の一つとして多くの観客を魅了、予想を超える評価を獲得…
『親愛なる同志たちへ』に凝縮された国家と個人の戦い “ミクロな物語”を知る大切さ
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから1カ月以上が過ぎた。この間、私たちはロシアとはどういう国家なのかを改めて考えざるを得なく…
観客を魔法界に引き込むクリエーション 『ファンタビ』第1作は音楽&衣装デザインに注目
日本中が魔法にかかった『ハリー・ポッター』から20年。新たな魔法界で繰り広げられる物語が、ふたたび人々を魅了している。 『ハ…
爆発、ブチギレ、コテコテのギャグ 『アンビュランス』はマイケル・ベイ円熟期の快作だ!
走れ光速のベイやん救急車~♪ というわけで『アンビュランス』(2022年)だ。とある兄弟が銀行強盗でミスって救急車を乗っ取って、…
『私ときどきレッサーパンダ』が問いかける自分らしさ 思春期の変化には誰もが共感
ディズニープラスで配信中のアニメーション作品『私ときどきレッサーパンダ』。ディズニー&ピクサーの最新作で、監督は短編アニメーショ…
前作を越えた『SING/シング:ネクストステージ』 ファミリー層を虜にする選曲のセンス
現在公開中の『SING/シング:ネクストステージ』が好調だ。 実は筆者はあまり期待せずに一足先に試写会で鑑賞したのだが、あま…
負のグルーヴ感に満ちた150分の地獄めぐり 最後まで目が離せない『ナイトメア・アリー』
酒と泪と男と女。『ナイトメア・アリー』(2021年)は、そういう映画である。ワケあり男スタン(ブラッドリー・クーパー)は、たまた…
『ドラえもん』が映画館に帰ってきた喜び 子供も大人も虜にする作画と映像表現
今や、日本で最高峰の作画・映像表現をほこるアニメ映画の1つが『ドラえもん』シリーズだ。というと、少し驚きの声もあがるだろうか。だ…







































